鳥居 満智栄(とりい まちえ)さん 第2回
「マチエル創作和菓子教室」
鳥居満智栄(とりい まちえ)
【東京都小金井市】
今月の「特集」のコーナーでご紹介するのは、「アンネルネ マチエル創作和菓子教室」を主宰されている鳥居満智栄さん。
鳥居さんは、和菓子がお家で作るケーキやクッキーと同じくらいに、気軽で身近な楽しみになってほしいと思い、活動していらっしゃいます。そのために考案された、電子レンジで手軽に作れる方法で、和菓子はぐっと身近なものに!趣味で始められた方が、講師を目指されることもあるそうです。日本の四季が表現された和菓子に触れることで季節の移ろいに敏感になり、和菓子を作る人もプレゼントされた人も笑顔にします。 人生を豊かにする、鳥居さんの和菓子の世界を4週にわたってご紹介いたします。
4.どんな生徒さんが多いですか?
20代から70代まで、幅広い年齢層の方にお越しいだたいております。
レンジで和菓子が作れることに興味を持っていただいた方が、簡単だからと参加してくださったり、年齢的に乳製品やバターなど油を使ったお菓子が重たくなり、和菓子が食べたくなってきた方などもいらっしゃいます。
5.人気のレッスンはなんですか?
季節の練り切りを作るお教室です。
和菓子は、季節感を味わえるものが多いので、季節の行事の練り切りを作るレッスンは特に人気です。
例えば、桜の時期に桜の練り切りや、五月の節句にこいのぼりの練り切りなど。
また、行事以外でも、いちご大福やうぐいす餅など季節感あふれる和菓子も人気です。
6.レッスンで心がけていることはどんなことでしょう?
季節を感じでもらえるように、和菓子の季節感についてお話をします。
そしてなにより、楽しかったと言って、帰っていただけるよう、ご一緒したお客様同士をお繋ぎして、和気あいあいと和んでいただけるよう心がけています。
7.レッスンの楽しいエピソードを教えてください!
生徒さんがご自身で作られた和菓子を持ち帰り、お家で写真を撮ろうとテーブルに置き、カメラを取りに行って戻られると、ご主人に食べられて跡形もなかったというお話。
お家で和菓子を楽しみに待っていてくださる人がいる幸せを感じ、また、そのお手伝いができている和菓子教室を開いてよかったと、つくづく思いました。