巻真美(まき まみ)さん 第4回
和食絵巻
巻 真美(まき まみ)
【東京都中央区築地、群馬県高崎市】
フードアート
今月の「FOOD ART」のコーナーでご紹介するのは、アメリカ生活をきっかけに和文化のすばらしさを再認識し、世界から観光客が集まる銀座・築地で日本食の素晴らしさと職人芸、デザイン性を発信する教室「和食絵巻」の巻真美先生です。東京オリンピックイヤーの2020年。日本を訪れる外国人の方へのおもてなしレッスンのヒントがいっぱいです。
12.ご興味のある方、いつかお教室を開きたい方、お仕事にしたい方へアドバイスをお願いします
教室の運営は、1人で社長・営業・経理・広報・総務など全部をこなすので、時間の区切りと外注を使い分けてバランスをとれると良いかと思います。私たち女性は、会社・家事・家族・年齢等の兼ね合いが常にあるのと、それらが三年スパンくらいで変化するたび影響を受けるので、初動でやりやすい仕組みを作って、後は長い目で活動期と積み上げを交互に歩んでいくような、しなやかな生きがいを得られますように。
13.これからの夢を教えてください
4人の子供達が進学や就職で海外に行く機会があれば同行して現地で和食の仕事がしたいです。ここ一年やってみて反応をいただけている訪日外国人向けの講座をさらに充実させて、海外への活動につなげていきたいです。いっそ、子供たちと親が五大陸それぞれに住んで、相互を行き来しながら、世界中に巻き寿司と餅菓子を広めていくのが、最大の夢です(笑)。
14.先生にとってキッチンとは?
人と一緒に使うための清潔と上質の場。
少しずつ買いそろえてきたお気に入り道具が勢ぞろいした空間です。和の物は木製が多いので洗うのやお手入れが大変だったりしますがどんどん普段使いで活用します。講座前後は何も置かずスッキリ。はじめて来た人でも使いやすいミニマムさです。
15.読者へメッセージと講座の参加方法やお仕事の依頼方法を教えてください
巻き寿司、デコもちを作ったことのない方、ウェルカムです。もちろんお料理好きな方も、独特のコツ等お伝えしたいこと満載なので、どうぞ活用してください。趣味、資格、企画、お気軽にご相談ください。
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公式サイト:和食絵巻.jp
インスタ:https://www.instagram.com/makimamiroll/