子供の頃のキッチンの思い出
私が幼い頃から母が料理教室を営んでおりましたので、
いつもキッチンに立つ母を見て育ちました。
私が小学校に上がった頃から母はとても多忙になり、
昼や夜の食事時に不在の事が多くなりました。
父はもとより遅くまで会社でしたので、
3歳下の妹とシッターさんと食事をとることがほとんどでした。
現在、食育の講師として心身の健康のために孤食をさせないように。。と
説いているのに矛盾ですが、私は当時は本当に自分たちは恵まれている、と
思っていたのです。いえ、今でもそう思っています。
妹と2人でとる食事でしたが、それはいつも母が心を込めて手作りした
料理だったからです。
忙しい中を、栄養のバランスや、私たちの好み、彩りを考えて、
時には七夕やひな祭りなど歳事記を工夫して作っておいていてくれたのです。
料理のプロですからもちろんお味は美味しかったですが、
何よりも嬉しかったのは、私たちの為に多忙を縫って作ってくれて
いた事だったと思います。
一緒の時間を過ごせなくても愛情を感じる、伝える事が出来る、
それが家庭料理の良さだと思うのです。
たとえ料理が得意でなくても、一生懸命に心を込めれば必ず伝わると思うのです。
キッチンはお料理を通して愛情を伝えられる場所。
大切な場所だと思います。
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