最先端のキッチンに溶け込む京友禅風の手塗扉
皆様こんにちは。
セントロアンバサダーの磯部作喜子です。
今日は「セントロの好きな扉色」についてお話させて戴きたいと思います。
機能にも美しいフォルムにも「核心」を突き詰めたクリナップ様の技術の結晶である「セントロ」。
美コート・排水口一体型・流レールシンクなどのこだわりが詰まったクラフツマンデッキシンク、最新のステンレス技術、人間工学など、専業メーカーだからこそ可能となったアイテムがたくさんあるそうで、美しい扉もその一つです。
新宿のキッチンタウン東京に展示されている「セントロキッチン」の天然木突板の扉もとても魅力的ですが、先日お邪魔したキッチンタウン名古屋の「セントロキッチン」の京友禅をモチーフにした手塗り扉には目を奪われる美しさがありました。
京友禅の「たたき染め」をモチーフにしたこちらの「class 0」シリーズは、奥行き感を出すために11層の重ね塗りを経て完成する、まさに工芸品のようなクラフツマンメイドの扉と言えるでしょう。
熟練した職人が、5か月の研修を経て習得した技術で、細かい粒を1色ずつ塗って行き、全工程を終えるまでには最短でも6日もかかるそうです。
塗り重ねられることで感じられる奥行き感と独特の光沢、光の反射により変化する扉の輝き、経年劣化を防ぐために研磨による入念な表面仕上げも美しさの秘密と言えるでしょう。
黄唐茶(きがらちゃ)というゴールドがかった扉は名古屋城の「金の鯱」をイメージしてキッチンタウン名古屋に設営されたのかと思っていましたが、実物を拝見して、もっと深い芸術性を感じました。
2016年のミラノサローネで展示された時には海外の方からも人気だったそうです。和洋問わず多様なインテリアに馴染み、モダンなデザインの中に手仕事ならではのあたたかみを感じるクリナップ様ならではの「セントロ」の扉。
機会があれば、キッチンタウン大阪の「唐紅」色の「セントロ キッチン」も拝見してみたいと思います。