駒宮 幸代(こまみや さちよ)さん 第3回
フラワースクール幸花(こうか)
駒宮 幸代(こまみや さちよ)
【茨城県筑西市】
暮らし、美
今月の「暮らし、美」のコーナーでご紹介するのは、「フラワースクール幸花(こうか)」を主宰する駒宮幸代さん。
駒宮さんの教室で学べるのは、“モダン、スタイリッシュ、お洒落、そしてプレミアム”を得意とした、デザイン的なフラワーアレンジメント。技術だけではない、よりいっそう深いフラワーアレンジメントの世界に触れることができる教室には、趣味で学びたい方からプロを目指す方まで、様々な方が楽しくレッスンをしています。
常に新しいことに挑戦され、目が離せない駒宮さんのご活動を4週にわたってご紹介いたします。
8.教室を開いたきっかけを教えてください
18歳の時に、姉が他界しまして、死ということに直面しました。それは私にとって自分の人生について、深く深く考える出来事でした。今、想い出すだけでも涙があふれてきます。当時はどうしようもないくらいに打ちのめされて、しばらく立ち直ることができませんでした。そんな時、こころの慰めになったのが生花だったのです。お花は何も言わないけれど、そっとやさしく自分のこころに寄り添ってくれました。そんなお花に助けられ、自分の人生を考えた時、大好きなお花で身を立てて、謳歌していくのがいいなぁと思い、行動に移しました。
9.教室を開いて良かったと思うことはなんでしょう?
フラワースクールを開講して、早27年。たくさんのあたたかい方々と出逢えたことです。また、出張レッスンを通じて、大企業様からお声がけしていただき、プライスレスな経験をすることができました。私にとって、ひとつひとつが、かけがえのない宝物のような出来事です。人と関わるということは、自分自身の視野も広がりますし、フレキシブルな感性が身につきますね。
10.教室運営の工夫があれば教えてください
まだ試験的ですが、【アロマリウム】というプリザーブドフラワーとアロマオイルを組み合わせたレッスンをオンラインで行っております。
11.レッスンでもよく使う愛用品を教えてください(道具や食材など)
「アルス様のハサミ」
ワニマークが目印。切れ味抜群、丈夫で長く使えるハサミです。
「クレイ様の花器」
シンプルでスタイリッシュなデザインの器は、お花をより一層お洒落に演出してくれます。
「ネイチャーデザインズ様のプレート」
エレガントで、遊び心のあるモダンな器は、作品のアクセントになります。