「デリス ド キュイエール 川上文代料理教室」主宰 川上文代さん
食を深く知る、様々な講座も
――お疲れ様でございました!プロならではのコツを少人数でしっかり学べるレッスン、素晴らしいですね!たくさんお聞きしたいのですが、まずはレッスンの開催情報を教えてください。
川上さん ありがとうございます。フランス料理とイタリア料理レッスンのコースを軸として、シリーズや単発も含め様々なレッスンを開催しています。
フランス料理コースは全48回、イタリア料理コースは全36回で繰り返し開催しますので、どの回からご参加いただいても大丈夫ですし、もしもう一度参加したいレッスンがあれば繰り返される月を待って再受講していただくこともできます。
そのほか、家庭料理、季節の料理やお菓子、パティシエコースや、私の著書から選んだメニューを学ぶレッスンもあります。また、他の講師によるパンやワイン、タイ料理などのレッスンも開催しています。
料理以外にも、食に関することを深く学ぶレッスンが充実。生徒さんの活躍の場もたくさん
――本当に多彩ですね。ホームページを拝見したところ、ほかにも「食から考える健康講座」「農未来塾」「室礼」など、お料理以外のレッスンもあるのですね。
川上さん はい、料理を作るだけでなく、食をテーマに様々な知識や体験を得てもらう機会を設けています。
食と健康は切っても切れない関係で、なんのために料理をして食べるか、と考えるとやはり健康を保つためですよね。
私自身も食と健康について考えていきたいですし生徒さんにも学んでいただきたいので、医学博士の先生にご講義をいただき、食からどう健康を保つかを考える講座や、「NPO法人農業生産支援活動会」とコラボレーションして、東京でのセミナーと南房総市での実習体験のカリキュラムを通して、農業を知るための”塾”を開催しています。
「室礼」の講座は今年2月に初めて開催したのですが、教室の生徒さんで長らく室礼を学んでいらした方に講師になってもらいました。
いつもお話を伺いながら私も勉強しなくては、と思っていたのですが、生徒さんを応援したいという思いもあり、今回背中を押して講師になってもらいました。とても素晴らしい内容でしたよ。
五節供をテーマにしており、2月は「上巳の節供」(桃の節供)についての内容でした。あと4回開催します。
――食を中心に奥深く学ぶ機会があるのは嬉しいですね。また、生徒さんを後押しして活躍の機会を作っていかれることも素晴らしいと思います。
川上さん ありがとうございます。生徒さんや後輩達にはどんどん育っていってもらいたいので、活躍してもらう機会をたくさん作っていきたいと思っています。
レッスンや活動を通じて伝えたいこと
――お教室のコンセプトはなんでしょうか。
川上さん 一言でいえば、「食を通して幸せになろう!」です。
心を込めて美味しい料理を作って食べること、また、食べて喜んでもらうことは、ものすごく大事なことです。
レストランより何より家庭の料理がおいしいのは、作る人が食べる人の好みをわかっていて、心を込めて作っているからですよね。
一人で作って一人で食べるのも良いですが、できれば大切な人の笑顔を思い浮かべて作り、喜ばれることが自分の喜びになるような人を増やしていきたい。手作りの良さと料理の楽しさを伝え、
食を通して、作った人も食べた人も幸せになる機会を広げていきたいと思っています。
――心を込めて手作りした美味しいものを食べたら、誰もが幸せを感じますね。
最近、家にまな板・包丁がなくお料理をしない人や簡単なインスタントもので食事を済ます人が増えていると聞きますが、残念ですね。
川上さん そうですね。料理に興味を持ってもらうには、家族や仲間と一緒に作って食べたり、小さい頃から料理に触れる機会があると良いなと思います。
私は地元の館山のクッキング大使に任命されていて、よく親子や子どもさん対象の料理教室の講師をしているのですが、お子さんも自分で料理をすると食材に愛着が湧いて、普段食べないものも食べることができたりします。そうするとお母さんも感激して、一緒に作ろう!となります。
食べ物のの好き嫌いがなくなると、不思議と人の好き嫌いもなくなってくるんですよ。
初心者からすでにプロとして活躍する人まで、本格的な料理を真剣に学びたい人が集まります
――そうなのですか!?
川上さん 大人も子どもも、料理をほかの人と一緒にすると距離が近づきますし、気遣いができるようになっていきます。思いやりが身につくんですね。
みんなで協力してやっているうちに、人のいいところが見えたり、補い合ったりして、人間的にも成長していきます。
食って本当に大事だと思います。
――なるほど・・。とても共感します。
ところでお教室にはどんな生徒さんが多いですか?
川上さん 初心者からすでにプロとして活躍している方まで、本当に幅広いです。これからレストランや料理教室を開きたい方やすでにプロとして活躍している方もかなり多く、真剣に料理の腕を上げたい方が大半です。
年齢層も幅広くて、OLさんや主婦の方、定年退職した方など、女性も男性もいろいろな方に通っていただいています。
幼いころの料理との出会い
――お教室を始めたきっかけを教えてください。
川上さん 高校を卒業したあと辻調理師専門学校に入学し、卒業後は職員として教える立場になりました。
12年間勤務し、その間にフランスの三ツ星レストランで研修を受けさせていただくなど、様々な体験もさせてもらいましたが、30歳の誕生日に「次は自分で何かやってみたい!」と思い独立する決心をして、学校でのボジションは全て後輩に譲り、料理教室を開きました。
――元々お料理がお好きでこの道を選択されたのですか?
川上さん そうですね・・家庭の環境もあったかもしれません。
千葉県の館山市で育ったのですが、両親とも共働きで忙しく、会社員だった母が市場の事務職に転職してからは、夜7時くらいに残った魚をトロ箱で持って帰ってくるんですよ。
私はまだ幼稚園くらいでしたが、おなかがすいて早くご飯を食べたい一心で魚をさばくのを手伝い、いろいろな魚を必死で三枚におろしたりいわしを手開きしたりしていましたね。
祖母が同居していたのですが目が見えなくて、小学生の夏休みや冬休みは私が祖母のお昼ご飯を作っていました。祖母の目の代わりになって、朝はまず庭の茄子やきゅうりに水をやり、昼はそれをもいで味噌汁やおかずを作ったり。
母に言われてしかたなく・・というところはありましたが、いま思えば、新鮮な魚や野菜に小さい頃から触れ料理ができたことはありがたい経験だったと思いますし、やはり料理が好きだったのだと思います。
そのうち大きくなって、食いしん坊な私は「あれ作ってこれ作って」としょっちゅう母に頼んでいたのですが、あるとき「じゃあ料理習いに行ってみたら」とお金を渡されて(笑)。
中学から高校の間、実家近くの池田幸恵先生の料理教室に通い始めました。
習ったお料理を家で作ると、みんなが美味しいねー!ってほめてくれるんです。それが嬉しくて。
そんな体験があって料理の道を選んだのかもしれません。
小さな頃から料理をし、新鮮な食材に触れてきたそう。この仕事は天職なのかもしれません
――貴重なご経験だったのですね。それで進路は迷わず料理の道を?
川上さん 実は大学を受験して、受かっていたんです。
でも当時「料理天国」というテレビで、豪華なお料理が次から次に出てくる夢のような番組を見ていて、私も作れるようになりたい。
どうしても辻調理師専門学校に行きたくなって。親を説得して行かしてもらいました。
その手前、どんなに辛いことがあっても親に弱音ははきませんでした。自分で行きたいと言って選択した道なので・・・。
当時はまだ女性で教える立場の人が少なくて辛いことがたくさんありましたが、でも自分で選択したんだからやるしかない!と思えたので頑張ってこれたと思います。
――そうでしたか・・いろいろご苦労があったのでしょうね。
ご自分のお教室を開いてみていかがでした?
川上さん 正直なところ、やはり大変でした。学校ではそれぞれ役割を担当する人がいますが、教室運営は全部自分ひとりでやらなくてはなりません。全てを自分で決めないといけないですし、責任重大です。でもその分やりがいは大きいです。
おかげさまで開始後はすぐに、元教え子のシェフたちの紹介の生徒さんやケイコとマナブを見た方など、半年で100人くらいの生徒さんが通ってくださるようになりました。
もう20年近くになりますが、今も生徒ナンバー1番の方がずっと通ってくださっているんですよ。
――それは素晴らしいですね!
==========================================
生徒さん以外にも、多くのシェフや料理研究家の方々からも師匠と仰がれる川上さん。
パワフルで明るくて、一緒にいるだけで誰もが笑顔になれる魅力をお持ちです。
そのパワーと魅力の源は、「食を通してみんなで幸せになろう!」という思い。
1回1回のレッスンにその思いを込めて運営していらっしゃるからこそ、20年近い間、多くの方に支持されていらっしゃるのだと感じました。
次回最終回は、これまで乗り越えてきたことやお教室運営に込めている思い、今後の夢をうかがったインタビュー後半をお届けします。どうぞお楽しみに。
インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=原田圭介
プロフィール
川上文代さん
1983年、辻調理師専門学校を卒業。同校職員として12年間勤務。
この間、フランス三ツ星レストラン”ジョルジュ・ブラン”での研修をはじめ、辻調理師専門学校(大阪)、同グループであるフランス・リヨン校、エコール辻東京にてプロ料理人の育成に勤める。
●1996年、東京・広尾に「デリス・ド・キュイエール 川上文代料理教室」を開設。
持ち前の明るさと気さくな性格と確かな技術に裏打ちされた”本物の技”は知る人ぞ知る存在となっている。
教室では本格的なフレンチ・イタリアン・パティスリーを中心に、基本の家庭料理、世界の料理、オリジナリティ豊かな料理を提案。
サロン情報
「デリス・ド・キュイエール 川上文代料理教室」
デリスは「おいしい」、キュイエールは「スプーン」という意味です。『美味しい料理は、本では学べない”さじ加減”が大切!』という思いを込めて名づけました。
本当の料理を知りたい!レストランや料理教室を開きたい!食べること、作ることが大好きな方のための教室です。
ジャンル:
家庭料理、日本料理、イタリアン、フレンチ、韓国、インド、エスニック、パン、洋菓子、おもてなし、テーブルコーディネート、その他
サロン特長:
初心者歓迎、平日開催、夜間開催、土日開催、お友達同士歓迎、男性参加OK、予約制、各種イベントあり、駅近(徒歩10分以内)、お酒の提供あり
所在地:
東京都渋谷区広尾
ホームページ、ブログ:
http://www.delice-dc.com/
食を深く知る、様々な講座も
――お疲れ様でございました!プロならではのコツを少人数でしっかり学べるレッスン、素晴らしいですね!たくさんお聞きしたいのですが、まずはレッスンの開催情報を教えてください。
川上さん ありがとうございます。フランス料理とイタリア料理レッスンのコースを軸として、シリーズや単発も含め様々なレッスンを開催しています。
フランス料理コースは全48回、イタリア料理コースは全36回で繰り返し開催しますので、どの回からご参加いただいても大丈夫ですし、もしもう一度参加したいレッスンがあれば繰り返される月を待って再受講していただくこともできます。
そのほか、家庭料理、季節の料理やお菓子、パティシエコースや、私の著書から選んだメニューを学ぶレッスンもあります。また、他の講師によるパンやワイン、タイ料理などのレッスンも開催しています。
料理以外にも、食に関することを深く学ぶレッスンが充実。生徒さんの活躍の場もたくさん
――本当に多彩ですね。ホームページを拝見したところ、ほかにも「食から考える健康講座」「農未来塾」「室礼」など、お料理以外のレッスンもあるのですね。
川上さん はい、料理を作るだけでなく、食をテーマに様々な知識や体験を得てもらう機会を設けています。
食と健康は切っても切れない関係で、なんのために料理をして食べるか、と考えるとやはり健康を保つためですよね。
私自身も食と健康について考えていきたいですし生徒さんにも学んでいただきたいので、医学博士の先生にご講義をいただき、食からどう健康を保つかを考える講座や、「NPO法人農業生産支援活動会」とコラボレーションして、東京でのセミナーと南房総市での実習体験のカリキュラムを通して、農業を知るための”塾”を開催しています。
「室礼」の講座は今年2月に初めて開催したのですが、教室の生徒さんで長らく室礼を学んでいらした方に講師になってもらいました。
いつもお話を伺いながら私も勉強しなくては、と思っていたのですが、生徒さんを応援したいという思いもあり、今回背中を押して講師になってもらいました。とても素晴らしい内容でしたよ。
五節供をテーマにしており、2月は「上巳の節供」(桃の節供)についての内容でした。あと4回開催します。
――食を中心に奥深く学ぶ機会があるのは嬉しいですね。また、生徒さんを後押しして活躍の機会を作っていかれることも素晴らしいと思います。
川上さん ありがとうございます。生徒さんや後輩達にはどんどん育っていってもらいたいので、活躍してもらう機会をたくさん作っていきたいと思っています。
レッスンや活動を通じて伝えたいこと
――お教室のコンセプトはなんでしょうか。
川上さん 一言でいえば、「食を通して幸せになろう!」です。
心を込めて美味しい料理を作って食べること、また、食べて喜んでもらうことは、ものすごく大事なことです。
レストランより何より家庭の料理がおいしいのは、作る人が食べる人の好みをわかっていて、心を込めて作っているからですよね。
一人で作って一人で食べるのも良いですが、できれば大切な人の笑顔を思い浮かべて作り、喜ばれることが自分の喜びになるような人を増やしていきたい。手作りの良さと料理の楽しさを伝え、
食を通して、作った人も食べた人も幸せになる機会を広げていきたいと思っています。
――心を込めて手作りした美味しいものを食べたら、誰もが幸せを感じますね。
最近、家にまな板・包丁がなくお料理をしない人や簡単なインスタントもので食事を済ます人が増えていると聞きますが、残念ですね。
川上さん そうですね。料理に興味を持ってもらうには、家族や仲間と一緒に作って食べたり、小さい頃から料理に触れる機会があると良いなと思います。
私は地元の館山のクッキング大使に任命されていて、よく親子や子どもさん対象の料理教室の講師をしているのですが、お子さんも自分で料理をすると食材に愛着が湧いて、普段食べないものも食べることができたりします。そうするとお母さんも感激して、一緒に作ろう!となります。
食べ物のの好き嫌いがなくなると、不思議と人の好き嫌いもなくなってくるんですよ。
初心者からすでにプロとして活躍する人まで、本格的な料理を真剣に学びたい人が集まります
――そうなのですか!?
川上さん 大人も子どもも、料理をほかの人と一緒にすると距離が近づきますし、気遣いができるようになっていきます。思いやりが身につくんですね。
みんなで協力してやっているうちに、人のいいところが見えたり、補い合ったりして、人間的にも成長していきます。
食って本当に大事だと思います。
――なるほど・・。とても共感します。
ところでお教室にはどんな生徒さんが多いですか?
川上さん 初心者からすでにプロとして活躍している方まで、本当に幅広いです。これからレストランや料理教室を開きたい方やすでにプロとして活躍している方もかなり多く、真剣に料理の腕を上げたい方が大半です。
年齢層も幅広くて、OLさんや主婦の方、定年退職した方など、女性も男性もいろいろな方に通っていただいています。
幼いころの料理との出会い
――お教室を始めたきっかけを教えてください。
川上さん 高校を卒業したあと辻調理師専門学校に入学し、卒業後は職員として教える立場になりました。
12年間勤務し、その間にフランスの三ツ星レストランで研修を受けさせていただくなど、様々な体験もさせてもらいましたが、30歳の誕生日に「次は自分で何かやってみたい!」と思い独立する決心をして、学校でのボジションは全て後輩に譲り、料理教室を開きました。
――元々お料理がお好きでこの道を選択されたのですか?
川上さん そうですね・・家庭の環境もあったかもしれません。
千葉県の館山市で育ったのですが、両親とも共働きで忙しく、会社員だった母が市場の事務職に転職してからは、夜7時くらいに残った魚をトロ箱で持って帰ってくるんですよ。
私はまだ幼稚園くらいでしたが、おなかがすいて早くご飯を食べたい一心で魚をさばくのを手伝い、いろいろな魚を必死で三枚におろしたりいわしを手開きしたりしていましたね。
祖母が同居していたのですが目が見えなくて、小学生の夏休みや冬休みは私が祖母のお昼ご飯を作っていました。祖母の目の代わりになって、朝はまず庭の茄子やきゅうりに水をやり、昼はそれをもいで味噌汁やおかずを作ったり。
母に言われてしかたなく・・というところはありましたが、いま思えば、新鮮な魚や野菜に小さい頃から触れ料理ができたことはありがたい経験だったと思いますし、やはり料理が好きだったのだと思います。
そのうち大きくなって、食いしん坊な私は「あれ作ってこれ作って」としょっちゅう母に頼んでいたのですが、あるとき「じゃあ料理習いに行ってみたら」とお金を渡されて(笑)。
中学から高校の間、実家近くの池田幸恵先生の料理教室に通い始めました。
習ったお料理を家で作ると、みんなが美味しいねー!ってほめてくれるんです。それが嬉しくて。
そんな体験があって料理の道を選んだのかもしれません。
小さな頃から料理をし、新鮮な食材に触れてきたそう。この仕事は天職なのかもしれません
――貴重なご経験だったのですね。それで進路は迷わず料理の道を?
川上さん 実は大学を受験して、受かっていたんです。
でも当時「料理天国」というテレビで、豪華なお料理が次から次に出てくる夢のような番組を見ていて、私も作れるようになりたい。
どうしても辻調理師専門学校に行きたくなって。親を説得して行かしてもらいました。
その手前、どんなに辛いことがあっても親に弱音ははきませんでした。自分で行きたいと言って選択した道なので・・・。
当時はまだ女性で教える立場の人が少なくて辛いことがたくさんありましたが、でも自分で選択したんだからやるしかない!と思えたので頑張ってこれたと思います。
――そうでしたか・・いろいろご苦労があったのでしょうね。
ご自分のお教室を開いてみていかがでした?
川上さん 正直なところ、やはり大変でした。学校ではそれぞれ役割を担当する人がいますが、教室運営は全部自分ひとりでやらなくてはなりません。全てを自分で決めないといけないですし、責任重大です。でもその分やりがいは大きいです。
おかげさまで開始後はすぐに、元教え子のシェフたちの紹介の生徒さんやケイコとマナブを見た方など、半年で100人くらいの生徒さんが通ってくださるようになりました。
もう20年近くになりますが、今も生徒ナンバー1番の方がずっと通ってくださっているんですよ。
――それは素晴らしいですね!
==========================================
生徒さん以外にも、多くのシェフや料理研究家の方々からも師匠と仰がれる川上さん。
パワフルで明るくて、一緒にいるだけで誰もが笑顔になれる魅力をお持ちです。
そのパワーと魅力の源は、「食を通してみんなで幸せになろう!」という思い。
1回1回のレッスンにその思いを込めて運営していらっしゃるからこそ、20年近い間、多くの方に支持されていらっしゃるのだと感じました。
次回最終回は、これまで乗り越えてきたことやお教室運営に込めている思い、今後の夢をうかがったインタビュー後半をお届けします。どうぞお楽しみに。
インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=原田圭介
川上文代さん
1983年、辻調理師専門学校を卒業。同校職員として12年間勤務。
この間、フランス三ツ星レストラン”ジョルジュ・ブラン”での研修をはじめ、辻調理師専門学校(大阪)、同グループであるフランス・リヨン校、エコール辻東京にてプロ料理人の育成に勤める。
●1996年、東京・広尾に「デリス・ド・キュイエール 川上文代料理教室」を開設。
持ち前の明るさと気さくな性格と確かな技術に裏打ちされた”本物の技”は知る人ぞ知る存在となっている。
教室では本格的なフレンチ・イタリアン・パティスリーを中心に、基本の家庭料理、世界の料理、オリジナリティ豊かな料理を提案。
サロン情報
「デリス・ド・キュイエール 川上文代料理教室」
デリスは「おいしい」、キュイエールは「スプーン」という意味です。『美味しい料理は、本では学べない”さじ加減”が大切!』という思いを込めて名づけました。
本当の料理を知りたい!レストランや料理教室を開きたい!食べること、作ることが大好きな方のための教室です。
ジャンル:
家庭料理、日本料理、イタリアン、フレンチ、韓国、インド、エスニック、パン、洋菓子、おもてなし、テーブルコーディネート、その他
サロン特長:
初心者歓迎、平日開催、夜間開催、土日開催、お友達同士歓迎、男性参加OK、予約制、各種イベントあり、駅近(徒歩10分以内)、お酒の提供あり
所在地:
東京都渋谷区広尾
ホームページ、ブログ:
http://www.delice-dc.com/
「デリス・ド・キュイエール 川上文代料理教室」
デリスは「おいしい」、キュイエールは「スプーン」という意味です。『美味しい料理は、本では学べない”さじ加減”が大切!』という思いを込めて名づけました。
本当の料理を知りたい!レストランや料理教室を開きたい!食べること、作ることが大好きな方のための教室です。
ジャンル:
家庭料理、日本料理、イタリアン、フレンチ、韓国、インド、エスニック、パン、洋菓子、おもてなし、テーブルコーディネート、その他
サロン特長:
初心者歓迎、平日開催、夜間開催、土日開催、お友達同士歓迎、男性参加OK、予約制、各種イベントあり、駅近(徒歩10分以内)、お酒の提供あり
所在地:
東京都渋谷区広尾
ホームページ、ブログ:
http://www.delice-dc.com/