「ローフード発酵LAB東京」主宰 安藤 千英さん
ローフードとは
「ローフード」初めて聞く方もいらっしゃるかもしれません。
ローフードとは48度以下で調理し、酵素や栄養素を壊さず、そのままいただける、今注目の食事法です。
このローフードと、麹やお醤油など私たちの周りでたくさん存在している発酵食を学べるのが、今回取材させていただく安藤さんの教室です。
ローフードと発酵料理のすばらしさを伝えるため様々な発信をし、レッスンを展開
教室では、ローフードの資格を取れるコースや、ロースイーツ、習ったローフードの知識を生かしていくコースなど多彩に展開しています。
今回体験したオンラインレッスンは、発酵ピクルスを作るレッスン。
野菜や果物などを、酢または塩水に漬けた西洋風の漬物です。
ピクルスというと、ハンバーガーやサンドイッチの具材に入っているイメージが強く、
発酵させたピクルスはどんなものなのか、身体にもとても良さそうなので、興味津々でした。
作りやすいシンプルなレシピ
「みなさんこんにちは!」と安藤さんの明るい挨拶で始まりました。
オンラインレッスンは6月頃から始められたとのことで、レッスンの最初に「ちょっと緊張します」とお話されていたのが、印象的でした。まずは今回作る、乳酸発酵させて作るピクルスのレシピの説明から始まりました。
ぬか漬けやヨーグルトなども乳酸発酵食品に当たります。
きゅうりと香りづけのにんにくやハーブ、アクセントのブラックペッパーなどを全て消毒した瓶に入れ、規定の塩分濃度の塩水を入れたら完成のシンプルなレシピで、これなら自分でお家でも作れそう!
ハーブや香辛料を変えて様々な味が楽しめそうです
安藤さんが3日前に漬けていたピクルスを見せてくださいました。
少し塩水が白濁していて、小さな泡が立っていました。 発酵している証拠です。
8月の暑い時期なので3日ほどで発酵しましたが、通常は1週間ほどで発酵するそうです。
例えば、にんにくを多めにすると大人っぽい味になるなどアレンジ方法も教えてくださったので、作るのになれてきたら色々自分好みの味にして楽しめそうです。
生徒さんからも積極的に質問が交わされ、みなさんとても熱心に受講されているのを感じました。
次回はこの乳酸発酵したピクルスを使ったアレンジレシピなどを教わった、レッスン後半をレポートいたします。
(次回へつづく)
テキスト=佐藤恵美
サロネーゼから皆様へ
“人間は食べたものでできている。”こんな単純なことに気が付いたのは、恥ずかしながら40歳を迎えてからのこと。幼い娘に追わせてしまった火傷がきっかけでした。そんな時、ローフードという食事法に出会って、まずは自分自身が体験し、その変化に驚きました。細胞レベルで元気に生まれ変わり、本来の自分を取り戻すことができる。それは、生の野菜果物の持つ酵素のチカラを最大限にいただくということ!そして発酵食品”麹”に含まれる、酵素のチカラ。そんな素晴らしい食事法を、たくさんの方に知ってほしいと思い、スクールを開講しました。2020年より東京へ拠点を移しました。よろしくお願いいたします。料理の楽しさ、そして教える楽しさもお伝えしています!
プロフィール
73年福岡生まれ。 割烹料理屋の長女として生まれる。娘の重度の熱傷をきっかけにローフードと出会う。2016年より福岡でローフードスクールを開講。2020年からは東京へ拠点を移し活動中。
数多くの企業のレシピ、記事の執筆など。ローフード、ロースイーツ、発酵料理の教室。次世代の育成も力を入れています。
サロン情報
ローフード発酵LAB東京
“人間はべたものでできている。”こんな単純なことに気が付いたのは、恥ずかしながら40歳を迎えてからのこと。幼い娘に追わせてしまった火傷がきっかけでした。そんな時に出会ったローフードという食事法。生の野菜果物の持つ酵素のチカラを最大限にいただく。「発酵」というプロセスにより、進化する食材たち!キッチンは、ワクワクが詰まったLAB!いつまでも健康的に生きていく「術」を学びましょう!
ジャンル:
家庭料理、日本料理、ベジタリアン、マクロビオティック、スムージー、美容
サロン特長:
初心者歓迎、平日開催、土日開催、お友達同士歓迎、子連れOK、少人数制(6人以下)、体験教室あり、予約制、駅近(徒歩10分以内)
所在地:
東京都渋谷区神宮前