「IL LEGAME(イル・レガーメ)」主宰 岡嶋 美香さん
素材を生かしたイタリアンの魅力か
――素敵なレッスンをありがとうございました。
イタリアンだけでなく、フレンチや和の要素も感じられるメニューでしたが、岡嶋さんはいつ頃からお料理に興味を持たれるようになりましたか。
料理教室をしていたお母様からお料理を教わることもあったそうです
岡嶋さん 料理に興味を持ち始めたのは高校生の頃でした。
母が、父の単身赴任先へ世話のために家を空けた際、私がご飯を作るようになったのがきっかけです。
大学生の頃から料理学校に通い、社会人になってからは、友達が自宅に来た時に料理を振る舞うこともありました。 その頃から人を料理でもてなすことが好きだなと感じていました。
その頃イタリアンブームで、人気のシェフのレシピ本を見ながらよく作っていましたが、
イタリアンは料理初心者でも作りやすく、素材を生かした調理法に魅力を感じていました。
ですが実際にイタリアに旅行に行った時、現地で食べる料理は日本と全然違いました。
野菜の味がすごく濃くて、シンプルな調理法でも美味しいと感じたのです。
本を見ているだけではわからないことがあるなと思い、ここに住んで料理を学びたいと思うようになり、両親を説得して、一年間イタリアに料理留学することにしました。
イタリアへ料理留学
――素晴らしい勇気ですね。留学時には現地のお店でも経験を積まれたのですね。
感嘆の声が聞こえてきそうな素敵なお料理の数々
岡嶋さん はい。2か月間料理学校で勉強した後、学校の授業で、講師として教えてくれたシェフの人柄や料理の美しさが気に入り、そのお店で働くようになりました。
私のような調理経験がない人もいましたが、ほとんどがプロとして働いていた人ばかり。
他の人はシェフの手元を見れば理解できることでも、私は料理の世界が初めてだったので、苦労もありました。 まだ若かったから勢いでやれたのかなと思っています。
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穏やかで、優しい雰囲気の岡嶋さんですが、
料理留学や現地のお店のご経験のお話を聞いていて、勇気や忍耐力、一度決めたことを貫き通す意志の強さを感じました。
岡嶋さんの作る凛とした美しいお料理には、その芯の強さが表現されているなと、
お話を聞いていて感じました。
次回はインタビュー後半をお届けします。
(次回へつづく)
インタビュー・テキスト=佐藤恵美
写真=原田圭介
プロフィール
2000年 シエナ料理学院でイタリア料理を学んだ後、シナルンガのリストランテWalter Ridaelliでスタージュとして勤務。
帰国後大阪にてイタリア料理教室主宰
エル・ア・ターブル、Savvyなどに掲載
病院食やパティスリーの商品開発に携わる
2008年-2015年 タイと中国に住まいを移す
2016年 料理教室再開
各種イベントでの出張料理や外部レッスンも行う。
JSAソムリエ
調理師
食品衛生責任者
野菜ソムリエ
中華人民共和国認定 高級茶藝師
中華人民共和国認定 面点師(点心技師)
中華人民共和国認定 調理師
サロン情報
おもてなし料理教室 イル・レガーメ
普段の食卓に取り入れられるようなメニューから、少し頑張って作りたくなるお料理まで幅広くテーマごとのコーディネートとともにご紹介しています。
ジャンル:
日本料理、イタリアン、中華、エスニック、ワイン、おもてなし、テーブルコーディネート、中国茶
サロン特長:
初心者歓迎、平日開催、土日開催、お友達同士歓迎、少人数制(6人以下)、予約制、各種イベントあり、駅近(徒歩10分以内)
所在地:
神奈川県川崎市麻生区