予約の取れない自宅教室
~人気レッスンの魅力をレポート~

「あそれい精進料理教室」主宰 麻生怜菜さん

麻生怜菜 さん

今月ご紹介するのは、東京・世田谷区で麻生怜菜さんが主宰する、精進料理教室「あそれい精進料理教室」。
精進料理と聞くと難しいイメージですが、麻生さんが提案する「ゆる精進料理」は、栄養バランスや現代の食のトレンドを融合させた、気軽に家庭に取り入れることができるもの。野菜たっぷりの料理を学びたい方や食で健康維持を目指す方など、幅広い層の方が楽しく通っていらっしゃいます。
今回は2019年10月にうかがったレッスンの模様とインタビューを4回にわたりご紹介します。第2回目はお教室の紹介とレッスンレポート後半です。

掲載日:2019/11/11(月)

生徒さんのリズムに配慮

今日学ぶお料理にまつわるお話やレシピの詳しい紹介のあとは、実習のスタートです。
麻生さんのレッスンは実習を基本にしつつ、デモも交え、効率的に構成されています。
また、定員は8名ですが、人数に合わせて、野菜の切りものなど下準備も調整されています。

麻生さんのリードで楽しい雰囲気のなか、分担してスムーズに実習が進みます。

材料と切り方の説明をし、早速進めてもらいます。
切るものが終わると、

「お疲れ様でしたー!では包丁とまな板を洗ってお茶休憩してくださーい」

と麻生さんから声がかかります。いったん座ってお茶を飲んでいひと息いれて、また再開。
ちょっとした休憩ですが、生徒さんのリズムをとてもよく考えていらっしゃることが伝わります。

ぐんと美味しくなるちょっとしたコツをたっぷり

「今日は炊き込むものと、漬け込むものがあります。まず炊き込みご飯ですが、ポイントは、先に漬け汁を作って具材を漬け込み、それから御飯にのせて炊くこと。ふっくら仕上がります。そして調味液を均一に入れて上にさつま芋をのせて炊きます」

「では次に、お揚げ福袋のきんちゃくを作っていきます。このように揚げを開いて野菜を入れていきます。動物性のものをとってもよい方は、たまごを入れても美味しいですよ。炊くときは、鍋は小さ目のもので、落し蓋を使ってください。落し蓋がない方は、クッキングペーパーで作ることもできます」

そして、クッキングペーパーとはさみを取り出し、鍋のサイズにぴったり合う紙の落し蓋の作り方を紹介。

難しい作業は全くなく、ちょっとしたひと手間や調理の順番で仕上がりがぐっと美味しくなるポイントや、レシピを読むだけではわからないコツをたくさん教えてもらます。

基本はしっかりと守りながら、作りやすい新感覚の精進料理が魅力。

「では後半戦ー!こちらでみぞれあん、こちらでは更紗あんをつくっていきます!」

麻生さんは、生徒さんが”他の作業をしていたから見落とした・・”といったことがないように、常に全員の進捗を確認しながら、同じ内容を共有できるように配慮して進めていきます。

笑顔と明るい声でリードされるので、こちらまで楽しい気持ちに。
生徒さん達も楽しみながら取り組んでいらっしゃるので、和気あいあいと、とてもよい雰囲気です。

盛り付けも料理の一部

品数が多いのですが調理の段取りがとてもよく、あっという間にお料理が完成していきます。

「では手の空いた方から盛り付けをはじめましょう!折敷を広げてくださいね」

美しく盛り付けることも料理の一部。料理の最後に加えるあしらいや、和食の盛り付けのルールも伝えながら生徒さんに取り組んでもらい、素敵な食卓ができあがりました!

野菜たっぷり、滋味深いお料理の数々。動物性食材を使っていなくても、満足感いっぱい。

「それでは、いただきます」

自然と、食材やそれを育んできた全てのものに感謝したい気持ちになります。
生徒さん達はひとくち食べて、美味しい!と笑顔が広がります。

そして、試食の後は、季節の練り切りと、、麻生さんがたてるお抹茶が提供されます。

レッスンが終わると、”ちょっと難しそう”と思っていた精進料理や茶懐石のイメージもどこかへ飛んでいってしまいました。
同時に、日本の食文化の多様さと魅力を改めて感じました。

「カラダをいたわる調理法に、ヘルシーな精進物のみの食材を使った料理は、飽食の時代だからこそ伝えたい」という麻生さんの思いはしっかり生徒さんに伝わっていて、ここに通い始めてから食事の大切さを再認識した、料理が楽しくなったという方が多数です。

精進料理に興味がある方はもちろん、食事で健康維持をしたい人、野菜たっぷりの料理を学びたい方にもぜひお勧めの素敵なお教室です。

次回は、お教室の情報やコンセプトなどをうかがったインタビュー前半をお届けします。
どうぞお楽しみに!

インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=原田圭介

人気サロネーゼに7つの質問

Q1. サロン/教室を開いたきっかけは?

A. 結婚後、夫の実家がお寺であったことをきっかけに、お寺の行事食に関わり、伝統的な和食(特に精進料理)に興味を持ちました。
日本の伝統食、特に精進料理の考え方や調理法、食材などに感銘を受け、伝統的な調理法や食材を、現代のトレンドと融合した食文化の発信する場として、2011年より主宰しています。

Q2. どんな生徒さんが多いですか?

A. 健康志向の方が多いです。週末は20~30代のバリバリ働いている方、平日は、子育てがひと段落して、旦那さんとヘルシーな食生活をしたい方が多いです。

Q3. レッスン情報(開催頻度やクラス内容、料金、定員など)

A.【精進料理クラス】第1週の木・金・土
11:00~14:00の約3時間 1回5,000円(税込)

【精進料理お弁当クラス】隔月第2週の木・金
11:00~14:00の約3時間 1回5,000円(税込)

【茶懐石精進料理クラス】第3週の木・金
11:00~14:00の約3時間(食後にお抹茶+練切の時間があります) 1回6,000円(税込)

定員は8名です。詳細はホームページに掲載しています。

Q4. サロン/教室を主宰してよかったことは?

A.精進料理に興味がある方がいらっしゃったんだ!と思う時、嬉しくなります。

Q5. レッスン中、心がけていることはどのようなことですか?

A. 参加して楽しかった!元気になった!精進料理作ってみよう!と思っていただけるように心がけています。毎日のお料理に取り入れてもらえるようなレシピになったら良いなと思っています。

Q6. 今も勉強していることはありますか?

A. 茶道・所属している食団体では、講師をしながら、最新の情報が提供できるように書籍を読んだりしています。

Q7. 初めて通ってみたい方へ、申込方法や持参するものは?

A. 全て単発レッスンですので、いつでもお待ちしています。ホームページや、ドリーミアクラブの予約ページから申込できます。エプロン・メモ用のペンが持ち物です。

プロフィール

麻生怜菜
日本食文化史・精進料理研究家

1982年、長崎県生まれ。
全国を転々とした幼少時代を過ごし、旅行好きの両親の影響もあり47都道府県全ての地域食材、郷土料理を食べて成長する。

日本大学法学部卒業後、株式会社リクルートにて営業職を経験。その後クックパッド株式会社にて編集職を経験。結婚後、夫の実家がお寺であったことをきっかけに、お寺の行事食に関わり、伝統的な和食(特に精進料理)に興味をもつ。

日本の伝統食、特に精進料理の考え方や調理法、食材などに感銘を受け、伝統的な調理法や食材を、現代のトレンドと融合した食文化の発信する場として、2011年より「あそれい精進料理教室」主宰。生徒数はのべ2800人。(2019年1月時点)

楽しくお料理が学べる、全国の厳選のオススメお料理教室を紹介するサイト「一般社団法人全国料理教室協会」代表理事を務める。

現在は、日本大学生物資源科学部非常勤講師(日本食文化史/おいしさの科学)・全国料理教室協会講師養成講座講師・日本の伝統食の考え方など講演活動。

精進料理(ベジタリアン・ヴィーガン)向けのレシピ開発など

著書
「寺嫁ごはん~心と体がホッとする“ゆる精進料理~」(幻冬舎)
「和食deワンプレートごはん」 (タツミムック) 共著
「おからパウダーダイエット」(主婦の友社)共著

サロン情報

あそれい精進料理教室

「あそれい精進料理教室」では、伝統的な日本料理に、栄養バランスや現代の食のトレンドを融合した精進料理を提案します。

シンプルな素材に、五味五色五法の調理法を加えることで、質素だけれど美味しくいただける料理。
食生活に少しでも課題感のある方、是非一度遊びに来てください。

簡単、美味しい、ゆる精進料理はじめませんか?

ジャンル:

家庭料理、日本料理、ベジタリアン、マクロビオティック、健康食、茶道、食育

サロン特長:

初心者歓迎、平日開催、土日開催、お友達同士歓迎、少人数制(6人以下)、予約制、駅近(徒歩10分以内)

所在地:

東京都世田谷区用賀

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