――お教室をする上で、気を付けている事はありますか？

生徒さんがレッスンを楽しめるよう、メンバーの組み合わせは考えていますね。
おもてなしのレッスンでは別のグループだとしても、「きっと相性が良いだろうな」と思ったらウェルビーイングのレッスンでは一緒のグループにしてみたりして。「この人とこの人は合いそうだな」と思ったら、生徒さん同士の繋がりをイメージしてグループを組むようにしています。

仲良くなれそうな生徒さん同士を一緒のレッスン日にしています

そこは生徒さんも感じてくれているようで、例えばレッスン日の振替をお願いされる時も、「先生なら自分の合ったところに入れてくれるから安心」と言われます。一人だけポツン、なんて寂しいことは私が嫌なので。ですので、初めましての方でも安心して、楽しくレッスンに来てほしいなって思っています。

――すごい、レッスンが始まる前から先生のおもてなしが満載ですね。

みなさんでご飯を食べながら、気兼ねなくおしゃべりしてもらえるのが嬉しいんです。そもそもお教室にそんなに決まりを作っていないので、キッチリ頑張りましょう！ではなく、ゆるゆると楽しんでほしいなと思っています。だからどのグループも、比較的賑やかで。
レッスングループによっては、レッスン時間過ぎて来られる方とか、逆に時間厳守な方とか、本当に特色が様々。私としては、それもOKという感じで、臨機応変にやっています。

どのグループも賑やかで楽し気です！

――先生の寛容なスタイルが、生徒さんも行きやすいのでしょうね。

若い時はプライベートのお友達もたくさんいらっしゃると思いますが、シニア世代になると中々お友達を作ることも難しいし、集まれる場所もないんですよね。でも、やっぱりみんなで集まってワイワイするってどの世代にとってもすごく大事だなと思っています。だから、そういう方々にとって「ファミーユ ド ジュンコ」が３か月に１回集まれる、生徒さんにとって“楽しい場所”であれるなら嬉しいなと思っています。

楽しい場所＝「ファミーユ ド ジュンコ」であれたらと願って。

多拠点に自分のサロンを展開していきたい

――今後の展望や将来の夢はありますか？

今のお教室は、体力が続く限りできたらいいなって思っていますし、お声がけいただける限りずっと雑誌のレシピ掲載もやっていけたら良いなと思っています。
それとは別に、長年ずっと作り続けてきたレシピが、料理本という形で出版出来たらいいなという思いがあります。

あとは、自分のサロンを富山市内に出したいなという願望があります。もう60歳をすぎていますが、体力には自信があって。お友達がいる関係や学びのために東京にもよく行きますし、ゆくゆくは富山だけじゃなくて、東京にもサロンが持てたらいいなと思います！

人とお料理が大好きな畠山先生

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エネルギッシュで常に笑顔。そして常に生徒さんのことを考える姿勢と、料理への情熱。魅力満載な畠山先生に生徒さんが殺到するのも納得です。ありがとうございました。

ディレクション：株式会社COOK ART
インタビュー：太田 えり
撮影：横井　弘幸