加藤 桃子(かとうももこ)さん 第2回
「SPACE C」
加藤 桃子(かとうももこ)
【群馬県高崎市】
今月の「整理収納」のコーナーでご紹介するのは、「SPACE C」を主宰されている加藤桃子さん。
コンセプトは、「自分で片付けられるようになる!」こと。お客様に対して整理収納はアドバイザーからの情報提供に終わらず、お客様自身が現状を把握し、次に何をすべきか考えられるようになることの必要性を説きます。加藤さんご自身も様々なお客様の要望に応えられるよう、仲間との勉強会や情報収集を欠かしません。
整理収納アドバイザーを目指される方へのメッセージも必見、加藤さんのご活動を4週にわたってご紹介いたします。
4.どんな生徒・参加者が多いですか?
講座に関しては、会場によって様々です。カルチャースクールでは、50~60代の方が多く、上は80代の方もいらっしゃいました。
自主開催講座では、30~40代のママさん世代がよくご参加くださいます。また、お子さん向けの講座やお片付けサポートも行っております。
「今よりも快適な生活にしたい」「効率的な生活をしたい」と考えていらっしゃる方が多いです。
5.どんな講座が人気ですか?
講座は日程が合わないという方が、訪問型のお片付けサポートをマンツーマンレッスンとして利用されることが多いです。
実際に整理したい物が目の前にあるため、具体的なお話をすることができ、理解度も高まるようです。
6.講座やお仕事で心がけていることはどんなことでしょう?
講座にしても、訪問の作業にしても、最終目標はご自身が整理収納のスキルを身に付けられる(片付けられる)ことだと思っています。
そのため、単なる情報提供という形にならないように、「こんな時はどうする?」ということを常にご自身でも考えていただくようにしています。様々な選択肢を提示し、その中からベストを選ぶお手伝いをする、それが私の役割だと思っています。
7.講座やお仕事の楽しいエピソードを教えてください!
以前お片付けサポートにお伺いさせていただいたお客様が、新たに新居を建てられるということで、ハウスメーカーさん選びから収納計画を含めたプランニングや家具選び、新居での収納作業までご提案させていただいたことがありました。ゼロからご一緒させていただいたため、完成した時にはまるで自分の家が建ったような喜びを感じることができました。“片付いたから終わり”ではない、暮らし全体のご提案をいつでもできるようにしていきたいと思えた一件でした。