忘れられない味と風景

「ヨーロッパで食べた料理で何が一番美味しかった?記憶に残っている?」と、
忘れられない味について、会話することがよくある我が家・・。

想い出の味=おふくろの味というのもありますが、それはまた別の機会にとっておいて・・

私たち2人にとっては、南イタリアで食べたものが、特に記憶に深く刻まれています。

↑↓は、イスキア島に滞在して、フェリーで1日のんびりアマルフィーまで往復した時のもの。

↑はカプリ島  ↓こちらは、ポジターノ

南イタリアには、ドイツに住んでいる頃に3回、帰国してから旅行で2回は訪れているでしょうか。一番好きなエリアと言っても過言ではないでしょう。

具体的にナポリ以南、ソレント、カプリ島、イスキア島、ポジターノ、アマルフィー、ラベッロ・・

イタリアはミラノやフィレンツェ、ギリギリローマくらいまでは、洗練されたお洒落なイメージがありますが、

それより南になると、好き嫌いがはっきり出る場所では?と思うのですが、私にとっては、イタリアらしさをより強く感じる場所なのです。

荒削りだけど、陽気で楽しく、シンプルな美しさ、美味しさがある・・

どこまでも青い海に空、それに良く映える香り豊かな野菜やフルーツ・・

 

 

中でも格別なのは、レモン!・・忘れられないのは、ソレントのホテルで最初の晩に出てきたレモンのリゾット。あれから、何度も同じ味が出せないか、トライし続けていますが・・なかなか(^^ゞ

イスキアで滞在したホテルが経営しているレストラン(経営者の奧さんがやっていた)のマンマの味の魚介のパスタも最高で、これも、今でも夫婦の思い出の味トップにランクインしています。

そしてやっぱり新鮮で甘く熟れたトマト!それにソレント半島で取れたレモンを入れ込んだブルスケッタも忘れられません。。イスキア島に移住したイギリス人作曲家のウィリアム・ウォルトンのガーデンレストランで食べたのですが、こちらも、シンプルだけど、美味しかったね〜と、話題に上ります。

日本では、ソレント半島のレモンのように大ぶりで、まさにレモンイエローの香り豊かなレモンには、なかなか出会えませんが、無農薬レモンが手に入ると、↑「レモン・レモン・レモン」というケーキを作ります。

トップにレモンスライス、レモンカスタードクリーム、レモンの皮のすり下ろし&レモンシロップをしみ込ませたレモンケーキ・・と三層レモンづくしのケーキをプチフール風に。。

これは、私がテレビの料理番組を担当している時に紹介したもので、料理研究家、舘野鏡子さんのオリジナルレシピですが、南イタリアのレモンを思い出しながら、作ったものです! 青い海にレモン!

 

←最近、お気に入りのオリーブオイル。

頂きものですが・・これがあると、ソレント半島の味が再現できる!

ソレント産のレモンやオリーブで作ったレモンの香りたっぷりのオリーブオイルです。

日本に輸入されていてネット販売もありなので、ちょっと嬉しい。。ヘ(^o^)/

 

 

↓そして、もう1つ。。オマケで・・

比較的最近ですが・・2015年のクリスマス〜2016年の年始はドイツで過ごしたのですが・・

ご招待して下さった方が作ってくれた「鴨のロースト」。これが本当に美味しくて!

リンゴ、プラム、レーズンをコニャック(ブランデー)に漬けたものをたっぷり詰めて焼いているのです!

作り方を後世に伝えておきたいとのことで、しっかりとメモして帰国しました。。

 

想い出の味、忘れられない味

なんとか再現したいと思うもの・・

1日も早く、使い易いキッチンにリフォームしたくなりました。(^^ゞ

セントロアンバサダー 向坂留美子でした!
www.flora-rumi.com

https://ameblo.jp/flora-rumi/