自然体で意欲的。進化し続けるお教室

池田麻里子さん

池田麻里子さん

インタビュー連載 第4回

今月のサロネーゼは、兵庫県西宮市で約3年前からおもてなし料理教室『marron du pain』を主宰する池田麻里子さん。身近な食材でできる簡単で豪華なおもてなし料理と素敵なテーブルコーディネートを学べるレッスンは、あっと言う間に評判が広がり満席が続きます。キャンセル待ちが後を絶たない人気のレッスンにお邪魔し、その模様とインタビューを4回にわたりご紹介。
最終回はレッスン後に伺ったインタビュー後半です。

掲載日:2011/10/24(月)

生徒さんにも大好評!愛用キッチングッズ

───レッスンや普段での愛用のキッチングッズを教えてください。

池田さん いろいろありますが、まずはスイスダイヤモンドのフライパンです。熱伝導率が良いのでお料理がおいしく出来上がりますし、こびりつかず本当に優秀。こればかり使っているくらい、手放せませんね。グリルパンやお鍋などいろいろあり、お鍋ではご飯も炊けます。生徒さんにもとても好評です。


教室風景
デパート以上の品揃えかも!?ラックにはスイスダイヤモンドのフライパンがずらり


そして、シリット社のシラルガンの圧力鍋も愛用品です。安全素材でできていますし、手軽に使えてとても便利です。お料理の幅も広がりますよね。

あと、器は長崎の波佐見焼・一真窯さんのものをとても気に入って使っています。

───器は今日のレッスンでも大活躍でしたね。

池田さん やっとお気に入りの窯を見つけました。一真窯の器は、”一真しのぎ”と言われる技術が特長で、真っ白の白磁に手彫りがほどこされていて、それがとても素敵なんです。

教室風景
レッスンで紹介した器は、池田さん経由で購入できるものも多数。生徒さんにも大好評


でも、今日もガラスのものを使いましたが100円ショップの器を使うこともあります。100円に見えないのでこちらも欲しいという方が多くて、結局600個くらい仕入れました。

───600個!それはすごいです。ブランドやメーカーにとらわれず楽しむ器使いこそ、センスが光りますね。お椀も洗練されたデザインで印象的ですね。

池田さん そうなんです、お椀は山中漆器の我戸幹男商店さんのもので、とても気に入っています。こちらも生徒さんによく、「どちらのですか?」と聞かれます。


リクエストに対応。器の楽しみ方も提案

───お料理だけでなく、器やお花も含めてテーブルはもちろん、お部屋全体のコーディネートが学べるのは魅力的ですね。レッスンでご紹介された器など、購入もできるとか。

池田さん はい、生徒さんに「この器はどこで買えますか?」と尋ねられることがとても多くて、私の方でご注文をお受けしてまとめて発注し、次回のレッスンでお渡しするサービスをするようになりました。

取りまとめは結構大変なのですが(笑)、私自身がレッスンに通っていたとき、そこで使われた器やお道具を欲しい、と思っても、なかなか同じものが見つからなかったり、探したとしても売り切れだったり・・ということがよくあって、お教室で購入できたらいいのにな・・と思っていたんです。

生徒さんのお気持ちがよくわかるので、それで対応させていただいています。とても喜ばれています。


教室風景
器にキャンドルを入れてこんな使い方も提案。新鮮なアイデアで楽しみ方が広がります


───習ったことは自宅で再現したいと思いますし、様々な新しい物や情報に出会うのはレッスンに通う大きな楽しみの一つ。生徒さんの声に応えるサービスですね。

自分の心地よいリズムで運営

───大阪に新しくできたJR大阪三越伊勢丹でお料理教室の講師など、外部でもご活躍とか。お忙しいと思いますが、ご家庭との両立はどのように?

池田さん 外部講師も楽しくさせてもらっています。家庭との両立は・・娘もいますので、土日は家族と過ごす日にして、夜のレッスンも開催しないようにしています。今は家庭のリズム優先に、と考えています。

───なるほど、無理のないご自分のリズムで運営されるのが、お教室運営の一番の秘訣かもしれませんね。お料理教室をやってみて良かったことや困ったことはありますか?

池田さん 良かったことはたくさんあります!普段お会いできない方々と出会えますし、とても楽しいです。困ったことは特になく、トラブルもなくやってきました。


教室風景
現在レッスンは満席が続きますが、「ぜひ気軽にお問い合わせください」とのことです


───お教室をはじめるときに、何か用意したことはありますか?

池田さん 特になくて、器も最初は手持ちのもので始めました。元々器が好きだったので、陶器市などに足を運び揃えるようになりましたが、でもそれだと生徒さんに「同じ物が欲しい」と言われた時にないので、だんだんとメーカーさんから取り寄せることが多くなりました。


まずは挑戦を。進みながら変化していけばいい

───これからお教室を開きたい方へアドバイスがあればお願いします。

池田さん やってみたいと思ったら、まずは挑戦してみて、やってからよりよいやり方を考えたり、改善していけばよいと思います。私もそうでした。いつもいっぱいいっぱいですが(笑)。

───自然体でありながら、常に向上心をお持ちのように感じます。これからの夢はありますか?

池田さん そうですね・・いずれ、簡単な家庭料理でできるおもてなしの本など形になるものができたらな、と思います。

───最後に、池田さんにとってキッチンとは?

池田さん 一日のほとんどを過ごす場所ですね。ずっといる、快適な場所です。

教室風景
ご結婚後2軒目のキッチン。アイランドを取り入れ、収納を充実させたそう


───夢の実現も含め、今後ますますのご活躍がとても楽しみです。今日はありがとうございました!

池田さん こちらこそありがとうございました!


エレガントな雰囲気に反し、「意外と私、男っぽいんです」とおっしゃる池田さん。思い切って目標に向かい努力し、向上し続ける姿勢に、”よいおもてなしをお届けしたい”というプロ意識と、強い意志を感じました。センスの光るおもてなしレッスンに加え、そんな前向きなパワーも生徒さんに支持されている理由のようです。

ぜひ皆様も、おもてなしをトータルで学べる『marron du pain』で心豊かな時間を体感してみてください。

(おわり)

前回のインタビューはこちらから



インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=伊藤裕司

プロフィール

池田麻里子さん

池田 麻里子さん

『marron du pain』主宰

JHBS 講師免許取得
リスタ 料理研究家コース卒業
ハーブクッキングアドバイザー
TALK テーブルコーディネート資格取得
鬼頭郁子氏に師事 
 「花・芸術文化協会テーブルコーディネート認定教室」

2008年より自宅にておもてなし料理教室をスタート
現在、自宅以外に
JR大阪三越伊勢丹にてクッキングクラス担当




池田麻里子さんのMyサロンページはこちら
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商品

レシピ

サトイモのコロッケ

sugiyama_beef.jpg
材料

サトイモ  250g
ベーコン  2枚
玉ねぎ   1/8個
サワークリーム お好み
マヨネーズ 大さじ1
長芋  約3cm
パン粉 適量
塩・コショウ 適量

(飾り)赤の柚子胡椒、緑の柚子胡椒)

作り方
  • サトイモは電子レンジで6分ほど加熱し皮をむき、つぶす
  • ベーコンは細切りにして、油が出るまでよく炒める。みじん切りにした玉ねぎを加え、さらに炒める
  • つぶしたサトイモに2を混ぜ合わせ、しっかりめに塩コショウをふる
  • 真ん中にサワークリームを包み丸く整え、すりおろした長芋にくぐらせてパン粉をつける
  • 180度できつね色になるまで揚げる

    (仕上げ) 緑の柚子胡椒に赤の柚子胡椒を重ねる