予約の取れない自宅教室
~人気レッスンの魅力をレポート~

「くふうど」主宰 井浦五百子さん

井浦五百子さん

井浦五百子さん

今月のサロネーゼは、京都府城陽市で、”自然、健康、美”をテーマに『くふう料理』が学べる料理教室「くふうど」を主宰する、井浦五百子(いうら いおこ)さん。 現代書道家、カラーアナリストでもある井浦さんが生み出す色彩を応用した工夫のあるお料理は、ここでしか学べないものばかり。 多彩なレッスンが展開されています。今回は2018年12月中旬にうかがった「心ときめくアスリート食」レッスンの模様とインタビューを4回にわたりご紹介します。第2回目はレッスンレポート後半です。

掲載日:2019/01/15(火)

「食」の意識が変わるレッスン

アスリートが”戦う身体を創るために考えておくべき食事”や栄養についての説明に続いては、今日のレシピのデモンストレーション。
まずは「ベジ・肉みそ」で使う「大豆ミート」の戻し方です。

「大豆ミート」とは、大豆の加工食品で、低カロリー、低脂質、高たんぱくに加え、食物繊維やミネラルも豊富な、いわば「植物性のお肉」。健康志向の高い方々に人気です。

大豆ミートは乾燥した状態で販売されていますのでお湯で戻して使うのですが、ちょっとしたコツを知っているとより美味しく調理ができます。

「今日は、大豆ミートをお肉に見立てて肉みそを作ります。
まず大豆ミートをボウルに入れて熱湯を注ぎ、5~10分つけておきます。
すでにつけておきましたので、水気を絞りますね。そして水洗いを3回繰り返します。そうすることで豆くささがなくなります。

最後に固く絞り、つゆの素につけてしみ込ませておきます。下味をつけておくと、美味しく仕上がります。つゆの素も自家製です。
しみ込ませている間に、コチュジャンを作っていきます。
コチュジャンっておうちで簡単に作れるんですよ!辛さもお好みで調整できますのでぜひ作ってみてくださいね」

わかりやすくて楽しくて、テンポのよいレッスンに引き込まれます!

わかりやすくて楽しくて、テンポのよいレッスンに引き込まれます!

味噌、みりん、唐辛子など身近な材料で簡単にコチュジャンができると聞き、生徒さんの期待も膨らみます。

大豆ミートの下味に使うつゆの素も自家製とのことですが、一般的に「買うもの」と思いがちな調味料も、井浦さんはできるだけ手作りをしていらっしゃいます。
それらの作り方も、質問すればとても丁寧に答えてくださります。

作り方を学べるのも嬉しいことですが、もっと嬉しいのは、「買うもの」と思っていた調味料が「自分好みの味に、安心な材料を使って手作りできる」と知れることかもしれません。

そうした新たな学びや食の意識の転換になるようなきっかけが、井浦さんのお話のなかにたくさん詰まっています。

理由がわかるから、腑に落ちる

できたてのコチュジャンを皆さんに味見してもらいます。
「美味しいー!」と笑顔が広がります。

「では、玉ねぎと生姜を炒めて、先ほどの大豆ミート、酒を合わせ炒めてそこにコチュジャンを入れ、続いてレシピにあるものを入れていきます。
ココナツシュガーを使いますが、これの魅力は・・・」

アスリートのエネルギー源である「糖質」。
上質な糖質を適正にいただくことはとても大切で、それについてはレッスン冒頭に丁寧な説明がありましたが、井浦さんがいま注目している、お料理で使う糖質のひとつは「ココナツシュガー」だそう。
その理由や機能を聞いて、皆さんも納得!

栄養価のお話だけ聞いてもなかなか記憶に残りにくいですが、こうして調理の過程を見ながらその理由を教えてもらうと、しっかり頭に入り、応用もできるようになります。

食材の選び方や作り方を含め、「なぜ」をしっかり理解できる説明があるのも魅力です。

食材の選び方や作り方を含め、「なぜ」をしっかり理解できる説明があるのも魅力です。

そのほかのメニューも、とても段取りよく、そして丁寧な説明とともにデモンストレーションが進んでいきます。

「ではそろそろ皆さんにご協力いただいて仕上げて、試食の準備をしていきましょう。
お一人どなたかサラダ用にお野菜をスライスしていただけますか?」

ここからは皆さんに協力していただいて、お料理の仕上げと盛り付けです。
皆さんそれぞれ分担して、とても楽しそうに進んでいきます。

見た目も、美味しさも、栄養バランスも

「トッピングのじゃこはオイルをフライパンに入れて、中火でカラッとなるまで炒めて粗熱を取ります。
カリッとして美味しいですよね。揚げ物を作るときに一緒にあげてもよいですよ」

「サラダは最後に白い大根を入れると、彩りがひきしまりますよ!」

「〇〇さん、洗い物をありがとうございます!〇〇さん、スライス上手ですね!バッチリきれいです」

井浦さんはひとりひとりを見て細やかにサポートし、同時に、たくさんの情報を伝えていかれます。

ウエルカムドリンクでいただいた自家製発酵シロップ、試食の時は炭酸で割って華やかに。

ウエルカムドリンクでいただいた自家製発酵シロップ、試食の時は炭酸で割って華やかに。

彩り豊かに盛り付けられ、そしてテーブルへ。
アスリート食と聞くと、男性的でパワフルなお料理を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、井浦さんのセンスでとても華のある食卓が完成しました。
まさに「心ときめくアスリート食」です!

実は、現代書道家でカラーアナリストでもある井浦さん。
より美味しく見える色や配置の工夫がちりばめられていて、栄養はもちろん、トータルでのバランスが考えられているので、食べ手の満足はとても大きいものがあります。
お料理は、”見た目”も重要だと深く感じました。

テーブルにお料理が並び、皆さんが着席されたら乾杯!
楽しい会話とともに試食のスタートです。

そして、試食の終盤でもう1品、「補食」として「グラノーラサンド」のレクチャーも。
手作りグラノーラ、バナナ、オーガニックのピーナッツペーストを使って作ります。
アスリートにとって大切な補食も、こんなに彩りも栄養バランスもよくて、おしゃれなイメージのものだとやる気が高まりそう!

生徒さんにお教室の魅力を伺ったところ、たくさんの魅力を教えてくださいました。
なかでも、「堅苦しくなく、体に良い食をちんと腑に落ちる理由と共に学べること」、そして、「先生の楽しいお人柄!」というお声が重なりました。

「体によい食」に加えて、色彩が心身に与える影響まで考えたメニューを学べるお教室は数少ないのではないでしょうか。ここに通うことで自然と食の意識が変わったという方が多い理由もわかります。

井浦さんならではの知識と美学がつまった、他にはないとても素敵なレッスンでした。
次回は、お教室情報やはじめたきっかけをうかがったインタビュー前半です。
どうぞお楽しみに!

(次回へつづく)
インタビュー・テキスト=窪田みゆき 
写真=伊藤裕司

Q&A人気サロネーゼに7つの質問

Q.1 サロン/教室を開いたきっかけは?
A. 長年、書道や色彩の教鞭をとっていました。色彩においては、心理や食との関わりを研究しておりました。
料理も芸術の一環、料理を通じて枠を広げようと思ったことから教室を開きました。

Q.2 サロン/教室名のコンセプトは?
A. 授業を粛々と受けるというより、音楽ライブのように楽しく躍動感溢れる教室でありたいと思っています。

Q.3 どんな生徒さんが多いですか?
A. 多種多様ですが、みなさん共通してるのは感度が高く包容力のある、いわば心に余裕のある方が多いこと。失敗も許してくれます(笑

Q.4 レッスン情報(開催頻度やクラス内容、料金、定員など)
A. 定番レッスンと専門レッスンにおおまかに分かれ、開催は不定期。
料金は5,000円から内容に合わせて変動します。
はじめての方にも体験いただきやすいよう、一回毎のレッスンが主です。

Q.5 レッスン中、心がけていることはどのようなことですか?
A. 参加いただくレッスンの数時間を、「楽しかった」と思っていただくこと。

Q.6 今も勉強していることはありますか?
A. 栄養、写真、デザインといろいろとあります。

Q.7 初めて通ってみたい方へ、申込方法や持参するものは?
A. エプロンと筆記具、「今日は楽しもう」という気持ち。
申し込み方法は、SNSやホームページを通じて→ http://www.rukii.co.jp/kufood/

プロフィール

井浦五百子さん

井浦五百子さん

京都在住(石川県出身)

自然・健康・美しさをテーマに家庭料理を見直した「くふうど」を提唱。色彩を応用した工夫料理をデザインしています。

食デザイン・料理研究家

オーガニックコンシェルジュ

ブランドプロデューサー

現代書道家

米国CNAS認定カラーアナリスト

合同会社ルキイ代表

サロン情報

くふうど
京都在住。”自然、健康、美”で家庭料理を見直した「くふうど」を提唱。色彩を応用した工夫料理を軸としております。

 
下記「kufood (くふうど)」のホームページからもご覧頂けます。

→http://www.rukii.co.jp/kufood/

ジャンル:
家庭料理、薬膳、インド、エスニック、ベジタリアン、健康食、洋菓子、おもてなし、カラーコーディネート
サロン特長:
平日開催、土日開催、予約制、駐車場あり、駅近(徒歩10分以内)
所在地:
京都府城陽市枇杷庄鹿背田103-21
ホームページ、ブログ:
http://www.rukii.co.jp/kufood

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