気になる食材は、季節感と存在感。

CENTROアンバサダー、そしてフラワー&テーブルコーディネーターの
鬼頭郁子です。

 

最近、気になる食材は。
テーブルコーディネートの撮影などに、野菜や果物を飾ったりする事が
ありますので、装飾性のある野菜や、色が綺麗だったり、絵になる食材につい目が行きます。

 

飾りに使うのは、色や形が美しい野菜や果物。
野菜ならアスパラガス、ブロッコリー 、葉付きの人参、マシュルームなど。
果物ならイチジク、洋梨、ベリー系をよく飾ります。
気になる食材がテーマですが、どうしても仕事がら、
気になるのは、装飾性と存在感のある形と色なんです。

 

「デコレーションしたあと、どうするの?」と質問を頂きますが、
ちゃんとお料理して頂きます!

 

特に「ロマネスコ」は、見た目も幾何学的で、絵画の世界から
飛び出て来たようで、インパクト大。
色もなんとも言えない美しい黄緑色です。

 

 

11月から4月頃に収穫の冬の野菜ですから、今からの時期に
楽しめますね。食卓に飾り、目で楽しんだあとは、ピクルスにしたり、
煮込みのお肉の付け合せの温野菜にしたり、グラタンに合わせたりしています。

 

 

最近、ブロッコリーや、カリフラワーには、食物繊維やビタミンCが豊富で
美容にいいだけでなく、ガンを抑制する効果があると聞き、
積極的に食べるようになりました。

先週、フランス ランジスの生花市場と、青果市場に行って来ましたが、
フランスでもロマネスコは、堂々と存在感を放っていました。

 

 

また、今の時期は色々なキノコが気になります。
フランスの市場でも、美味しそうに並んでいました。

 

 

以前、フランスでのフラワーアレンジメントの撮影の時に、ランジス青果市場で
キノコの箱買いをした事があります。
そのまま、キノコを木箱ごとどーんとロケバスに積んで、
到着した「シャトードラレイ」は、フランスの詩人、小説家、劇作家、映画監督でも
あったアーティスト、ジャン・コクトーの1946年の映画「美女と野獣」の実写版の
製作にも使われた素敵なお城でした。

 

 

イチョウが黄色く色づき、青く澄んだ秋の空が美しい日でした。

 

このキノコ。撮影後は、カメラマンさんや皆さんで分けて、ちゃんと
お料理していただきました。その時は、シャンゼリゼの裏手のキッチン付きの
アパルトマンを1週間借りていましたので、毎朝、バターで炒めて、持参した
お醤油をちょっとかけていただきました。

 

あの美味しさは、今でも忘れられない思い出です。

 

これからは、ますます色々なデコレーションにぴったりな
新種のお野菜や、果物が出てくると思いますが、
調理方法も調べておかないとならないですね。

 

 

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