取材の日は“おもてなしレッスン”が開催されました。
最初に、今日作るメニューの詳細を生徒さんに伝えていきます。
なぜこの味付けにしたのか、他にどんな味付けならおいしいのか、どんなドレッシングにアレンジできるのかなど、情報盛りだくさん。この段階で調理のポイントも分かりやすく教えてくれるので安心です。

分かりやすく丁寧な説明がお教室に響きわたります

この日のレッスンは、夏ならではの「さっぱり」だけでなく、スパイシーで食べ応えのあるメニューを提案。
レシピは
・ホタテと茄子のタルタル・ヴェリーヌ仕立て
・柴漬けのポテトサラダ
・オクラとチーズのスティック春巻き
・ズッキーニと生ハムのロール
・フレッシュトマトのカチャトーラ
・メロンのデセール・ヨーグルトのアイス
の計6品。

見た目も華やかな前菜

メイン料理はボリュームたっぷり

デザートは、食卓に並ぶとわくわくするメロンで

一通り説明が終わったら、いよいよ作業の開始。
エトワールのお教室は衛生面に配慮したデモンストレーション型です。

調理中もひとつひとつ丁寧にコツを伝えていきます

先生が事前に準備した食材、簡潔な説明、そして洗練された調理で、スムーズにレッスンが進んで行きます。生徒さんも真剣にメモをとっていて、厳かな雰囲気かと思いきや、お教室は和気あいあいとした和やかムード。生徒さんからの質問もたくさん飛び出し派生したお話は、いつしか唐揚げ作りのコツに！（笑）
レッスンメニューではない唐揚げでしたが、自分のレシピをどんどん公開していく先生。生徒さんからも「うちはこんな風にしているよ」と声が上がり、皆さんの情報共有の場にもなっていました。

更に、この日のパンには先生お手製のイチゴバターが添えられたのですが、あまりの美味しさに皆さん作り方に興味津々！生徒さんのその食いつきを見て、すかさず作り方と分量を伝えた先生。みなさん真剣にメモをとっていました。
レッスンレシピにとらわれず、生徒さんが興味をもったことを敏感に察知し、惜しげもなく情報を披露する。そんな一連の行動も、生徒さんに楽しんで帰っていただきたいという先生の心が表れているのだなと感じました。

非日常を味わう贅沢な時間を

最後は先生のレクチャーを受けながら皆さんで盛付けて、いよいよ試食。

お皿に並んだ前菜はかわいくて華やか

ドリンクも、単にお水ではなくスパークリングウオーター。この日はたまたまリンゴジュースがあったそうで、リンゴジュースを加えています。食事をしながら好きな話に花を咲かせるこの贅沢な時間は、いくつになっても女性には必要不可欠。こういう時間があるからこそ、日常が頑張れる、かけがえのない時間なように感じます。

楽しい話題に花を咲かせたレッスン

生徒さんたちは終始笑顔で、とってもお教室に満足されている様子。先生の“皆さんに楽しんでほしい”という気持ちが、和やかで楽しいお教室を作り上げているのだなと感じました。
次回からは木村先生へお教室運営についてのインタビューです。どうぞお楽しみに。

ディレクション：株式会社COOK ART
インタビュー：太田 えり
撮影：伊藤　裕司