「Family」主宰 高橋善郎さん
今月は、このコーナー初の男性のご登場!都内世田谷区で、日本一魚がさばける和食専門料理教室「Family」を主宰する高橋善郎さんです。 和食料理人のお父様の影響で幼少期から料理の基礎を学んだバックグランドを持ち、会社勤務を経て料理家に。 だしの取り方や、だしを使い素材の味を活かした料理と魚のさばき方が学べるレッスンは大好評で、もう今年のレッスンは全て予約がうまっているほど。 今回は、楽しい雰囲気のなかしっかり身に付くレッスンの模様と高橋さんのインタビューを4回にわたりご紹介します。 第3回目はお教室情報やお教室開始のきっかけなどを伺ったインタビュー前半です。
掲載日:2015/4/13(月)
家族のようなあたたかい教室
――楽しいレッスンでしたね!たくさんお聞きしたいのですが、まずはお教室の情報を教えてください。
高橋さん 教室は現在月に1日、11:00~14:00と16:30~20:00の2回開催しています。
毎回出汁の取り方からお伝えして、出汁を使った料理を中心に4~6品ほどご紹介し、魚を一人10尾はおろしていただいています。
試食のときは、料理に合わせた利き酒も楽しんでいただけます。
――一人10尾も魚をおろす実習があるのは驚きました。お料理の合わせた利き酒も嬉しいですね。
高橋さん 料理は繰り返すことで身に付くと考えています。数尾おろしただけではなかなか覚えられません。なるべく多く繰り返すことが必要です。
家でも魚料理を気軽に作っていただきたいので、魚をおろす時間をできる限り多く取り、魚の構造から包丁の入れ方など、わかりやすく丁寧にお伝えしています。
お一人お一人にきちんと対応したいので、5人までの少人数制にしています。
お飲物は、ビールや焼酎、ソフトドリンクなど基本的に飲み放題です(笑)。
日本酒は常に4~7種類ご用意し、和食と日本酒のマリアージュを楽しんでいただいています。
私は利き酒師のほか、日本酒ソムリエの上位資格である日本酒学講師の資格も持っているので、ぜひ皆さんに日本酒の美味しさも伝えたいと思っています。
「Family(家族)のようなあたたかい空間で、料理の楽しさを伝えたい」
――お店で仕入れるルートでとびきり新鮮な魚を使い、、そして日本酒とのマリアージュも楽しめるレッスン、贅沢ですね~!
お教室を始めて1年半くらいとのことですが、口コミで人気が広がり、すでに年内のレッスンは予約でいっぱいとか。
高橋さん はい、通常レッスンはDreamia Clubのサイトからお申込みいただくのですが、おかげさまで今年は全て満席になり感謝してます。
春からは、数回セットの料理の基礎クラスを開始したいと思っています。
また、外部での料理教室もたくさん行っておりホームページやブログに情報を掲載していますので、そちらにも皆様にご参加いただけると嬉しいです。
――お教室名「Family」というのも印象的です。
高橋さん 家族みたいな温かい空間で、料理の楽しさを伝えていきたいという想いから「Family」という教室名にしました。
まずは「料理は楽しい」と思っていただけるようなきっかけをたくさん作ることが自分の役割だと思っています。そして、生徒さんが家族やパートナー、大切な友人などに手作りの料理を食べてもらうことで幸せな空間が生まれ、その輪がたくさん広がり、Family、家族みたいな関係が増えてほしいと願っています。
きっかけは東日本大震災
――どんな生徒さんが多いですか?
高橋さん 30~50代の主婦、OLの方が中心です。料理初心者の方や、あまり魚をおろしたことのない方はもちろん、男性や魚をおろせるようになりたいという熱心な方もいらっしゃいます。
ここで魚をおろせるようになり、家で魚料理が増えた、料理に自信がついたという声を聞くととても嬉しいです。
――丸ごと一尾の魚をおろせるようになると自信がついて料理が楽しくなりますよね。
高橋さん そうですね。魚はシケのときなど、入手が難しかったり値段が高くなってしまうことがあり正直なところ大変なこともありますが、でも皆さんに喜んでいただけるように、なるべくたくさん魚をおろす機会を作り、魚料理も学んでいただけるようにしたいと思っています。
東日本大震災をきっかけに料理の世界へ。得意な魚料理と和食を伝える料理教室も開始
――お教室をはじめたきっかけを教えていただけますか?
高橋さん 父が料理人で小さいときから料理の仕事は身近でしたが、当時は同じ道には進みたくなくて、大学を卒業したあと食品会社の営業部署に入りました。その年は東日本大震災が起こった年でした。
震災は本当にショックで、なにかできることはないかと被災地に行き、食事の炊き出しなどボランティアでやったのですが、その体験を通して食の大切さを痛感し様々なことを考えました。
何度か通ううちにだんだん自分のなかで食に関する仕事をしたい思いが膨らんでいき、仕事はやりがいがありましたが思い切って退職し、料理の世界で生きていこう!と決断したんです。
とはいえ、無名な自分が料理の世界でどうやったら仕事をしていけるか悩み、考え、まずは知識と実績をつけようと思いました。
両親にも納得してもらい、やるからには真剣に、そして徹底的にやることを約束して応援してもらい、父の店を手伝いながら専門学校に通い、様々な食に関する資格も取得しました。
そして、料理家として活動を開始し、また、店が休みである日曜日に料理教室を開催しはじめました。
自分にとっては、被災地での経験がとても大きなきっかけになりました。
料理を伝える仕事
――食の仕事は様々なものがありますが、料理研究家、料理教室を選んだのはなぜでしょう。
高橋さん やはり料理の楽しさを多くの方に伝えたい、という思いからです。父のように店を持ちお客様にお料理をお出しする仕事もありますが、私は、家庭での料理を大切に考え、料理を楽しむ方が増えることに貢献したいと思いました。
実は料理教室は、自分の活動の中の主軸ではありません。料理を伝える、という仕事のなかの一部です。ですので、外部での料理教室での講師や料理本の出版、企業様へのレシピ提供、雑誌やテレビでの料理の紹介など、これからも幅広く取り組んでいきたいと思っています。
「様々な方にお会いでき、皆さんから食の大切さ、教えることについて学ばせていただいています」
――「料理を伝える」仕事は多くの方に喜ばれる素敵な仕事ですよね。会社をやめて料理の世界を選択し、独立することは勇気が必要だったかと思います。取り組んでみていかがでしたか?
高橋さん 会社員と違って全てに責任があり大変なこともありますが、やりがいが大きいです。
料理教室でも様々な方に出会え、食の大切さ、教えることについて生徒のみなさまから教えていただき、気づかせていただけることが多く、感謝しています。
やはりやってよかったと思います。
また、同じ料理の仕事をして改めて、父の仕事の素晴らしさも深く感じました。小さい頃から料理の世界に触れてきたことはありがたいことだったと思います。
そして、1年半くらいではありましたが、会社員として経験できたこともとても良い経験でした。企業様との仕事のしかたや、求められていることなど理解できますし、全ての経験が今の仕事に役立っていると思います。
――様々な経験は料理とお仕事の幅を広げてくれますよね。素晴らしいことだと思います。
==========================================
食の大切さを痛感し、「料理の楽しさを伝えたい!」という思いで料理研究家の道へ。その思いが詰まっているからこそお教室にはいつも笑顔があふれていて、家族のようにあたたかい空間が生まれているのだと感じました。
次週最終回は、お教室にこめてる思いや工夫、これからの夢をうかがったインタビュー後半をお届けします。どうぞお楽しみに!
インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=原田圭介
プロフィール
高橋善郎さん
料理研究家
1988年7月14日 神奈川県川崎市出身
和食料理人の父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。
大学卒業後、大手食品メーカー、IT会社に勤務しながら本格的に料理の勉強を始め、調理師免許、きき酒師、ソムリエ、野菜ソムリエなど食に関する資格を取得。
日本酒ソムリエの上位資格である、日本酒学講師においては史上最年少で合格。
祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業後、独立。
素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意としている。
和食専門料理教室 / 日本一魚がさばける料理教室「Family」主宰。
和食の基本である、だしの取り方、だしを使い素材の味を活かした料理の作り方、魚のさばき方等を中心にレクチャー。
【保有資格】
日本酒学講師 (最年少保有)/ ?酒師(ききさけし) / ソムリエ / ビアアドバイザー / ジュニア野菜ソムリエ / ジュニアアスリートフードマイスター / 調理師免許 / 食品衛生責任者 / おさかなマイスター
サロン情報
「Family」
◇想い・教室の流れ◇
手作りのあたたかさ、味をきちんと伝えたくて、お肉、お魚、お野菜などの素材と真面目に向き合っています。
初めに料理教室の開催趣旨・その日のメニューについて説明させていただいた後、和食(日本料理)の基本である「出汁(だし)」についてレクチャーします。
ひきたての「出汁(だし)」の香りと味をその場で味わっていただき、「出汁(だし)」の活用法、保存方法等をご紹介します。
「出汁(だし)」を使ったお料理・その日に作るお料理のデモンストレーションをさせていただいた後、生徒のみなさまに実際に調理していただきます。
特に「魚」をさばく時間については多めに確保しております。
魚の構造を理解していただき、お一人さまにつき、約10尾前後、徹底的にさばいていただきます。
月によって若干の変動はありますが、トータルで4?6品を作り、最後にみなさまに召し上がっていただきます。
料理教室で実践していただいたことを、ご家庭ですぐに再現してみたくなるような、楽しい時間と充実した内容を目指しています。
ジャンル:
家庭料理、日本料理、健康食、日本酒
サロン特長:
初心者歓迎、土日開催、子連れOK、男性参加OK、少人数制(6人以下)、予約制、駅近(徒歩10分以内)、お酒の提供あり
所在地:
東京都世田谷区経堂
ホームページ、ブログ:
http://ameblo.jp/my-recipe365/
レシピ
炒りおから
材料
(3~4人分)
・おから 約200g
・長ねぎ 1本
・ごぼう 1/4本
・にんじん 1/4本
・こんにゃく 1/2~1/4枚
・煮付けしいたけ 50g
・油 大さじ6
【A】
・だし 1カップ
・しょうゆ 大さじ3
・みりん 大さじ3
・砂糖 大さじ1と1/2
作り方
-
1.【下準備】長ネギは輪切りにし、にんじん、ごぼうは小さめの短冊切りのしておき、ごぼうはアク抜きをしておく。
沸騰したお湯にこんにゃくを入れ、4~5分煮たらザルにあげる。あら熱が取れたら、にんじん、ごぼうと同じ大きさにカットしておく。
-
2.大きめの鍋を温め、油をしく。にんじん、ごぼう、こんにゃく、煮付けしいたけを入れ、約2~3分、にんじんが程よい固さになるまで中火で炒める。
おから、Aを加え、よくかき混ぜながら、水分が少なくなるまで弱火~中火で炒める。
-
3.長ねぎを加え、さっくりと混ぜ合わせたら火を止め、皿に移す。
-
<ポイント>
煮付けしいたけは市販で売っているものを使用するか、なければ、生しいたけを酒、みりん、しょうゆで甘辛く煮詰めたものを使用してください。
今月は、このコーナー初の男性のご登場!都内世田谷区で、日本一魚がさばける和食専門料理教室「Family」を主宰する高橋善郎さんです。 和食料理人のお父様の影響で幼少期から料理の基礎を学んだバックグランドを持ち、会社勤務を経て料理家に。 だしの取り方や、だしを使い素材の味を活かした料理と魚のさばき方が学べるレッスンは大好評で、もう今年のレッスンは全て予約がうまっているほど。 今回は、楽しい雰囲気のなかしっかり身に付くレッスンの模様と高橋さんのインタビューを4回にわたりご紹介します。 第3回目はお教室情報やお教室開始のきっかけなどを伺ったインタビュー前半です。
掲載日:2015/4/13(月)
家族のようなあたたかい教室
――楽しいレッスンでしたね!たくさんお聞きしたいのですが、まずはお教室の情報を教えてください。
高橋さん 教室は現在月に1日、11:00~14:00と16:30~20:00の2回開催しています。
毎回出汁の取り方からお伝えして、出汁を使った料理を中心に4~6品ほどご紹介し、魚を一人10尾はおろしていただいています。
試食のときは、料理に合わせた利き酒も楽しんでいただけます。
――一人10尾も魚をおろす実習があるのは驚きました。お料理の合わせた利き酒も嬉しいですね。
高橋さん 料理は繰り返すことで身に付くと考えています。数尾おろしただけではなかなか覚えられません。なるべく多く繰り返すことが必要です。
家でも魚料理を気軽に作っていただきたいので、魚をおろす時間をできる限り多く取り、魚の構造から包丁の入れ方など、わかりやすく丁寧にお伝えしています。
お一人お一人にきちんと対応したいので、5人までの少人数制にしています。
お飲物は、ビールや焼酎、ソフトドリンクなど基本的に飲み放題です(笑)。
日本酒は常に4~7種類ご用意し、和食と日本酒のマリアージュを楽しんでいただいています。
私は利き酒師のほか、日本酒ソムリエの上位資格である日本酒学講師の資格も持っているので、ぜひ皆さんに日本酒の美味しさも伝えたいと思っています。
「Family(家族)のようなあたたかい空間で、料理の楽しさを伝えたい」
――お店で仕入れるルートでとびきり新鮮な魚を使い、、そして日本酒とのマリアージュも楽しめるレッスン、贅沢ですね~!
お教室を始めて1年半くらいとのことですが、口コミで人気が広がり、すでに年内のレッスンは予約でいっぱいとか。
高橋さん はい、通常レッスンはDreamia Clubのサイトからお申込みいただくのですが、おかげさまで今年は全て満席になり感謝してます。
春からは、数回セットの料理の基礎クラスを開始したいと思っています。
また、外部での料理教室もたくさん行っておりホームページやブログに情報を掲載していますので、そちらにも皆様にご参加いただけると嬉しいです。
――お教室名「Family」というのも印象的です。
高橋さん 家族みたいな温かい空間で、料理の楽しさを伝えていきたいという想いから「Family」という教室名にしました。
まずは「料理は楽しい」と思っていただけるようなきっかけをたくさん作ることが自分の役割だと思っています。そして、生徒さんが家族やパートナー、大切な友人などに手作りの料理を食べてもらうことで幸せな空間が生まれ、その輪がたくさん広がり、Family、家族みたいな関係が増えてほしいと願っています。
きっかけは東日本大震災
――どんな生徒さんが多いですか?
高橋さん 30~50代の主婦、OLの方が中心です。料理初心者の方や、あまり魚をおろしたことのない方はもちろん、男性や魚をおろせるようになりたいという熱心な方もいらっしゃいます。
ここで魚をおろせるようになり、家で魚料理が増えた、料理に自信がついたという声を聞くととても嬉しいです。
――丸ごと一尾の魚をおろせるようになると自信がついて料理が楽しくなりますよね。
高橋さん そうですね。魚はシケのときなど、入手が難しかったり値段が高くなってしまうことがあり正直なところ大変なこともありますが、でも皆さんに喜んでいただけるように、なるべくたくさん魚をおろす機会を作り、魚料理も学んでいただけるようにしたいと思っています。
東日本大震災をきっかけに料理の世界へ。得意な魚料理と和食を伝える料理教室も開始
――お教室をはじめたきっかけを教えていただけますか?
高橋さん 父が料理人で小さいときから料理の仕事は身近でしたが、当時は同じ道には進みたくなくて、大学を卒業したあと食品会社の営業部署に入りました。その年は東日本大震災が起こった年でした。
震災は本当にショックで、なにかできることはないかと被災地に行き、食事の炊き出しなどボランティアでやったのですが、その体験を通して食の大切さを痛感し様々なことを考えました。
何度か通ううちにだんだん自分のなかで食に関する仕事をしたい思いが膨らんでいき、仕事はやりがいがありましたが思い切って退職し、料理の世界で生きていこう!と決断したんです。
とはいえ、無名な自分が料理の世界でどうやったら仕事をしていけるか悩み、考え、まずは知識と実績をつけようと思いました。
両親にも納得してもらい、やるからには真剣に、そして徹底的にやることを約束して応援してもらい、父の店を手伝いながら専門学校に通い、様々な食に関する資格も取得しました。
そして、料理家として活動を開始し、また、店が休みである日曜日に料理教室を開催しはじめました。
自分にとっては、被災地での経験がとても大きなきっかけになりました。
料理を伝える仕事
――食の仕事は様々なものがありますが、料理研究家、料理教室を選んだのはなぜでしょう。
高橋さん やはり料理の楽しさを多くの方に伝えたい、という思いからです。父のように店を持ちお客様にお料理をお出しする仕事もありますが、私は、家庭での料理を大切に考え、料理を楽しむ方が増えることに貢献したいと思いました。
実は料理教室は、自分の活動の中の主軸ではありません。料理を伝える、という仕事のなかの一部です。ですので、外部での料理教室での講師や料理本の出版、企業様へのレシピ提供、雑誌やテレビでの料理の紹介など、これからも幅広く取り組んでいきたいと思っています。
「様々な方にお会いでき、皆さんから食の大切さ、教えることについて学ばせていただいています」
――「料理を伝える」仕事は多くの方に喜ばれる素敵な仕事ですよね。会社をやめて料理の世界を選択し、独立することは勇気が必要だったかと思います。取り組んでみていかがでしたか?
高橋さん 会社員と違って全てに責任があり大変なこともありますが、やりがいが大きいです。
料理教室でも様々な方に出会え、食の大切さ、教えることについて生徒のみなさまから教えていただき、気づかせていただけることが多く、感謝しています。
やはりやってよかったと思います。
また、同じ料理の仕事をして改めて、父の仕事の素晴らしさも深く感じました。小さい頃から料理の世界に触れてきたことはありがたいことだったと思います。
そして、1年半くらいではありましたが、会社員として経験できたこともとても良い経験でした。企業様との仕事のしかたや、求められていることなど理解できますし、全ての経験が今の仕事に役立っていると思います。
――様々な経験は料理とお仕事の幅を広げてくれますよね。素晴らしいことだと思います。
==========================================
食の大切さを痛感し、「料理の楽しさを伝えたい!」という思いで料理研究家の道へ。その思いが詰まっているからこそお教室にはいつも笑顔があふれていて、家族のようにあたたかい空間が生まれているのだと感じました。
次週最終回は、お教室にこめてる思いや工夫、これからの夢をうかがったインタビュー後半をお届けします。どうぞお楽しみに!
インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=原田圭介
高橋善郎さん
料理研究家
1988年7月14日 神奈川県川崎市出身
和食料理人の父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。
大学卒業後、大手食品メーカー、IT会社に勤務しながら本格的に料理の勉強を始め、調理師免許、きき酒師、ソムリエ、野菜ソムリエなど食に関する資格を取得。
日本酒ソムリエの上位資格である、日本酒学講師においては史上最年少で合格。
祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業後、独立。
素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意としている。
和食専門料理教室 / 日本一魚がさばける料理教室「Family」主宰。
和食の基本である、だしの取り方、だしを使い素材の味を活かした料理の作り方、魚のさばき方等を中心にレクチャー。
【保有資格】
日本酒学講師 (最年少保有)/ ?酒師(ききさけし) / ソムリエ / ビアアドバイザー / ジュニア野菜ソムリエ / ジュニアアスリートフードマイスター / 調理師免許 / 食品衛生責任者 / おさかなマイスター
サロン情報
「Family」
◇想い・教室の流れ◇
手作りのあたたかさ、味をきちんと伝えたくて、お肉、お魚、お野菜などの素材と真面目に向き合っています。
初めに料理教室の開催趣旨・その日のメニューについて説明させていただいた後、和食(日本料理)の基本である「出汁(だし)」についてレクチャーします。
ひきたての「出汁(だし)」の香りと味をその場で味わっていただき、「出汁(だし)」の活用法、保存方法等をご紹介します。
「出汁(だし)」を使ったお料理・その日に作るお料理のデモンストレーションをさせていただいた後、生徒のみなさまに実際に調理していただきます。
特に「魚」をさばく時間については多めに確保しております。
魚の構造を理解していただき、お一人さまにつき、約10尾前後、徹底的にさばいていただきます。
月によって若干の変動はありますが、トータルで4?6品を作り、最後にみなさまに召し上がっていただきます。
料理教室で実践していただいたことを、ご家庭ですぐに再現してみたくなるような、楽しい時間と充実した内容を目指しています。
ジャンル:
家庭料理、日本料理、健康食、日本酒
サロン特長:
初心者歓迎、土日開催、子連れOK、男性参加OK、少人数制(6人以下)、予約制、駅近(徒歩10分以内)、お酒の提供あり
所在地:
東京都世田谷区経堂
ホームページ、ブログ:
http://ameblo.jp/my-recipe365/
レシピ
炒りおから
材料
(3~4人分)
・おから 約200g
・長ねぎ 1本
・ごぼう 1/4本
・にんじん 1/4本
・こんにゃく 1/2~1/4枚
・煮付けしいたけ 50g
・油 大さじ6
【A】
・だし 1カップ
・しょうゆ 大さじ3
・みりん 大さじ3
・砂糖 大さじ1と1/2
作り方
-
1.【下準備】長ネギは輪切りにし、にんじん、ごぼうは小さめの短冊切りのしておき、ごぼうはアク抜きをしておく。
沸騰したお湯にこんにゃくを入れ、4~5分煮たらザルにあげる。あら熱が取れたら、にんじん、ごぼうと同じ大きさにカットしておく。
-
2.大きめの鍋を温め、油をしく。にんじん、ごぼう、こんにゃく、煮付けしいたけを入れ、約2~3分、にんじんが程よい固さになるまで中火で炒める。
おから、Aを加え、よくかき混ぜながら、水分が少なくなるまで弱火~中火で炒める。
-
3.長ねぎを加え、さっくりと混ぜ合わせたら火を止め、皿に移す。
-
<ポイント>
煮付けしいたけは市販で売っているものを使用するか、なければ、生しいたけを酒、みりん、しょうゆで甘辛く煮詰めたものを使用してください。
「Family」
◇想い・教室の流れ◇
手作りのあたたかさ、味をきちんと伝えたくて、お肉、お魚、お野菜などの素材と真面目に向き合っています。
初めに料理教室の開催趣旨・その日のメニューについて説明させていただいた後、和食(日本料理)の基本である「出汁(だし)」についてレクチャーします。
ひきたての「出汁(だし)」の香りと味をその場で味わっていただき、「出汁(だし)」の活用法、保存方法等をご紹介します。
「出汁(だし)」を使ったお料理・その日に作るお料理のデモンストレーションをさせていただいた後、生徒のみなさまに実際に調理していただきます。
特に「魚」をさばく時間については多めに確保しております。
魚の構造を理解していただき、お一人さまにつき、約10尾前後、徹底的にさばいていただきます。
月によって若干の変動はありますが、トータルで4?6品を作り、最後にみなさまに召し上がっていただきます。
料理教室で実践していただいたことを、ご家庭ですぐに再現してみたくなるような、楽しい時間と充実した内容を目指しています。
ジャンル:
家庭料理、日本料理、健康食、日本酒
サロン特長:
初心者歓迎、土日開催、子連れOK、男性参加OK、少人数制(6人以下)、予約制、駅近(徒歩10分以内)、お酒の提供あり
所在地:
東京都世田谷区経堂
ホームページ、ブログ:
http://ameblo.jp/my-recipe365/
レシピ
炒りおから
材料
(3~4人分)
・おから 約200g
・長ねぎ 1本
・ごぼう 1/4本
・にんじん 1/4本
・こんにゃく 1/2~1/4枚
・煮付けしいたけ 50g
・油 大さじ6
【A】
・だし 1カップ
・しょうゆ 大さじ3
・みりん 大さじ3
・砂糖 大さじ1と1/2
作り方
-
1.【下準備】長ネギは輪切りにし、にんじん、ごぼうは小さめの短冊切りのしておき、ごぼうはアク抜きをしておく。
沸騰したお湯にこんにゃくを入れ、4~5分煮たらザルにあげる。あら熱が取れたら、にんじん、ごぼうと同じ大きさにカットしておく。
-
2.大きめの鍋を温め、油をしく。にんじん、ごぼう、こんにゃく、煮付けしいたけを入れ、約2~3分、にんじんが程よい固さになるまで中火で炒める。
おから、Aを加え、よくかき混ぜながら、水分が少なくなるまで弱火~中火で炒める。
-
3.長ねぎを加え、さっくりと混ぜ合わせたら火を止め、皿に移す。
-
<ポイント>
煮付けしいたけは市販で売っているものを使用するか、なければ、生しいたけを酒、みりん、しょうゆで甘辛く煮詰めたものを使用してください。
材料
(3~4人分)
・おから 約200g
・長ねぎ 1本
・ごぼう 1/4本
・にんじん 1/4本
・こんにゃく 1/2~1/4枚
・煮付けしいたけ 50g
・油 大さじ6
【A】
・だし 1カップ
・しょうゆ 大さじ3
・みりん 大さじ3
・砂糖 大さじ1と1/2
作り方
-
1.【下準備】長ネギは輪切りにし、にんじん、ごぼうは小さめの短冊切りのしておき、ごぼうはアク抜きをしておく。
沸騰したお湯にこんにゃくを入れ、4~5分煮たらザルにあげる。あら熱が取れたら、にんじん、ごぼうと同じ大きさにカットしておく。 -
2.大きめの鍋を温め、油をしく。にんじん、ごぼう、こんにゃく、煮付けしいたけを入れ、約2~3分、にんじんが程よい固さになるまで中火で炒める。
おから、Aを加え、よくかき混ぜながら、水分が少なくなるまで弱火~中火で炒める。 - 3.長ねぎを加え、さっくりと混ぜ合わせたら火を止め、皿に移す。
-
<ポイント>
煮付けしいたけは市販で売っているものを使用するか、なければ、生しいたけを酒、みりん、しょうゆで甘辛く煮詰めたものを使用してください。