「maison de Sunao」主宰 ルフランソワ 荒井 さん
フランス家庭料理に感激
――テーブルいっぱいに大皿に盛り付けられた今日のお料理をみて、フランスの家庭に遊びに来たようなとてもワクワクした気持ちになりました。
荒井さんがお料理に目覚めるまで、子供の頃はどんな風に過ごされていましたか。
フランスでの思い出の食事もこうした大皿を囲んでの食事だったそう
荒井さん 小さい頃は近所の友達と、雑誌などに載っていたレシピを見てお菓子作りしていました。 好きとかではなく、遊びの一環のような感じでした。
料理を意識するようになったのは、大学生の時です。
大学でフランス語を学ぶようになってからフランスに興味を持ち、在学中に先生の紹介でブルゴーニュにワインのブドウ積みのアルバイトに行きました。
その現地の泊まり込みの家に、地元のレストランのシェフが毎日ご飯を作りに来てくれました。
レストランに出すようなかしこまった料理ではなく、地元の簡単でシンプルな家庭料理でしたが、こんなに美味しいものがあるんだ!と感激して。
それからお料理を学びたくなり、飲食店の厨房でアルバイトを始め、卒業してから料理の道に入りました。
食事会をきっかけに教室運営へ
――レストランやパティスリー、カフェなど様々なジャンルのお店でご経験後、フランス人の旦那様とご結婚、出産を経てお料理教室を始められましたが、始めたきっかけを伺えますか。
お菓子を作っている時みんな笑顔になるのが幸せとのこと
荒井さん 季節のイベントなども取り入れながら、お料理を作って皆さんと楽しく過ごすような会を約5年間毎月開催していました。。 もちろんお料理はフレンチです。
その頃から、ご参加いただいたお客様からお料理を教えて欲しいと要望をいただいたことがきっかけでした。 その後は子供が産まれたばかりでしたので、少しずつレッスンを増やしていった感じです。
――今は4コースほど運営されていますね。
荒井さん はい。今は家庭料理、デザート・パン、親子レッスン、バースデーレッスンを設定しています。 バースデーはお誕生日に、教室でお料理やケーキなどを作って、持ち帰っていただいています。
――美味しい手作りのお料理やケーキでお誕生日を彩れたら素敵ですね。
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荒井さんのレッスンにお伺いして、
背伸びしすぎない親近感を持てるようなフランスの家庭料理と、
一緒に料理を作るのを楽しもう!というレッスンの雰囲気がとても印象的で。
ご自宅に遊びに伺ったような温かさと居心地のよさは、生徒さんを惹きつけるポイントなのかなと感じました。
次回はインタビュー後半をお届けします。
(次回へつづく)
インタビュー・テキスト=佐藤恵美
写真=原田圭介
プロフィール
学生時代に、フランスへワイン畑の葡萄摘みのアルバイトへ行ったときに出会った料理がきっかけでフランス料理の道へ。
大阪、東京のフレンチレストランやパティスリー、カフェにて経験を積み、フランスポールボキューズリヨン校研修を経てシェフなどを経験。
2017年結婚・出産を経て2018年~フレンチ家庭料理教室maison.de.Sunao主宰。
フランス人の夫と娘とともに、毎年フランスの様々な地域を訪れ、その土地の食材で料理したり、郷土料理を教わり、料理教室のエッセンスに。
その他、ケータリングやフードイベント、出張料理、レシピ提供、オーダーメイドクッキー製作など活動中。
サロン情報
maison de Sunao
おもてなしにもなる、フランス人が実際にお家で食べているお味を、日本で作りやいようご紹介しています。
フランスのお話をしながらの、アットホームな少人数制の教室です。
ほんの少しのひと手間が、心と体を豊かに育みます。
楽しくご一緒に調理することで、手作りする喜びを知り、料理や菓子を自然に学べます。
ジャンル:
家庭料理
フレンチ
食育
パン
洋菓子
アイシングクッキー
おもてなし
サロン特長:
初心者歓迎
平日開催
土日開催
お友達同士歓迎
子連れOK
男性参加OK
少人数制(6人以下)
子供教室あり
予約制
各種イベントあり
駅近(徒歩10分以内)
お酒の提供あり
所在地:
東京都 渋谷区笹塚