”わたしの思い出の味”

CENTROアンバサダーのひがしきよみです。

新緑の美しい季節になりましたね。

”わたしの思い出の味”は、数限りなくありますが、この季節になると、故郷から毎年届く、季節の贈り物です。

私の故郷は、静岡。母の実家は古くからお茶問屋を営んでおり、幼いころから親しんでいましたが、故郷を離れ、この季節に「新茶」を頂くことが何よりの楽しみ。

特に、母が淹れてくれるお茶は、なんとも美味しいお茶でした。”食の記憶”大切ですね。

茶葉の量と、水質、お湯の温度、茶器の選び方、簡単なようで、実は奥が深いのです。茶葉の形や大きさ、香りによってもお味が異なります。

いつも美味しく頂くためには、同じ計量スプーンで計り、一定の温度にしたお湯を使い、蒸らし時間も一定にしてあげることがポイント、そして、一滴も残さず注ぎきること。これは母からよく言われたことです。

お煎茶にも種類があり、中蒸し煎茶や深蒸し煎茶と言って、通常より数倍の時間蒸して深みのある強い香りやコクのあるまろやかさ、舌の上でころがるような甘味と旨味を感じるものも。

濃いめに抽出した緑茶を炭酸で割って、スパークリンググリーンティーにしたり、いろいろと楽しんでいます。

飲むのはもちろんですが、お料理やお菓子にも、大活躍です。こちらは、緑茶ケーキ。

健康にもよく、ビタミンCが豊富で、海外でも人気の日本茶、特に、八十八夜に摘んだ新茶を飲むと、延命効果があるとか。お好みの茶器を使って、この季節ならではの「新茶」をお召し上がりくださいませ。

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