予約の取れない自宅教室
~人気レッスンの魅力をレポート~

「和ハーブおばんざい教室」 土橋みゆきさん

土橋みゆき

東京都世田谷区にて、季節ごとの家庭料理をお伝えしている料理教室「和ハーブおばんざい教室」を主宰している土橋みゆきさん。
土橋先生のお教室は、和ハーブを使用し、暦に寄り添った食養生が学べる他、二十四節気ごとの暮らし方も学べるとあって生徒さんに大人気のお教室です。
今回は土橋先生の活動をご紹介するとともに、レッスンレポートおよびインタビューを4回にわたってお届けします。

掲載日:2025年2月17日(月)

ハーブとの出会い

――土橋先生は、どのようにしてハーブと出会ったのですか?

もともとは、普通に家庭に入って子育てに専念している主婦でした。
子どもたちが大きくなって「これからの自分のキャリア」を考えた時、当時パソコンを触るのが大好きだったこともあって、ホームページなどを作る個人事業を始めたんです。
そしてマレーシアに住んでいる日本の方とご縁が繋がり、マレーシアの会社のお仕事を日本でさせて頂けることになって。今でいるところのリモートで、WEBディレクションとして入らせて頂きました。
当時、いわゆるIT業界は男性ばかりだったんですね。男性同士だと議論で衝突しやすい場面も多かったのですが、そこに女性である私が入るとスムーズに事が運ぶということで、沢山お仕事を頂けて重宝されました。
雑誌などにも掲載されて多忙な日々を送っていたのですが、ある日体調を崩してしまって、入院することになったんです。

多忙な日々に体調を崩した土橋先生

その時、たまたま神奈川県でハーブの食事を提供しているペンションを見つけて。療養のために行こうと家族で訪れたんですね。それがハーブとの出会いです。
食してみて、衝撃的に美味しくて。「あ、こういう風にハーブを使えば塩をそんなに使わなくていいんだ」「化学調味料とかもいらないし、野菜本来の美味しさが出るんだ」と感動したんです。
IT業界にいた頃には、「変わる」ことが求められていましたが、「変わらない方がいい」こともあるんだと、ハーブに教えられた気がして…。そこからハーブが気になって、自分で取り寄せたりするようになりました。

――なるほど、体調を崩されたことでハーブとの出会いがあったのですね。

そうなんです。そこで、ハーブについて通信教育で勉強しだしたんですが、イマイチ、自分の中でピンと来なくて。自分が作る料理にローズマリーとか合わないなあ…みたいな(笑)。
そんなあるとき、たまたま通信教育の講座の中に「日本のハーブについて」という回があって、もともと日本文化が大好きだったので、そこで日本のハーブについて知りたいな、という気持ちが芽生えましたね。なにより、「身土不二」という言葉に出会って、それがすごく自分の中でしっくりきました。
(身土不二…これまでにしてきた行いである「身」と、その身が拠りどころとしている環境である「土」は切り離せないという仏教の考え方)

ハーブから和ハーブへ

和ハーブを広めるためにお教室を開始

――ここで和ハーブに出会うんですね。

和ハーブなんていうのがあるんだ、へえ、ぐらいの気持ちで、和ハーブ協会を覗いてみたら、山で研修があると知って。なんとその山が、私のハイジになりたい!という子供のころからの夢を叶えられると父から聞いていた山だったんです。和ハーブの事を学びたかったし、ハーブを学ぶ過程で出会った方に「一緒にインストラクターをとろう」と誘われていたのもあって、いよいよそれが後押しになり研修を受けに行きました。

――「ハイジになれる」が理由だったのですか?

そうなんです(笑)。私ずっと“アルプスの少女ハイジ”になりたいって思ってて、日本でもなれる場所があるぞ、ハイジの住む山があるぞ、と父が教えてくれていて。その山がたまたま和ハーブ協会が研修で行く場所だったんです。

――導かれるように和ハーブの道へ進んだのですね。

そうですね。その和ハーブを広めるためにはどうしたらいいかと考えた時、私が子どものころからずっとやっていて、好きだし得意なこと・興味を持ってくださる方が多くいるだろうということで、“お料理”という形に落ち着き、お料理教室を始めました。

和ハーブを広めるためにお教室をすることに

「和ハーブおばんざい教室」は、養生がメインのお教室です。食で養生して頂いたり、お教室でおしゃべりなんかも元気になる源です。そういう風に、うちのお教室でゆっくりして行って頂けると嬉しいですね。

生徒さんの笑顔が先生の幸せ

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ご自身が体調を崩された経験から和ハーブと出会った土橋先生。レッスンは生徒さんの心と身体の健康を望み開催されており、「和ハーブおばんざい教室」には先生の優しい思いが詰まっていました。
次回はいよいよインタビュー最終回。どうぞお楽しみに。

ディレクション:株式会社COOK ART
インタビュー:太田 えり
撮影: 佐藤 幸一

 

プロフィール

料理研究家
ナチュラルフードコーディネーター
JHF認定 和ハーブインストラクター&コーディネーター
江戸東京野菜コンシェルジュ
日本こよみ暮らし協会主宰

サロン情報

活動内容

和の暦に寄り添った家庭料理と日本古来のハーブを使ったレシピ、ライフスタイルの提案をしています。

ジャンル:

料理・食育・食材 :

家庭料理
パン・スイーツ :

飲み物 :

おもてなし・作法・美容 :

フラワー :

整理収納・お手入れ・防災 :

インテリア・アロマ・カラー :

クラフト・デコレーション :

その他 :

サロン特長:

初心者歓迎
土日開催
少人数制(6人以下)
オンライン開催あり
お一人様歓迎

所在地:

東京都 世田谷区

 

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