ピックアップ教室

濱野 紗也子(はまの さやこ)さん 第3回

お料理紗ろん tamatebako

濱野 紗也子(はまの さやこ)
【東京都日野市】
料理

今月の「暮らし・美」のコーナーでご紹介するのは、「お料理紗ろん tamatebako」を主宰する濱野紗也子さん。
江戸懐石の近茶流で学びご自身の教室を開いた濱野さんは、お米の研ぎ方や出汁の取り方、魚のおろし方まで食材それぞれの下拵えをし、丁寧に順を追って作ることで美味しく仕上がり、心も整っていくことを伝えていらっしゃいます。
時短料理では得られない日本文化や食材のことを学ぶことができる濱野さんの教室を4週にわたってご紹介します。

8.教室を開いたきっかけを教えてください

結婚前から茶華道の他にスペイン料理、四川料理、タイ料理と興味の赴くままにあれこれ習っては家族やお友達を招いて楽しんでいました。料理を仕事にすることは考えていませんでしたが、近茶流のお稽古は結婚後も絶対に続けると決めていたので、月一回のお稽古は死守し現在に至ります。
出産後は子育てまっしぐら。どうしても母乳で育てたくて、食を見直し「美味しい母乳の出る食事」に切り替え、母乳育児相談室でレクチャーしたこともあります(笑)。その後はお弁当作り。息子のお友達がよく遊びに来ていたので、お腹いっぱいになるいわゆる「男子飯」作り。
変化が訪れたのは、三年前のコロナです。
親しくしている陶器屋さんのマダムが「コロナで街に人がいないの、紗也子さん、何かしましょうよ」と、お声をかけてくださり、<大人のおままごと〜和食器セミナー>を開催。
結果、これがデビューとなりました。

9.教室を開いて良かったと思うことはなんでしょう?

自分でも驚くほど、料理への意識が変わったこと。
家族に向けていた愛情や意識が生徒さんや社会に向けられるようになりましたし、ご縁をいただいて出会う方々との関わりがとても楽しいです。
あとは、尊敬できる先生のもとでお稽古を続けてきてよかったと改めて、気づけたことです。

10.教室運営の工夫があれば教えてください

「お料理紗ろん」を形にしたものの、コロナ自粛が続いたため、実際のお稽古は一切していませんでしたが、ある時、「和食の話をしてほしい」とオファーをいただき活動したのが去年です。オンラインだけではない新しい時代に適した伝え方を私自身、改めて模索しているところです。

11.レッスンでもよく使う愛用品を教えてください(道具や食材等について、メーカー名や詳細情報とあわせてご紹介ください)

正本総本店の my 包丁

先代の一成先生に授けて頂いた、大切な宝物です。
素材に合わせた包丁はよく切れて使いやすいです。

羽釜

炊飯器は使わず、羽釜で炊いています。
艶やかな美味しいご飯が炊けます。

秋田樽󠄀冨 さん

釜で炊いたご飯をお櫃に移してから食卓に運んでいます。
熱と水分を取り、ふっくらとハリツヤのあるご飯に仕上がります。
杉の香りもなんともいえません。

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