予約の取れない自宅教室
~人気レッスンの魅力をレポート~

「HAPPYPAN」主宰 宮下由美子さん

宮下由美子さん

今月ご紹介するのは、長崎市で宮下由美子さんが主宰するパン教室「HAPPYPAN」。佐世保や沖縄などでもレッスンを行うほか、”すぐそばの誰かを笑顔にする”をコンセプトに、パン作りだけでなく、勉強会や人生の先輩から家庭料理や生き方を学ぶ会も開催。ご縁を大切に、様々な活動を広げていらっしゃいます。
今回は2019年10月に訪問したレッスンの模様とインタビューを4回にわたりご紹介します。第3回目はレッスンレポート後半です。

掲載日:2019/12/16(月)

「HAPPYPAN」の取り組み

――こちらの自宅教室以外に、佐世保や沖縄、そして東京などでもレッスンを開催していらっしゃるのですね。最近は長崎のテレビ局の料理番組でもご活躍とうかがいました。最初に、レッスンやご活動について教えてください。

宮下さん ありがとうございます。現在「HAPPYPAN」では、「パン教室」「大人の勉強会」「暮らしレシピ」の3つの取り組みがあります。

「パン教室」は、会場により定員が異なりますが、主に初心者の方を対象にしています。
自宅教室では月に10日程の開催で、プロの方、プロを目指す方へのプライベートレッスンも行っています。

「トークショー」は、仕事に限らず、家庭、介護など様々な自身の「舞台」で奮闘され
それでも尚、第一線で活躍する講師の方からお話を伺う会です。
長崎県近郊在住の素敵な方を講師にお招きし、年に3~4回、10名から20名様定員で開催する会と、作家の方に来崎していただき講演会やトークショーの会があります。これまでに、林真理子さん、夏木マリさんなどにお越しいただきました。

――それはすごいですね!

大切なのは人と人の縁。出会いが化学変化を起こして素敵に広がっていく。そんな場所を提供。

宮下さん 「暮らしレシピ」は、50代~80代の「長崎県の一般の女性」に講師になっていただき、その方だけが持つ、料理、暮らし方の「レシピ」を伝授していただきます。
伝え続けたい家庭料理や郷土料理をご紹介いただいたり、その方のそれまでの人生から得たことなどをお話いただいています。

若い世代の方にご参加いただいて人生の先輩達との交流の機会と、それを通して人生が豊かになるような学びに出会っていただきたいと思って始めました。
実際は、想定していた若い世代より上の方のご参加が今は多いのですが、ちょっとした悩み事や相談事を気負わず話せたり、仲間ができたり・・・。そんな「場」をご提供したいと思って続けています。

パン教室の枠を超えた活動

――パン教室の枠を超えて、人と人の出会いの場を提供していらっしゃるのですね。

宮下さん 私にとってパン教室は、単にパン作りを教えて・学んでもらう場所ではなく、どの活動も軸は一緒で、人と人のご縁をつないでいきたい。そんな場を生み出したいと思っています。

仕事や子育て、介護など日々忙しくて頑張りすぎている方、相談できる人がそばにいなくて悩み事をそっと抱えている方など、ちょっと肩の荷を下ろして、話を聞いたり聞いてもらったり。そんな気を許せる場所があったらもっと人生が豊かになるのではないかと思うのです。

パン教室も、私ひとりで講師をするのではなく、講師を育てて私はプロデュースといいますかみんなのサポートにまわり、輝く人をどんどん増やしていきたいと思っています。

――人が集い、つながることで、新しいことや縁が生まれていく。そこから自分に自信がついて、見える世界が広がっていく。そんなハブになる場所と機会を生み出していらっしゃる活動、素敵だと思います。

2010年に発売された1冊目の著書と、以前ラジオ番組出演時の写真。様々な活動が広がりました。

――現在テレビ出演もされているとか。

宮下さん はい、長崎放送「あっぷる」という老舗番組の料理コーナーに数か月に1回出演させていただいています。直近では10月30日、12月5日に出演し、簡単に作れるお料理をご紹介しました。夕方の生放送なので、生徒さんは録画か3か月放送されるユーチューブでご覧くださっています。

――生放送は緊張しそうですねー!以前はラジオ番組出演や新聞に寄稿されていたそうで、発信力がおありなのだと思います。

宮下さん ラジオは、2008年ぐらいから4年間、ゲスト出演させていただきました。週に1回ぐらいでしたのでネタ集めが大変で、とても勉強になりました。新聞は、長崎新聞のコラムに3年間ぐらい、不定期で掲載してただきました。今思うと恥ずかしい内容ばかりの幼稚な文章でしたが、こちらもよい勉強をさせていただきました。

実は以前、料理の道とともに文筆の道も目指して文章の学校に通っていました。東京の学校まで日帰りで通いやる気いっぱいでしたが、行ってみてわかったことは、同期の皆さんが本当に優秀で、自分はだめだと確信しました。これを仕事にしていく覚悟も才能もないと知ることができ、これが一番の収穫でした。

そのときの卒業制作で作ったのが、1冊目の本の内容でした。
絶対出版したい!という気持ちではなく、ダメならダメで、どんなところがダメなのかを知りたい。そんな思いで出版社に企画書を送ったところ、採用されたのでした。

――1冊目のご著書『自宅ではじめる小さな「パン教室」』はそうして生まれたのですね!それにしても素晴らしい情熱と行動力です。
そして今2冊目が完成するところですね。このお話はまたのちほど聞かせてください。

原点と軌跡

――パン教室を始めた理由ときっかけはなんでしょう。

宮下さん 学生の頃、福岡市の料理教室に通っていたのですが、その先生がとても素敵な方で!。
ただその場にいるだけで「楽しいな、嬉しいな」と幸せな気持ちになり、楽しみに通っていました。このとき感じた思いが、HAPPYPANの原点です。

卒業後は就職し、週末に大手料理教室のパン作りの教室に通いました。そこでも素敵な先生に出会い、この道に行きたい!私もパンの先生になりたい!と思うようになりました。
その後、上京してパン講師の仕事に関わらせていただきました。たくさんの素晴らしい生徒さんや仲間に恵まれ、充実した修行期間だったと思います。

そして、いろいろ考えた末に東京ではなく地元でパン教室をしたいと決意し、戻って開講しました。
最初は両親を説得して自宅で始めましたが、だんだん肩身が狭くなっていき(笑)、自分で教室専用の場所を借りて再スタートをしたのでした。

「教室を始めて良かったことは素敵な生徒さん達との出会い。自分を成長させてくださっています」

――熱いバイタリティーを感じます!
教室を始めて良かったのはどんなことですか?

宮下さん 何と言っても素敵な生徒さん達との出会いです。以前は悶々と考えることも多かったですが、くよくよしなくなりましたし、年を重ねることに不安がなくなり、何事も「自分次第」と心の底から思えるようになったと思います。

――様々な経験や出会いが成長の糧になり、とても素敵に経験を重ねていらっしゃるのですね。

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ひとつひとつのお話が深くて、もっともっと聞きたくなってしまいます。印象的なのが、どんなときも人とご縁に感謝をして、自分はどう皆さんの役に立てるだろう?と考えていらっしゃることです。直観力で自分に今何が必要か見極め、そして行動するパワフルさと、自分自身と深く向き合う繊細な面をあわせ持っていらして、「このパン教室はパン以外の学びが多い!」と生徒さんが通い続ける理由がわかった気がします。
次回最終回は、そんな宮下さんが教室運営に込めている思いや二冊目の著書のこと、これからの夢や展望について伺ったインタビュー後半をお届けします。どうぞお楽しみに!

インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=松村琢磨

プロフィール

少人数制のパン教室を開催しております。

パン作りがはじめての方でも
お一人でも気軽に参加できます。
アットホームな雰囲気の中、
身近にある材料でお好きなパンを焼きます。

長崎市、佐世保市、沖縄那覇市で開催。
親子パン教室、自宅でプチパーティーも実施。
2004年秋より開講

サロン情報

HAPPYPAN

がんばるあなたを応援する パン教室です。

教室には「非日常」「出逢い」「ぬくもり」があります。

お会いできます事を
楽しみにお待ちしております。
どなたでもご参加可能です。
お気軽にお問い合わせください。

ジャンル:

パン

サロン特長:

初心者歓迎、平日開催、夜間開催、土日開催、お友達同士歓迎、男性参加OK、少人数制(6人以下)、体験教室あり、子供教室あり、予約制、駐車場あり、各種イベントあり

所在地:

長崎県

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