「マロンの夜会」 マロンさん
料理の原点
料理の専門学校を卒業後、様々な活動を経て日本人初のフードスタイリストとなったマロンさん。長きに渡る活動の中で、テレビやラジオ、雑誌等様々なメディアを中心に、著書も多数出版されています。
そんなマロンさん、料理に対する情熱の原点は、子供の頃に見ていたNHKの料理番組だったそう。ちょうど料理がテレビや雑誌などのメディアで取り上げられるようになり、世間を賑わせていたといいます。
幼少期のマロンさんも、「料理って面白いなあ、楽しいなあ」とテレビにくぎ付けに。そこから、本を参考にしながらご自身でお料理やお菓子を作るようになり、「料理ってプロセスが楽しいな」と、どんどん料理の魅力に虜になっていったとのこと。
幼少期から変わらぬ料理への情熱
当時、男の子が料理に興味を持ち、みずから料理をすることは極めて珍しかった時代。そんなマロンさんが料理を好きでい続けられたのは、ひとえに家族の応援があったからこそ。料理を作ることを咎めることもなく、マロンさんが作った料理を「おいしい、おいしい」と食べてくれたご両親やおばあ様の存在が「おいしさは人を喜ばせることができるんだ!」とマロンさんにパワーを与えてくれたそう。
ご家族の愛情の深さが、今日までの活動の根っことなっているのだろうなと感じます。
料理の原点にはご家族からの深い愛
フードスタイリストは「魅せる」お仕事
自身を「料理研究家ではない、フードスタイリスト」と公言するマロンさん。そこには料理は研究するものではなく、楽しむものだというマロンさんの美学が感じられます。
レシピを作り、調理し、テーブルをスタイリングして“魅せる”演出をする…その一連が出来る、それが“フードスタイリスト”というお仕事です。
日本初のフードスタイリストの誕生
そのオンリーワンなセンスは、日本や海外の雑誌や本からインスピレーションを受けたそう。書店に通いつめ、数えきれない程の情報を取り入れ、それでも入手できない洋書は直接海外にお取り寄せ。また、紙媒体の資料の他にも、道具や小物など、実物も事務所に多く取り寄せ勉強の一助を担っていたそう。
パソコンなどなかった当時を考えると、それはそれは大変な作業だっただろうなと想像に難くありません。今でもお気に入りは定期購読しているとおっしゃるマロンさん。今現在もフードスタイリストとして、弛まぬ努力をする姿が伺えます。
「料理は美味しくて美しくなければならないし、それらを包括する美意識が必要」とおっしゃるマロンさん。
美味しいものを作ることが好きで、美しいものが好きで、人を楽しませることが大好き。食のアーティストとして、料理を魅せるものに変えていく、魅せる食空間に変えていく。調理だけじゃない、それを取り巻く空間全てが“料理”だと考えるマロンさんの言葉通り、今回訪れた「マロンの夜会」では、空間そのものがアートな体験となっていました。
今回はマロンの夜会をPICK UPです
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次回はマロンの夜会のレポートです。大人気のマロンの夜会は、いったいどんな雰囲気なのか?をお伝えしていきます。皆さん、どうぞお楽しみに!
ディレクション:株式会社COOK ART
インタビュー:太田 えり
撮影: 研壁 秀俊
サロネーゼから皆様へ
テレビやラジオに出ていても、やはりお客様の目の前で料理をする楽しさと緊張感は格別だと感じています。
主催する『マロンの夜会』は、マロンが提唱する「美味しい料理」「食の楽しさ」「食=健=美」を実践する場と位置付けています。お越しいただく皆さんと美味しい時間を共有できるよう、精一杯のおもてなしを心掛けています。
プロフィール
1959年、長崎生まれ佐賀育ち。1979年、大阪あべの辻調理師専門学校を首席で卒業。料理研究家、インテリアスタイリストのアシスタントを経験し、1983年日本初のフードスタイリストとして独立。
独自の感覚で『魅せる』ハイセンスなスタイリングを武器に雑誌、書籍、テレビ、ラジオなど多くのメディアや、全国のイベント・講演会などでダイナミックに活躍中。
サロン情報
活動内容
雑誌、書籍、テレビ、ラジオなど多くのメディアや、全国のイベント・講演会などを舞台に活動。
ジャンル:
料理・食育・食材 :
家庭料理
日本料理
イタリアン
フレンチ
中華
韓国
スペイン
インド
エスニック
パン・スイーツ :
飲み物 :
おもてなし・作法・美容 :
フラワー :
整理収納・お手入れ・防災 :
インテリア・アロマ・カラー :
クラフト・デコレーション :
その他 :
サロン特長:
お一人様歓迎
所在地:
東京都 千代田区
ホームページ
https://www.marons.net/