「あや食堂」　小平文さん

二の足を踏まずに、はじめの一歩を

――これからお教室を開きたい方に向けてアドバイスをお願いします。

やってみることが何より大切だと思います。
とりあえず、身内に向けてだけでもいいのでやってみるのがいいかなって。

料理教室って、お金がかかるわけじゃないし、何か申請を出すものでもありません。
一旦始めてしまって、そこからどんどん自分がやりたい方向に変えていくといいと思います。
お教室のコンセプトによりますが、お部屋が汚いとか(笑)、そういうのは気にしなくていいです！背伸びせずにできるところからで良いんです。

出来るところからまずは行動！

チャレンジするときって不安になってしまうと思うんです。
でも、お店みたいに何かを大量に仕入れて販売して…という事ではないので、そういう意味でのマイナスってないじゃないですか。自己完結できることろがお料理教室の良い所でもあります。
他にも、お教室を始めたい人の中には、集客が不安な方もいらっしゃると思うんですが、集客はいつだって不安です。人が来ないなあって思って分析とかしてみても、理由が良く分からないことが多いんです。
なので、結局はやってみないとわからないなあと。

二の足を踏んでしまうタイプの方は、お友達に向けて始めるのが良いんじゃないでしょうか。シミュレーションから始めてもいいと思います。
まずは「先生として、自分はお料理教室をどのようにやっていきたいのか？」を二の足踏まずにやってみましょう！
あと、自分の作業費はしっかり価格に反映してくださいね。常に赤字にならないようにすることも続けるためには大切です。

「お教室を続けていく」ことを第一に考える

「やりたいと思う事」をやっていく

――最後に、今後の展望を教えてください。

自分がその時その時にやりたい事をやれるのが、個人事業のいい所だなって思っているので、今の所ゴールのようなものは設けていません。
ですが、理論がしっかりと学べるお教室って案外少ないので、そこはお教室として伸ばしていきたいなと考えています。

興味のある事にどん欲に

例えば、お家以外にも、どこかの会場で講師としてやってみたりしたいですね。
別に調理が出来るような会場じゃなくても、ワークショップ型の講座なんかも楽しそうです。家庭ご飯のお悩みを解決して上げられたら良いですね。

私個人としては、料理教室の他にも事業をやっているので、そちらも頑張っていきたいなと思っています。
自分がやりたいと思う事をずっとやっていくことが理想です。
それこそ、どこかにお呼ばれして、講師としてお話をしたり、イベントを企画したりもしてみたいですね。

講師としての登壇も夢に

これからもずっと、自分がやりたいと思うこと、興味の向くことを勉強し続けて知識を吸収していきたいです。私はやっぱり学ぶことが大好きなので。
そして逆にインプットが苦手な方に対して、私の学びを分かりやすくアウトプットできるような、苦手を克服する場をご提供していけたら良いなと思います。

自信の学びをたくさんの方に還元していく

――小平先生の勉強に対する熱意、そして常にやりたいことに挑戦し続けるその姿は、まさに生徒さんの模範。小平先生、ありがとうございました！

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学ぶことを大切に、真摯に取り組み、生徒さんへ分かりやすく伝える事を大切にしている小平先生。お教室に通うことで、生徒さん1人1人の悩みがどんどん解消されていく、そんなレッスンが印象的でした。小平先生、ありがとうございました。

ディレクション：株式会社COOK ART
インタビュー：太田 えり
撮影： 佐藤 幸一

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