「Chizuおもてなしサロン」 下山千津子さん
“おもてなし”との出会い
2010年から「Chizuおもてなしサロン」を主宰されている下山千津子先生。なんと、下山先生はもともと料理が好きではなかったそう!そんな先生がお料理を始めたのは、“必要に迫られて”だったとのこと。
「私が大学生の頃に母が亡くなってしまって。お料理をしなくちゃいけないということで、それまで全くしてこなかった料理をすることになりました。その頃は同居の祖母に教わったり本を読んだりしながら料理を勉強していきました。」
おばあ様もお母様も、日本の歳時記をとても大切にする方だったようで、お雛祭りにはちらし寿司、端午の節句には柏餅……と季節の行事に合わせた食事をふるまって家族を喜ばせてくれたといいます。
「祖母や母の影響もあり、もともとは日本の歳時記が大好きで、開業当初は日本の歳時記を中心にしたレッスン内容でした。現在のお教室でも日本の歳時記を大切にしていますが、長年通って下さっている生徒さん達に喜んでもらえるよう、洋食・和食・中華・アフタヌーンティー・フィンガーフードなどを取り入れたんです。現在は新しい内容のレッスンに幅を広げています。」
下山先生も歳時記を大切にしています
その後、社会人として働きだした下山先生。
しかしそんな中でもお母様がいない、ということが、“もしかしたら周りのみんなに比べて、私は教えてもらえていないこと、
知らないことがたくさんあるんじゃないだろうか”と不安に駆られていたそう。
その思いから、お茶やお花を本格的に学びに行くようになったと言います。お料理教室に通い出したのも、実は焦りからだったとか。
「結婚して家庭に入ったのですが、主人がお客様の多い人で、家によく招いていたんです。そうすると、お料理をお出しする機会が増えて。もともと必要に駆られてやっていただけなので料理が上手なわけでもないし、頑張ってやってみてもすぐ上手になるわけもなくて、“これじゃダメだ”と思い、料理教室へ通うことを決心したんです。」
結婚による環境の変化が1つの転機に
そしてそこで訪れたお教室が、下山先生の最初の転機となります。
玄関に入ると飾られているキレイなお花、キッチンに向かうとすでにセッティングされたテーブルコーディネート…そのどれもが素晴らしく、心を奪われた下山先生。
この頃のお教室との出会いが、今の「空間コーディネーター」に繋がっています。
「食空間おもてなしクリエイター」として
そうして様々な料理教室へ通い、ご自身の糧にしていった下山先生。
そのうちの1つのお教室の先生から、「和文化のおもてなしプロジェクトに一緒に来てくれないか」と声をかけられたと言います。
日本が好きで、興味があった下山先生は二つ返事で参加を決意。
そして2009年、ニューヨークで開催された「和食文化とおもてなしの祭典」に参加し、日本のおもてなし文化を海外に紹介するという大役をこなしました。
祭典では、日本の伝統舞踊や茶道等を紹介する盛大なステージが。日本食の蕎麦や蒲鉾、藍染め職人さんなどが日本の文化をPRする中、下山先生のチームは日本の歳時記「お月見」をテーマに、伝統的工芸品の「漆器」「曲げわっぱ弁当箱」「藍染め」等を紹介する和モダンテーブルコーディネートに生花をいけ込む超大作を完成させ、日本の伝統文化「風呂敷アレンジ」をお披露目。
沢山の海外の方の目に留まり、「日本って素晴らしい国だね!」と賞賛のお言葉を頂いたそう。
この出来事が下山先生にとって自信となり、自分で日本の素晴らしい歳時記を紹介するお教室を主宰しよう、と決意するきっかけになったと言います。
ニューヨークでの経験が先生の自信に
「私はいろいろなお教室に学びに行っていましたが、記憶に残るおもてなしに必要なテーブルコーディネート、お花、そしてお料理、それらすべてが1つのお教室で学べたらいいな、という思いがありました。そんな場所を作りたくて現在の「Chizuおもてなしサロン」の形が出来上がりました。」
その言葉通り、現在下山先生のお教室では、歳時記を楽しむおもてなし料理を始めとし、テーブルコーディネートやお客様を迎えるためのフラワーの演出、知っておくべきマナーなど、“お客様をもてなす空間を丸ごと演出する”ための技術が実践的に学べます。
“おもてなし”のすべてを伝えていく専門家「食空間おもてなしクリエイター」として最前線を走る下山先生。
その確固たる技術は、先生の貪欲に学ぼうとする真摯な姿勢によるものだということをひしひしと感じることが出来ました。
全てが学べる場所、それがChizuおもてなしサロン
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次回は下山先生のレッスンレポートです。下山先生の華やかなレッスンがどのような雰囲気で開催されているのか、お写真たっぷりでお伝えしていきます。どうぞお楽しみに。
ディレクション:株式会社COOK ART
インタビュー:太田 えり
撮影: 冨田 真佐子
サロネーゼから皆様へ
誰もが憧れる自分になれるおもてなし美人の近道 Chizuです。
誰かの幸せの為に繋がる「食」を大切な人に届けてみませんか?
生徒さんの声
Aさん
簡単で美味しい「楽旨レシピ」が人気です。美しい見た目にアレンジするのが楽しくて、盛り付けのコツを学べるのが嬉しいです。
家事や仕事、子育てに追われる毎日の中で、Chizuサロンは心癒されるサードプレイスです。ここで気持ちを整え、心に栄養を与えてリフレッシュできるので、明日からの仕事の活力になります。
サロンには共通の趣味を持つ素敵な方々が集まっていて、友達の輪が広がります。毎月のレッスンがとても楽しみです。
Bさん
先生の健康美を意識した食生活への姿勢に共感しています。年齢を重ねるごとに体重が増え、体調を整える食事に悩んでいましたが、ここで麹調味料の作り方や使い方、そしてそれを使った調理方法を学べるのが嬉しいです。また、忙しい主婦にとって便利な作り置きの段取りやレシピを教えていただけるので、家族の健康を考えた日々の料理に大変役立っています。
Cさん
スキルアップ(自分磨き)に色々チャレンジしてみたいけど、仕事の休みが限られていているのが悩みでした。Chizuサロンは料理の他、テーブルコーディネート、フラワーアレンジ、テーブルマナーも一緒に教えて頂ける教室なのでとても助かっています。
プロフィール
健康美料理研究家。マナー講師。食空間コーディネーター。フードコーディネーター。発酵食スペシャリスト。食品表示検定中級。食農コーディネーター。ミスユニバースジャパン2018ファイナリストオフィシャルトレーナー(健康美食・マナー・日本文化担当)
サロン情報
活動内容
健康美おもてなし料理、季節の食卓を彩るテーブルコーディネート、フラワーアレンジ、貴女が輝き相手も幸せになるマナーをトータルで学べるカリキュラムをプロデュースしています。
自分磨きマナー実践講座をグルメ店にて毎月開催しています。
地産地消に貢献、食の開発・企画・プロモーション事業。
調理師製菓専門学校講師。おもてなし研修講師業。
ジャンル:
料理・食育・食材 :
家庭料理
日本料理
イタリアン
フレンチ
中華
韓国
エスニック
健康食
デコ巻き寿司・飾り巻き寿司
ハーブ
チーズ
パン・スイーツ :
洋菓子
飲み物 :
日本酒
ワイン
茶道
紅茶
コーヒー
中国茶
スムージー
おもてなし・作法・美容 :
おもてなし
テーブルコーディネート
ナプキンワーク
華道
マナー
美容
フラワー :
フラワーコーディネート
アーティフィシャルフラワー
整理収納・お手入れ・防災 :
インテリア・アロマ・カラー :
カラーコーディネート
クラフト・デコレーション :
その他 :
サロン特長:
初心者歓迎
平日開催
土日開催
お友達同士歓迎
男性参加OK
少人数制(6人以下)
予約制
各種イベントあり
レンタルあり
駅近(徒歩10分以内)
お酒の提供あり
オンライン開催あり
資格取得講座あり
プライベートレッスン(貸切)応相談
お一人様歓迎
所在地:
広島県 広島市中区白島中町