佐藤さんのワーク・ライフ・バランス

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佐藤 桂子さん

インタビュー連載 第4回

今月のサロネーゼは、東京都港区、麻布十番のご自宅で『佐藤桂子クッキングサロン』を主宰する佐藤桂子さん。フランス、イタリア、アメリカ料理を中心に、旬の食材を使った簡単で華やか、でも家庭で気軽に作れるおもてなし料理を教えていらっしゃいます。レッスンは、豊富な海外生活経験から生まれるセンスやしっかり培った料理の技術をくつろぎの空間で学べると大好評。最終回の今回はレッスン後に伺ったインタビュー後半をお届けします。

掲載日:2011/1/31(月)

 
 

お片付け不要は一例。リピートしたくなる工夫

――『佐藤桂子クッキングサロン』では、生徒さんはお片付け不要なんですね。

佐藤さん そうなんです。普段家事をしている主婦の方やお仕事で頑張っている方にも、なるべく負担なく、レッスンを楽しんでいただきたいなと思いまして。

生徒さんはお皿洗いもお手伝いも不要です。

――それは嬉しい工夫です。レッスンはデモンストレーション形式ですね。

佐藤さん はい、今日の飾巻きずし講座などは実習ですが、レシピの作り方を全部確認していただきたいので基本的にはデモンストレーション形式です。

お料理初心者の方にも安心して参加していただけます。


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――レッスンを拝見して、説明がとてもわかりやすいことにも感動しました。

佐藤さん そうですか!?ありがとうございます~。
自分ではわからないのですが・・。

実は以前、クッキングスクールの講師をしていたことがあるんです。
その時に体得したのかもしれませんね。

――レシピもとてもわかりやすいです。ロゴも入っておしゃれですね。

佐藤さん ありがとうございます。レシピは、家で再現してもらいやすいようになるべく簡単になるように工夫しています。

何回も試作してご紹介しているレシピですが、生徒さんに「家で作っておいしかったです」と言っていただけると、とっても嬉しいです。

――他にも、生徒さんがレッスンを楽しめるように心配りされていることを終始感じました。
 

 

自宅料理サロンの注意点

――ところで自宅料理サロンはご自宅に人を招くわけですが、その点で注意されていることはありますか?

佐藤さん そうですね・・うーん、特にないかもしれません、もっと注意しなければいけないのかもしれませんが(笑)。

あえてあげれば、例えば初めてお申し込みくださった方は、まず住所、お名前、お電話番号をかならず伺い、参加費を事前振込していただくようにしています。
そして振込確認後、地図とパンフレットを郵送しています。


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――これまで何かトラブルなどありましたか?

佐藤さん おかげさまで大きなトラブルはないのですが・・一度、以前の家で開催していたときに、寝室から出ていらした方がいらっしゃって驚きました(笑)

トイレを探していた・・とのことだったのですが、プライベート空間とレッスン空間は分けてはいたのですが、生徒さんにご協力いただく工夫は必要だと思いました。

 

 

継続の秘訣はマラソン!?

――もう6年も続けていらっしゃるとのこと、素晴らしいです。同じように自宅料理サロンを開きたい方へアドバイスをお願いします。?

佐藤さん そうですね・・私も独身、結婚、妊娠、子育てを経験しましたが、女性の人生っていろいろ変化がありますよね。

なかなか以前と同じように企業に勤めたり、同じペースで仕事をするのはやはり大変なことが多いです。

でも、自分のペースを考えながらできる自宅料理サロンは、女性にとってとても良いのではないかな、と思います。

――共感します。無理をしないのも継続の秘訣かもしれませんね。

佐藤さん そうですね。継続の秘訣は、あとはやはり健康であることでしょうか。
レッスンの日に倒れるわけにはいかないですから(笑)。主宰者は健康が大事です。 


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――体調管理も重要ですね。そういえばマラソンをしていらっしゃるとか!?

佐藤さん あーそうなんです!フルマラソンにも出ますよ。
これまでの最高順位は、女子の6位でした。

――それはすごい、本格的ですね。

佐藤さん 運動しているからこそごはんがおいしいんです!
なーんて、食べるのが大好きなので、健康もですが、ダイエットを心掛けないといけないんです(笑)

――小さなお子さんがいて、料理サロンを主宰して、フルマラソンにも出場して・・尊敬します!

 

これからの夢

――すでに企業にレシピ提供をするなど、教室外のご活動も多いようですが、佐藤さんのこれから叶えたい夢は?

佐藤さん そうですね・・これからも食に関わることを続けていきたいですね。仕事の幅も広げたいですし、外部での講師などもしていきたいです。

プライベートでは子供の受験もありますので、バランスを取りながらですが。


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――ご自分のスタンスをしっかり持っていらっしゃり素敵です。そんな佐藤さんにとってキッチンとは?

佐藤さん
 「食が生まれる場所」であり、「人と人のつながりが生まれる場所」でもある、大切な場所だと思います。

そして、よりつながりを強める場所、そう思います。

―― 食の分野で活躍する佐藤さんの人生の真ん中にあるのも、もしかしてキッチンかもしれませんね。今日は本当にありがとうございました!

佐藤さん こちらこそありがとうございました!


豊富な海外生活、数々の料理修業、そして結婚・子育てなど様々な体験が活かされた佐藤さんならではのレッスンは、生徒さんにとって心豊かな時間に違いありません。今後ますますのご活躍がとても楽しみです。

(おわり)

 

 


インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=菊池友理
 

 

プロフィール

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佐藤 桂子さん

料理研究家
佐藤桂子クッキングサロン主宰

OL生活を経て、大好きなフランス料理の勉強をするためにル・コルドン・ブルー東京校にて料理などを学び、お料理、お菓子のグランドディプロマ修了。
その他、ル・コルドン・ブルーパリ校、ル・ノートル パリ校、短期研修を重ねる。その後、都内のクッキングスクール講師、外食業界のメニュー開発、食品会社、料理学校のレシピ制作、アメリカNYと日本で料理教室開催、また海外ではおすしをはじめとする日本料理の指導に携わる。
現在、麻布十番の自宅サロンで料理教室を主宰する。海外生活や旅行を通し、食卓と料理でくつろぎの空間を演出する。

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レシピ

豆乳カステラ

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材料(16cmの四方型1個分)

たまご…3個
強力粉…110g
三温糖…90g(メレンゲ用)
三温糖…50g(卵黄用)
はちみつ…大さじ1+1/2
豆乳…50cc
みりん…60cc
菜種油…大さじ2
三温糖…適量
 

作り方
  • みりんは半分の量になるまで煮切る。はちみつ、豆乳、みりんと菜種油は合わせておく。
  • 卵は卵白と卵黄にわける。ボールに卵白を入れて、三温糖を加えてメレンゲをつくる。
  • 別のボールに卵黄と三温糖を入れ、よく混ぜ合わせ、②の卵白メレンゲをくわえて混ぜる。
  • ③へ①、ふるいにかけた強力粉を加え、さっくりとあわせる。
  • 型の底へ三温糖を散らし、上に④の生地を流し込み、表面をならす。
  • 160℃に温めたオーブンで30分~40分焼く。竹串を刺して何もついてこなければ、焼き上がり。網にのせ、網ごとビニール袋に入れ、粗熱が取れるまで冷蔵庫で冷やす。