梁井 智加(やない ちか)さん 第3回
「アトリエローズ」
梁井 智加
【大阪府守口市】
今月の「暮らし・美」のコーナーでご紹介するのは、「アトリエローズ」を主宰する梁井智加さん。
ホームデコレーションから、お料理、また整理収納まで幅広い分野を学ぶことができるお教室。
手作りにこだわる梁井さんのもとで学んだ生徒さんからは、「おうち時間を楽しめるようになった」というお声をいただいております。
作る楽しみ、飾る楽しみ、使う楽しみを4週にわたってご紹介します。
9.教室を開いたきっかけをおしえてください
元々私自身がいろいろなものを手作りすることが大好きということもあって、生花を習っておりました。
そこで資格を取得することができ、これでお教室を開くことができると思っておりました折、プリザーブドフラワーと出会いました。
当時大阪にはプリザーブドフラワーのお教室がなかったので、お教室を開くのならば今でしょうと思い、動き始めました。
10.教室を開いて良かったと思うことはなんでしょう?
まずは募集の告知広告に載せている私の作品のデザインを見て気に入り、作ってみたいと思ってもらえること。
さらにお教室にお越しいただいて、今度は生徒さんご自身で作られた作品に満足して、お持ち帰りいただけることが何よりも嬉しいです。
やはり手作りのものは自分で作っていく過程で気持ちが入りますので、買ってきたものとは思い入れが違います。
作品をお持ち帰りになって、ご家族に自慢されたり、どこに飾ろうかと悩まれる姿が想像されます。
生徒さん達にこうした飾る楽しみも含めた手作りの良さを実感していただけることが、お教室を開いてみてとても良かったと思うことです。
11.教室運営の工夫があれば教えてください
出来るだけお越しいただきやすい時間帯にお教室を開くことです。
またレッスン中の時間配分にも気をつけております。
そのためのシュミレーションをしながらの準備は欠かせません。
予定組みがとても大事ですね。
12.レッスンでもよく使う愛用品を教えてください(道具や食材など)
講座が多岐にわたりますので、それによって異なりますが、共通して使うものは刃物類です。
プリザーブドフラワーでは「ワイヤーを切るためのはさみ」
カルトナージュでは「生地用のはさみ」や「サークルカッター」
ポーセラーツでは「転写紙用のペン型の工作カッター」など使い分けています。
自分のものだけでもかなりの数がありますが、さらに体験で初めて来られる生徒さん達は一言ではさみと言ってもこのように作るものに対応したものはなかなかお持ちではないので、その分も合わせると相当数になります。
まるで職人の工房のようです。