「三軒茶屋のお料理教室 kinuito」 藤永絹子さん
「調理する」ことに重きを置いたレッスン
この日は藤永先生による料理教室が開催されました。
この日のレッスンメニューは
・ドラゴンフルーツのアミューズ
・揚げ春巻き
・レモングラスポーク
・ハノイ風おこわ
・3種の生春巻き①
・バンチャンヌーン
です。
ドラゴンフルーツのアミューズ・3種の生春巻き①
揚げ春巻き・レモングラスポーク・バンチャンヌーン
ハノイ風おこわ
この日はベトナム料理。
まずはベトナムという国柄のお話を生徒さんにお伝えしていきます。
ベトナムは、フルーツをたくさん食べる国なのだとか!
今回レッスンで使うドラゴンフルーツも、普段は手に取らないようなものですが、そのような背景を聞くと不思議と興味が湧いてきます。
他にも、本日のレッスン内容1つ1つの品について、ベトナムでは実際どのように食されているのかを伝えつつ、料理のポイントもしっかりレッスン前に説明していきます。
この段階で生徒さんからの質問が飛び出てきたりと、皆さんメモもしっかり取っておられ、とても熱心な様子がうかがえます。
まずはレシピの説明から
一通り説明が終わったら、いよいよレッスンスタート!
藤永先生のお教室は、皆さんが調理する参加型。
交代で順番に調理するのではなく、最初から最後までご自身で作って頂くという珍しいスタイルです。
全員分のまな板や包丁も用意され、先生に指導を受けながら調理を進めていくことができます。
料理教室に学びに来ている生徒さんからしたら、これ以上ない贅沢な時間♪
一人で全部作り切り
それぞれのペースで進めることを大切に、先生も
「自分が食べた時の食感を大切にしてくださいね」
と、調理に“あそび”をもたせ、生徒さんに窮屈な思いをさせません。
「自分が美味しいと思ったら正解ですから」と、どこまでも生徒さんの意志や好みを尊重する藤永先生。
先生のお教室に通うと、お料理することが大好きになりそうです!
皆さんがどんどん材料を切っている間に次の工程の準備を先生が進めているので、作業の移行もとってもスムーズ。
「生徒さんに洗い物はなるべくさせたくないんです」とおっしゃっていた通り、皆さんが調理している間に先生が洗い物も済ませてくれるので、生徒さんは余計な事を気にすることなく、調理に真剣に向き合うことができます。
揚げ巻きを巻くコツは、ライスペーパーをびしょびしょにぬらさない事。とはいえ、酢水でしっかりライスペーパーの端を濡らさないと、巻くときに難しさが倍増してしまいます。
「生春巻きはキツキツで巻いてほしいんですが、揚げ春巻きを巻くコツは、ふわっと巻くことです。穴が開くと爆発しちゃうので、穴が開かないように注意して巻いてくださいね」
と、まずは先生のお手本から。
真剣に確認した後は、いよいよ皆さんで実践です。
少し失敗しちゃっても、「大丈夫!巻き込んじゃえばいいから」と、先生がフォローしてくれることで、家で再現する際にも失敗を恐れることなく作ることが出来そう♪
どきどきの巻きの作業
皆さん回数をこなすことで、しっかり上達されていました!
レモングラスポークも、しっかり練ったタネをレモングラスに挟んでいく作業を1人1人行っていきます。
レモングラスポークの調理
思った以上にコツがいる作業は、見ているだけだと分からない難しさが。
レッスンで実際に作れるので、難しい所を先生に聞いたり、自分が苦手なところも理解できます。
家族に作るときには再現性高く調理できることは、本当に藤永先生のお教室ならでは!
そうやって今日のお料理をほとんど生徒さんが作ることができ、最後はメインの生春巻きを巻く作業。
意外とライスペーパーを広げることが難しかったり、巻くことが難しかったり…
「何枚もあるので、皆さん練習して大丈夫だからね」と、苦戦する生徒さんたちの様子を見て、優しく声掛けも忘れません。
主体性を尊重しつつ、
「難しかったら、広げてから水をかけてもいいかもね」
と、さりげないアドバイスも忘れず、さすがの一言。
たくさん巻いていきます!
最後には、皆さんしっかり手際が良くなっていました♪
もちろんタレも手作りして、料理をすべて作り終えたら、完成♪
ベトナム料理が盛りだくさん
テーブルの上が一気にベトナムの雰囲気で華やかに!
そしてこの日のワインは、リースリング。ドイツの白ワインです。このワインは、先生が実際にホーチミンのレストランにてベトナム料理でペアリングした1本。
調理中もわきあいあいと終始和やかムードでしたが、乾杯を終えて試食する時間は、また別の幸せな時間♪美味しいお料理と皆さんの談笑が空間を包んでいきます。
乾杯!
お料理に真摯に向き合うまじめさと、柔らかなお教室の雰囲気の、とても楽しいレッスンでした♪
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藤永先生は、生徒さん1人1人のペースで好きに料理を楽しんでもらいたい、という見守りの精神に表れているなと実感。皆さんが楽しく料理できているかを一番に考え、心地よい空間を常に生み出す気遣いのエキスパートでした。
次回はインタビュー前半です。どうぞお楽しみに。
ディレクション:株式会社COOK ART
インタビュー:太田 えり
撮影:佐藤 幸一
人気教室の先生へ質問!
①レッスン情報(開催頻度やクラス内容、料金、定員など)
A. 毎月3、もしくは4週目の週末に開催
料金:¥7,000〜
定員:4名〜5名
②どのような料理が学べますか?
A. 自宅で再現できる、世界の家庭料理
③1回のレッスンで学ぶメニュー数は?
A. ・6品
④初めて通ってみたい方へ、申込方法や持参するものは?
A. ホームページ、公式ラインから申込み可能(インスタのDMなどでも受付ます)
エプロン、筆記用具、タッパー
⑤オンライン(リモート)レッスンは開催していますか?
A. しておりません
⑥ご自身にとってキッチンはどんな場所ですか?
A. 1番大切な場所です
⑦キッチンの使い勝手で工夫している点は?
A. 見えるところに、なるべく物を置かない
プロフィール
金融機関を退職後、ブライダルMCとして活動。夫の転勤を機に活動を休止し、食の世界へ。料理歴20年。J.S.A.ワインエキスパート、フードコーディネーター、食空間コーディネーター、食育インストラクター、チャイルドマインダーなどの資格を取得。
サロン情報
活動内容
・お料理教室
・ワイン会開催
・ケータリング
ジャンル:
料理・食育・食材 :
家庭料理
日本料理
イタリアン
フレンチ
中華
韓国
スペイン
インド
エスニック
ベジタリアン
健康食
食育
パン・スイーツ :
飲み物 :
ワイン
おもてなし・作法・美容 :
おもてなし
テーブルコーディネート
フラワー :
フラワーコーディネート
整理収納・お手入れ・防災 :
インテリア・アロマ・カラー :
クラフト・デコレーション :
その他 :
サロン特長:
初心者歓迎
土日開催
お友達同士歓迎
男性参加OK
少人数制(6人以下)
予約制
各種イベントあり
駅近(徒歩10分以内)
お酒の提供あり
Pay払い対応あり
プライベートレッスン(貸切)応相談
お一人様歓迎
所在地:
東京都 世田谷区