「AMI cooking station」　おぬまあけみさん

毎日の夕飯を彩る“家庭料理”を

2016年からお料理教室を主宰されているおぬま先生。
お教室名「AMI cooking station」は、料理・食卓にまつわるものにご興味のある方が、気軽に立ち寄って楽しんで頂く「道の駅」のような存在になれれば……と願い、名付けられたとの事。

“AMI cooking station”

そんなおぬま先生がお教室で大切にしていること、それは“～人と人とを食でつなげる～皆が笑顔でいられる素敵な料理を日常の食卓”。
「AMI cooking stationで料理を習って、その日帰りにスーパーに寄って、食材を買って、夜ご自宅の食卓に出せる……そんなレッスンを目指しています。」
おぬま先生が家庭料理にこだわるのは、皆さんが夕飯に出せるようなお料理を提供したいとの思いから。丸々その日の献立にできるように、と、先生のお教室でのレッスンは基本的に6品です。

そのままその日の献立にどうぞ♪

「家庭料理は生徒さん皆さん喜んで下さいます。それに、自分だったらどんなお教室に通いたいかな？と考えた時、日常の献立に助かるものがいいな、と思ったんです。時間がかかるような煮込み料理を夕飯で日常的に作ることは難しいですし、高い食材を使用しても再現がしにくいですよね。そう思ったとき、生徒さんが本当にタメになる、すぐご家庭で作れる家庭料理をレッスンすることを大切にしています。」

レッスンに来られる生徒さんが、普段から作れるような、そんなレシピを作り続けているおぬま先生。生徒さんのことを思い、愛にあふれたお教室を展開しています。

全ては生徒さんのために

“食”の道に進む決心は中学生の時に

現在料理教室を主宰しているおぬま先生、なんと“食”の道に進むことは中学生の頃には決めていたそうです。

「子どもの頃から母と一緒に台所に立って、夕飯の支度を見ることが大好きでしたし、料理に興味津々でした。食べることも作ることも大好きでしたね。
中高一貫校だったのですが、中学3年生の頃には、すでに“食に関連する道に進もう”ということは決めていました。大学卒業後、管理栄養士の資格を取得しよう！と決めていたので、高校では理数コースに所属していたんです。」

お話を聞けば聞くほど、おぬま先生の一貫した“食に携わるため”の意思決定や努力が伺えます。

食べることも作ることも大好き！

「食に関係する仕事に就きたいと思いつつ、実際は銀行に勤めたんです。“食品会社の商品開発に就きたい”という夢は、なかなか就職氷河期時代に叶えることは困難でした。
ただ、今思うと、その時代に世の中のお金の流れや情勢を知ることができたので、無駄ではなかったなと思います。
でも諦めきれなかったので、お昼は銀行員として働き、夜は丁度その頃話題になりだした、フードコーディネーターの資格を取得するために学校に通っていたんですよ。」

先生の並々ならぬ思いは、脱帽の一言。
本当に「食」というものが大好きなんだなと、先生の思いを痛感することが出来ました。

「その後、ご縁があって転職し、なだ万さんに就職しました。そちらではお惣菜やお中元などのギフトの商品開発を担当していました。西京漬けや豚の角煮など、懐石料理というよりは家庭料理に近いものを担当していたので、その頃の思いが今の“家庭料理”を中心としたお教室へと繋がっていると思います。」

学生時代から学び続けた「食」

幼少期から一貫して食に興味を持ち、最後まであきらめず商品開発の仕事に従事したおぬま先生。
先生の芯の強さ、そして料理に対する思いに比例するような膨大な知識と技術の源を知ることが出来ました。

ずっと変わらず「家庭料理」をお伝えしています

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自宅の夕飯に並べられるような、生徒さんが作れる再現性の高いレシピを提供し続けるおぬま先生。そんなおぬま先生は、並々ならぬ料理への情熱をお持ちでした。次回はどのようなレッスンが開催されているのか、お写真たっぷりでレポートしていきます。どうぞお楽しみに。

ディレクション：株式会社COOK ART
インタビュー：太田 えり
撮影： 佐藤 幸一

サロネーゼから皆様へ

私自身、毎日家事に奮闘する一主婦です♬
2008年に長女、2011年に長男を出産し、子供が口にする食事を作るにあたって食材の品質を見極め、安心・安全な食材を購入するのはもちろんのこと無駄なく食材を使い切るよう神経を張り巡らしています。
健康のために日々の食生活を管理するには、基本的な料理の知識を身につけることが大切です。
妻・母の立場である私から「お婆ちゃんの知恵袋」的に、食材の知識や簡単に作れるレシピを紹介しています。家族のために料理をする人はもちろん、一人暮らしの方にも活用して頂きたいと思います。

生徒さんの声

Aさん
特別に高価で手に入らない材料は使わず、いつも冷蔵庫などに常備しているモノもしくは一般的なスーパー小売店ですぐ揃えられる材料で、時短かつ見栄えがする簡単献立を毎回6品教えてもらえるのはとても嬉しいです。

Bさん
先生の自宅キッチンで開催しているので、調理もしやすくアットホームに生徒皆さんで和気あいあいと作業できるのがとても楽しいです。ほとんど毎回サンプルや試供品配布があるのが嬉しいです。

Cさん
最近ではリバイバルレッスンが良かったです。いままで教わった料理の中では、チリコンカンやローストビーフ、バスクチーズケーキなど何度も作って家族に振る舞った料理が数々あります。自身の料理のマンネリ化を打破することができ、食べず嫌いだった料理、あまり得意でない味付けも、こちらの教室で作ってみることで意外と食べられるようになったモノが多いです。新しい発見があります。

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