予約の取れない自宅教室
~人気レッスンの魅力をレポート~

『ラ・ミア・ターボラ』三橋弘子さん

三橋弘子さん

山形県山形市にて、イタリア料理のお教室「ラ・ミア・ターボラ」を主宰している三橋弘子さん。
ラ・ミア・ターボラは、先生自身がイタリア在住時代にホテル学校や料理教室で学んだ知識と技術を生かした本場の味わいが特徴。イタリアの家庭料理やお菓子をレッスンしています。
今回は、ラ・ミア・ターボラのレッスンレポートおよび三橋先生のお話を4回にわたってお届けします。

掲載日:2023/10/10(火)

 

愛情たっぷりの素材をふんだんに

取材の日は“イタリアの家庭料理”レッスンが開催されました。

この日のメニューは
・レンズ豆のヘルシーサラダ
・シラスと青海苔のペペロンチーノ
・秋鮭のムニエル・アーモンドとケッパーのレモンソース
・シチリア風カッサータ~バタフライピーのゼリー添え~
・きゅうりのスープ
のラインナップ。

レンズ豆のヘルシーサラダ

シラスと青海苔のペペロンチーノ

秋鮭のムニエル・アーモンドとケッパーのレモンソース

シチリア風カッサータ~バタフライピーのゼリー添え~

きゅうりのスープ

生徒さんが揃ったら、まずはティータイム。
ハーブティーのこだわりをお話しながら最初に乾杯するスタイルは、「これからレッスンが始まるんだ!」と生徒さんの気持ちがワクワクしていく演出。その流れで行われるレシピの説明は、下処理や手順の説明だけでなく、イタリアの家庭での話や、日本との違いなど、三橋先生ならではのお話が満載です。

途中、
「付け合わせはご近所の農家さんから頂いたもので。」
と三橋先生。
なんと三橋先生のお教室では、生徒さんやご近所さんがおすそ分けしてくれた珍しい地元の野菜を使用することが多々あるそう!
この日急きょ追加になったスープも、ご近所さんからきゅうりを頂いたので、と生徒さんに説明していきます。他にも、秋鮭のムニエルで使用するローズマリーは三橋先生の自家製。
おすそ分けだったり、三橋先生自身が育てていたり、素材から愛着がわいてきます。

色々な人の愛情がこもった沢山の野菜たち

 

生徒さんを「見守る」レッスン

レッスンがスタートすると、まずは三橋先生が見本を見せ、その後生徒さんが作業を真似て進行。生徒さんが作業している間は、手を出しすぎずに調理を見守ります。
後ろから様子を見ながら、苦手にしているところを察知してコツを丁寧に伝えていきます。
「レッスン中は心遣いも気を付けている」と言っていた三橋先生。見守りながらそっと教えていくそのスタイルに、その心意気が反映されています。

素材を切ったり、炒めたり、混ぜ合わせたり…生徒さんがそれぞれ、様々な役割をもって料理がどんどん進んで行きます。盛付けも同時進行で、先生と生徒さん同士の連係プレーが随所に光っていました!
作業中もおしゃべりをしながらの和気あいあいとしたムードで、その楽しげな雰囲気は「料理が楽しい!」という気持ちを一層引き立ててくれそう。

皆さんで一丸となって料理が完成していきます

さらに調理の途中、味見を数回行うことも、ラ・ミア・ターボラの特徴。
「これ味見してみて」と生徒さんに味を確かめてもらいます。
味見をすることで一層料理の解像度も上がり、お家に帰って作る際も再現がしやすそう。
何より、
「このままでも美味しい!もっと食べたい!」
と、レッスン中に生徒さんのテンションが上がってとても楽しそうでした。

楽しいエンターテイメントのようなレッスン

完成したら、実食。
イタリアでは1品ずつ出てきますが、ここは日本。
生徒さんが楽しく食べられることを最優先して、一斉に並べて食していきます。好きなものを好きな時に。イタリア式を踏襲しながらも、こだわりすぎず、「生徒さんが心地よく過ごせるお教室」を一番に考えているレッスンでした。

テーブルを囲んでお話に花を咲かせます

三橋先生のお教室は、生徒さんが「料理が楽しい!」と思える工夫が随所に散りばめられていました。「お教室が楽しいんです!」と皆さんが口を揃えて仰っていたことも納得です。次回は三橋先生へのインタビュー前半です。どうぞお楽しみに。

ディレクション:株式会社COOK ART
インタビュー:太田 えり
撮影:岡崎 真人

 

人気教室の先生へ質問!

・レッスン中心がけていることは?
A.教室内では来てくださる方誰もが、気持ちよく過ごしていただけるように、言葉遣いや心遣いなどを心がけております。

・どんな生徒さんが多いですか?
A.40代以上の主婦の方、お休みの日は20代~幅広い年代のお仕事をされている方が来られます。
男性の方も生徒さんにいらっしゃいます。

・1回のレッスンで学ぶメニュー数は?
A.アンティパスト・プリモピアット・セコンドピアット・ドルチェの4品です。

・初めて通ってみたい方へ、持参するものは何ですか?
A. エプロンと筆記用具をお持ちください。

・先生にとってお教室とは?
A.なくてはならない存在です。

・今も勉強していることはありますか?
A.InstagramやFacebookなどに投稿するきれいな写真が撮れるように勉強中です。
お教室のために、人気のあるシェフや料理家の方々のお教室に通うようにしています。

・キッチンの使い勝手で工夫していることは?
A.リフォームして作った、人工大理石の大きな作業台のおかげで、とても作業がしやすくなりました。

プロフィール

日本野菜ソムリエ協会認定料理教室。
ハーブコーディネーター。
イタリア料理教室ラ・ミア・ターボラ主宰。
かほくイタリア野菜研究会アンバサダー

La mia tavola
私の食卓と云う意味のイタリア語です。
イタリアトスカーナ地方フィレンツェ、ペルージア、ミラノで5年間在住。
その間ミラノ郊外にあるホテル学校に1年間在籍し、イタリア料理の基礎を学ぶ。
その後ミラノにてイタリア人のマンマ、フランス人のマンマから家庭料理を学ぶ。
手軽に出来て、美味しい家庭料理の魅力を皆さんに知って頂きたいと15年前から少人数の
自宅での教室を主宰。
各種イベント。レシピ開発。講演会。
くらしの知恵レシピ掲載。山形コミュニティ新聞レシピ掲載。

サロン情報

活動内容

東北電力:IH 料理教室、イベント講師。
山形ガス:料理教室講師。
かほくイタリア野菜研究会メニュー開発、料理教室。
山形県 第六次産業化 農産品メニュー開発。

ジャンル:

料理・食育・食材 :

イタリアン
ハーブ
パン・スイーツ :

パン
洋菓子
飲み物 :

おもてなし・作法・美容 :

フラワー :

整理収納・お手入れ・防災 :

インテリア・アロマ・カラー :

クラフト・デコレーション :

その他 :

サロン特長:
初心者歓迎
平日開催
土日開催
少人数制(6人以下)
お一人様歓迎

所在地:

山形県 山形市

ホームページ

http://mammahiroko.jugem.jp/

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