荒井 希枝(あらい きえ)さん 第3回
おもてなし料理教室 Kitchen studio Kie
荒井 希枝(あらい きえ)
【神奈川県横浜市】
料理
今月の「料理」のコーナーでご紹介するのは、「おもてなし料理教室 Kitchen studio Kie」を主宰する荒井希枝さん。
教室で学べるのは、世界中のおいしさや流行りを取り入れたフュージョン料理。メインからデザートまで学べるコース仕立てで、固定観念にとらわれず、家庭で作りやすく、作る人も食べる人もワクワクするようなレシピが大好評の教室です。
オンラインレッスンや動画配信など常に新しいことチャレンジする荒井さんを4週にわたってご紹介します。
8.教室を開いたきっかけを教えてください
あるサイトで広報宣伝活動をしていました。そこで、会社の方から料理教室開催のお誘いをいただのがきっかけで、仕事の休みの日に月に3回程度から始めました。その後キャンセル待ちの方が次第に増えていき、仕事のシフトを調整しながら、レッスン日を増やしていきました。
9.教室を開いて良かったと思うことはなんでしょう?
料理教室を開かなければ出会わなかった方と出会えることです。
ご一緒に料理をするということは、教室を開かなければ経験できない、貴重なご縁です。たくさんの素敵な方に出会い、コミュニケーションを取りながらのレッスンは、人との関わりの中で、常に学びや新しい物の見方を知ることや、自分自身の成長につながっていると感じています。
人にとっての食はなくてはならないことですが、同じ素材でも調理の仕方でどのようにでも美味しく、美しくなることは、人の心を豊かに生活に潤いを加えていることを、皆様の声から実感しており、大変嬉しく思っています。
10.教室運営の工夫があれば教えてください
新型コロナの流行前は対面レッスンを行っていましたが、流行し始めてからはオンライン(ZOOM)でレッスンを行っています。
その他、教室のOfficialLINEに入って下さっている方には無料で季節のお料理のご紹介したり、YouTubeLiveでお料理を作る動画を無料でご覧いただけるようにするなど、オンラインを利用してお料理を楽しんでいただける方法を取り入れています。
11.レッスンでもよく使う愛用品を教えてください(道具や食材など)
レモンゼスター
通販で購入した無名のメーカーの300円程度の物ですが、10年以上使っています。
教室では基本的には皆さまが慣れている調理器具を使います。
こちらは、柚子の皮やレモンの皮が粉にならずに形で残るので、飾り用やケーキに混ぜても存在感を残してくれます。
いちょうのまな板
対面レッスンでは毎回漂白できる素材のものですが、動画撮影の場合は、限られたスペースでまな板も移動させながら、カメラの位置を定めるために、キッチンのサイズに合わせて、シンクにも縦に乗せられるサイズに作りました。
いちょうは、刃辺りが良く、適度な油分で乾きが早く、かびにくいです。木目の明るさも気分がすがすがしくなります。
藤次郎プロのニッケルダマスカス鋼シリーズの包丁
自分の物もレッスンのご参加者様の物もこちらの包丁を使っています。
写真は一部のものです。
右端は私の愛用の21㎝の牛刀です。
大変硬い素材なので切れ味が持続します。
ハンドル部分が一体化しているため、熱湯消毒などもできて衛生的に使えています。
ご参加者様に食材の用途に合わせて、17㎝三徳包丁、18㎝牛刀、ペティナイフなどお使いいただいています。
常に砥石で研いでいますので、ご参加者様が指を切るような事は滅多にありません。