『大阪パン倶楽部~わがママパン工房~』 小林友紀さん
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小林 友紀さん
第7回の舞台は、大阪府門真市にある『わがママパン工房』と名づけられた大阪パン倶楽部の天然酵母パン教室。ハツラツした、輝く笑顔で迎えて下さったのは、教室主宰の小林友紀さん。子供連れでも気兼ねなく参加できる人気の教室は、いつもとてもにぎやか。連載前半の今回は、レッスンでの風景と生徒さんの声をお届けします。
掲載日:2009/6/19(金)
パン職人が教える にぎやかなサークル
4名制のレッスンは、生徒さんのスキルに合わせて初級・中級・上級のコースから、難易度に合わせたパンを選択します。
今回はトマトのベーグル、くるみとチーズのライ麦パン、黒糖ミニ食パンの3種ものパンを同時にレクチャーする小林さんは、まさしくパン職人。大手の料理教室とは違って、1人ひとりに心配りをし、丁寧にしっかり教えるレッスンは生徒さんにも大好評です。「ご自宅でもきちんと作れるように、手に入りやすい手頃な材料や、簡単なレシピを心がけています」生地を発酵させる間は、パンの付け合わせを冷蔵庫の中にある材料でササっと調理。アボカドとえびのサラダを完成させながらも、ママ友達のサークルのようなにぎやかさで会話も弾みます。
プライベートでも仲良し 生徒さんの夢を応援
プライベートでも生徒さんと仲が良く、一緒にご飯を食べたり遊んだりする程。先生と生徒というよりはお友達のような間柄だそうです。人を惹きつける魅力にあふれる小林さんに憧れて、パン作りの魅力を知り、実際にパン教室を開業された生徒さんもいらっしゃいます。「自宅教室を開業したいという生徒さんを応援したくて、私が経験したことをアドバイスしています。そして人の輪を広げることも好き」素敵な生徒さんと、焼きたてのパンを囲んでの試食タイムは、まるでホームパーティです。黒糖ミニ食パンをいただくと、そのやわらかさに生徒さんもビックリでした。
こんなに美味しいパンなら、自宅で作ってみたくなるのも納得です。
レッスンのある1日のスケジュール
07:00 起床・PC確認
08:00 朝食・洗濯
09:00 掃除・身支度・教室下準備
10:00 教室スタート・パン生地捏ね・1次発酵
12:00 試食タイム
13:00 終了・次女のお昼寝・長女帰宅
15:00 買い物・お出かけ
19:00 夕食・団欒・プライベートタイム
23:00 就寝
多忙なスケジュールの中にもかかわらず、行動派の小林さんは新しいアイディアにも積極的に活動中だそうです。後編では、小林さんが教室をオープンするまでに至った道のりやきっかけ、また気になる今後の夢についてお届けします。
大阪パン倶楽部HP http://panclub.gazfootball.com/
ブログ http://ameblo.jp/panclub-yukki
文・取材・写真 宮野 友紀子
プロフィール
小林 友紀
大阪パン倶楽部 代表
1975年奈良県生まれ。
大阪女子学園短期大学(現夕陽丘学園)食物栄養学科卒業
栄養士、食育アドバイザー、薬膳アドバイザー
幼少の頃より料理が好きで高校時代、パン屋での業務をきっかけに本格的にパンの仕事に目覚める。結婚・出産を機に、女性が好きなことで活躍できる場として、現在の教室を開講。卒業生や生徒の大半が、子育て中のママであり、「ママになっても好きなことで輝いて欲しい」という思いで、仕事と家庭の両立を応援している。
初心者でも作れるパン作りの基礎だけでなく、パン教室の開業に関するレクチャーも実施。
要チェック 先生のオススメ商品
とっておきレシピ
アボカドとえびのサラダ 4人前
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材料
えび…8尾
じゃがいも…2個
アボカド…1個
レモン汁…大さじ1
イタリアンドレッシング…大さじ3
☆イタリアンドレッシングの材料☆
EVオリーブオイル…大さじ5
ワインビネガー…大さじ1.5
塩、こしょう…適量
黒オリーブ…4個(刻む)
ドライバジル…少々
にんにくのすりおろし…適量
砂糖…小さじ1
作り方
えびは殻のついたまま背中からキッチンはさみでひらいてわたを取っておく
小鍋にお湯を沸かし、えびを入れてしばらく沸騰させて火を止める
えびに火が通ったら冷まして殻をむいておく
じゃがいもは皮のついたまま茹で、真ん中まで串が通ったら皮をむいて1口大に切っておく
アボカドも皮をむいて1口大に切ってレモン汁をかけておく
ボウルにアボカド、えび、じゃがいも、プチトマトを入れてドレッシングで合えてできあがり
とっておきレシピ
天然酵母のピザ 2枚分
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材料
国産強力粉(南部小麦)…200g
塩…4g
砂糖…10g
天然酵母元種…12g
水…95cc
オリーブオイル…大さじ1
ピザのトッピング(ピーマン、たまねぎ、ソーセージなど)…適量
ピザ用チーズ…適量
ピザソース…適量
オリーブオイル…適量
作り方
強力粉、砂糖、塩をボウルに入れて混ぜる
元種、水、油の順に入れ、手でまとまるまでボウルで捏ねる
まとまったら台に出しべたつきがなくなるまで捏ねる
丸めてボウルに戻し1次発酵をする25~30度で6~12時間置き、発酵させる
2倍くらいの大きさになったら等分し30分くらい休める(ベンチタイム)
麺棒で25cm~30cmくらいに伸ばしてフォークで穴をところどころに開けてオリーブオイル、ピザソースを塗ってトッピングをしてチーズをかけて220度で8分焼く





















