思い出の味といったらやっぱり、、

皆様こんにちは。

セントロアンバサダーの磯部作喜子です。

皆様の「思い出の味」はなんでしょう?

海外旅行で召し上がられた珍しいお料理、日本の名店の味、様々な思い出の味があると思いますが、私にとっての思い出の味といえばやっぱり、、母が作ってくれたお料理です。

いろいろなお料理がありますが、中でも鶏モモ肉や油揚げ、ごぼう、にんじん、と具だくさんの炊き込みご飯は今思い出しても絶品でした。ご飯好きの父のために3人家族には大きすぎるようなガス炊飯器を使ってダイナミックに炊き上げてくれました。

その他、毎年漬ける梅干しやぬか漬け。いつかは習えるだろうと思っているうちに、母は急にこの世を去ってしまい、幻となってしまいました。もっといろいろ習っておけばよかったなあ、と今でも悔やまれてなりません。

気の利いたお料理は作れませんでしたが、おせち料理も年末の恒例の手仕事でした。思い返すと、中学生のころからおせち料理を作っていた私。

煮豆やお煮しめなどの伝統料理は母の担当で、味噌松風やチキンのガランティーヌなどは私の担当。オーブンもなかった頃はすり鉢で伊達巻の生地を作り、フライパンで焼いていました。

今では毎年、おせち料理を手作りしたい生徒様のために、「お節料理レッスン」にお越しいただいているのですが、そのルーツは母とのおせち作りにあったのかもしれません。

 

お料理や味にまつわる記憶は本当に懐かしく、今でも思い出すと心が温かくなるものですね。

生徒様や子供にも、微力ながらそんな「思い出の味」を残せたらいいなあ、と日々思っております。