豊島 キョウ子(とよしま きょうこ)さん 第3回
市川カルトナージュ*ジュイエ
豊島 キョウ子(とよしま きょうこ)
【千葉県市川市】
暮らし、美
今月の「暮らし・美」のコーナーでご紹介するのは、「市川カルトナージュ*ジュイエ」を主宰する豊島キョウ子さん。
豊島さんは『モノづくり』と『モノの整理収納お片付け』を通して、生徒さんがより心地よい暮らしを、心ときめく毎日を過ごせるように多彩なレッスンを開催しています。その一つ、暮らしの素敵なエッセンスとなるフランスの手工芸「カルトナージュ」は、2009年よりレッスン開始し、500名以上に指導、作ったカルトナージュは1000を超えます!
毎日の暮らしが楽しくなるエッセンスを学べる豊島さんの教室を4週にわたってご紹介致します。
8.教室を開いたきっかけを教えてください
カルトナージュを習っている時、働いていた銀行のパート仲間が小学校の家庭教育学級の役員をしていて、「講師の資格を得たら、小学校のPTAで教えて~」とリクエストいただいたことがきっかけです。ご参加いただいたのは確か36名、レッスン作品はリバーシブル使えるリボントレーでした。当時はまだ自宅で教えていなかったのですが、「教室の案内も配れるから」と言われ、慌ててパンフレットを作ったのを覚えています。
9.教室を開いて良かったと思うことはなんでしょう?
多くの人との出会いがあったこと。カルトナージュの生徒様をはじめ、カルトナージュの講師仲間との出会いもそうです。カルトナージュがきっかけで、鳥取、兵庫、大阪、広島、福岡などの国内の他、フランスにレッスンを受けに行ったり、イタリアのホビーショーに行ったり、講師仲間や生徒様(当方の認定講師)とランチやアフタヌーンティーに行ったり! コロナ禍で今は行けませんが、世界が広がりました。
10.教室運営の工夫があれば教えてください
狭小住宅の我が家。多いときは一度に8名以上カルトナージュのレッスンをしたこともありますが、現在はコロナ対策として1回1名~最大2名までの少人数で行っています。
11.レッスンでもよく使う愛用品を教えてください(道具や食材など)
重量定規(ドイツ製)
カルトナージュに使う厚紙は、すべて私自身が手でカットしているので、重みのある重量定規が欠かせません。
カッター(NTカッター)
同じく厚紙をカットする時に欠かせない愛用のカッターです。フランスの先生が手術用のナイフを使っているのを見てびっくりしたことがありますが、カッターやハサミなどの刃物は日本製が優れていると思います。
楕円定規(フランス製)
フランスに行った時、L’Eclat de Verreで買ってきた楕円の型。製図するより手間がかからず、手軽に使えます。