『ファミーユ ド ジュンコ』畠山順子さん
料理教室のためだけのレッスンルーム
取材の日は“おもてなし料理クラス”が開催されました。
まずは生徒さんにウェルカムドリンクを用意。談笑を交え、レッスンが始まる前にリラックスしたムードを作り上げていきます。
この日のメニューは
・オレンジと人参マリネ
・野菜ブーケ
・とろとろ卵
・赤パプリカスープ
・ツナリエット
・しらすと松の実
・サーモンタルタルミルフィーユ仕立て
・玉ねぎベーコンコンテのケークサレ マイクロリーフサラダ
・ポークロールトマト煮込み アスパラ添え
・白海老とホタテの海鮮冷製うどん
・チーズテリーヌ
・蜂蜜レモン
の豪華ラインナップです。
フィンガーフード
サーモンタルタルミルフィーユ仕立て
玉ねぎベーコンコンテのケークサレ
ポークロールトマト煮込み アスパラ添え
白海老と帆立の海鮮冷製うどん
チーズテリーヌ
おもてなし料理のレッスンは、デモンストレーション型。
まずはレシピを生徒さんに共有します。使用する調味料や食材の購入先も明記されていて、「どこに売っているんだろう?」と生徒さんが悩むことなく、自宅で習った味を再現できるようになっています。
畠山先生のレッスン場所は、ご自宅の一角を料理教室専用にリフォームしており、完全にお料理教室のためだけに設えられている場所。
一番の驚きは、2台完備されたシステムキッチン。「生徒さんがやりやすいかなと思って」と、2台導入されたそう。
2台のシステムキッチンを常設
真ん中にカウンターを置いて向き合うタイプのシステムキッチンは広々としており、畠山先生の調理を見学する際にも、皆さんとても見やすそうに集まっていました。もちろん使い勝手も兼ねそろえていて、皆さんで食器を洗うときは2台のシンクが大活躍。スムーズにレッスンが進んで行く様子が見られました。
広々としたシンクは生徒さんにとっても使い勝手抜群
食べる事への期待がどんどん膨らんでいくお料理たち
畠山先生が調理したものに加え、既に用意されていたお料理たちを並べていよいよ盛付け。
きれいに見えるお皿、きれいに見える盛付け方など、ひとつひとつ実演しながら伝えていきます。
例えば“野菜ブーケ“は、お野菜が花束に見えるよう、盛り付けていく野菜の順番から指南。それを受け、今度は生徒さんたちがそれぞれ盛付けを行っていきますが、「本当に花束みたい!」と歓声が上がっていました。
お野菜の盛付けも華やかに。
テーブルに並べられたお料理は、テーブルコーディネートとの相乗効果で一層華やかに彩られます。
まずは前菜がテーブルを彩ります
おもてなし料理レッスンの試食は、コース仕立て。
前菜に始まり、最後のデザートまで全て畠山先生がサービングします。
先ほど着飾られたお料理たちは、今度はひとりひとりのテーブルにセッティングし直され、サービング後に追加の飾りやソースで更にお皿を彩っていきます。
どんどん華やかになっていくお皿を見るその過程で、食べる事への期待値がどんどん高まっていき、心がワクワクしてくるような感覚に。まさに「おもてなし料理」の神髄だなと感動しました。
目の前に並ぶと、一層のワクワク感が。
優雅なBGMも流れ、各々話に花が咲き、生徒さんはのんびりとした心地よい時間を過ごします。この“時間”を楽しみに来ている方も多いのだろうなと感じました。
随所に「おもてなし」が見受けられる、穏やかで優雅なレッスンでした。
「ファミーユ ド ジュンコ」で過ごす心地の良い時間。
「生徒さんに喜んでもらいたい」「レッスンを楽しんでほしい」畠山先生の気持ちが随所に現れる、心のこもったレッスン時間でした。次回からは先生へのインタビューです。どうぞお楽しみに。
ディレクション:株式会社COOK ART
インタビュー:太田 えり
撮影:横井 弘幸
人気教室の先生へ質問!
・料理に興味を持ちだしたのはいつ頃ですか?
A.独身の頃から興味はありましたが、結婚して子供ができ、ママ友と一緒に料理を作ったころ。
・今も勉強していることはありますか?
A.シェフの料理教室やイベントに参加したり、お店でプロの味を楽しんでいます。コロナ前はパリや台湾での料理レッスンに参加していました。
北鎌倉ボアメ―ザで「蒸しいためマイスター」取得見込み。
・人気の高いレッスンメニューは?
A.簡単にできて、家ですぐに再現できる料理(蒸し炒めなど)。
・レッスン中心がけていることは?
A.生徒さんに喜んでもらえることが一番ですが、生徒さんの貴重な時間を有効的にするため、説明だけの料理はあらかじめ作りデモンストレーションは時間の無駄をなくすため料理の下準備をします。他にも衛生面は気を付けており、生肉・生魚の扱いは清潔にしてボウルは必ず使い分ける事や、味見でも1回使ったスプーンは使用しないなどしています。
・先生にとって教室はどんな存在ですか?
A.料理と人が好きなので、私のすべてです。
・集客はどのような工夫をされていますか?
A. 口コミが多いです。参加された生徒さんがお誘いしてくれたり、あとはインスタでお申し込みがあります。
・サロンを主宰してよかったことは?
A.① 生徒さんの喜ぶ顔や楽しんで参加してくれる姿が見られること。参加していただけることが私の励みになり、生徒さんがいるから新しい料理メニューつくりが出来ますし、人生が楽しくなりました。
② 生徒さんと料理教室以外で食事したり出かけたりできていること。
③ 食のアンテナを常にはっているので、美味し食の出会いがあります。
・キッチンの使い勝手で工夫していることは?
A.料理教室を始めたころは自宅のキッチンでレッスンをしていましたが、生活感あるリビングを片づけることが大変でした。今から約15年前に、リビングから出入りできる、20畳位の料理教室の部屋を作りました。料理教室専用の部屋なので、生活感はなく良いスペースです。
料理教室専用の冷蔵庫、システムキッチンは2台完備(流し台2つ・コンロ6口・蛇口2つ)しており、とてもやりやすいです。
プロフィール
東京出身
結婚後富山に住む
東京、金沢で料理を学ぶ
サロン情報
活動内容
2004年から16年間新聞、雑誌にレシピ掲載と
自宅で料理教室を主宰
ジャンル:
料理・食育・食材 :
家庭料理
パン・スイーツ :
飲み物 :
おもてなし・作法・美容 :
フラワー :
整理収納・お手入れ・防災 :
インテリア・アロマ・カラー :
クラフト・デコレーション :
その他 :
サロン特長:
初心者歓迎
平日開催
土日開催
少人数制(6人以下)
お一人様歓迎
所在地:
富山県 魚津市