「ニーズをキャッチして進化する教室」

「パンとくらし」を主宰 竹内絢香さん

インタビュー連載 第1回

今月のサロネーゼは、東京都板橋区で、「パンとくらし」を主宰する竹内絢香さん。株式会社パンとくらしの代表取締役、料理家でもいらっしゃいます。竹内さんは2012年に低温長時間発酵のパン教室をスタート、2年目にはキャンセル待ちが出るほどの人気教室になります。同時に料理家としての活動も開始し、様々な企業や行政とのコラボ事業や地方再生など、精力的に活動の幅を広げられています。
今回取材したレッスンは、今年の4月に新設された「おもてなしパーティーアドバイザー講座」です。そのレッスンの様子とインタビューを4回にわたりご紹介します。第1回目はレッスンレポート前半です。

掲載日:2018/6/4(月)

北島真澄さん

竹内絢香さん

4年ぶりの取材で見た変化


竹内さんのご活動をDreamia Club内の「ピックアップサロネーゼ」というコーナーの中でご紹介させていただいたのは、2014年。
家事や子育てに追われているお母さんたちにも気軽にパン作りを楽しんでほしいという想いから、パン教室をスタートされて2年目の頃でした。
本格的なパンを作るには、発酵器や業務用オーブンが欠かせませんが、竹内さんは家庭でも簡単にパン作りを楽しんもらうために、低温長時間発酵による作り方を伝えていらっしゃいました。
教室は開設2年目にも関わらず、キャンセル待ちが出るほどの人気教室でした。

しめぎひとみ先生1

4年ぶりの教室取材、どんなレッスンが展開されるのか楽しみです!



その後ご主人の仕事の関係で東京から神奈川県小田原市へお引越し。
活動拠点を変えるタイミングで、講座の内容を見直し、「パン講師養成講座」を開設します。
講座には、これから自宅パン教室を始めたい方、また既にパン教室を開かれているけれどレシピ開発に悩んでいる方、またフードスタイリングや料理家として活動の幅を広げたい方が集まります。
多くのニーズがある東京にも活動の幅を広げ、小田原と東京を行き来する生活がスタートします。

こうした教室運営と同時に行っているのが、料理家としての活動です。
レシピ開発、料理作成、スタイリング、撮影、記事執筆、SNSを活用したプロモーションまで、ワンストップサービスを提供できる竹内さんのもとには、企業からも依頼が寄せられます。

また企業だけはなく、地方再生を目的とした行政との仕事も受注し、レシピ開発など通して、地元の人へ利益を還元する仕組みづくりを提案されています。

パーティーのプロフェッショナルを育てる講座


今回取材したのは、今年の4月に新設された、「おもてなしパーティーアドバイザー講座」です。
全8回の講座で、おもてなしパーティーアドバイザーを養成し、フランチャイズ化を目指しています。

しめぎひとみ先生1

食卓に並んだ食材から、華やかなパーティー料理が作られていきます


本日はこの講座の第2回目にあたります。

生徒さんは全部で7名。

生徒さんには、これから教室を開こうと考えている方や、既に運営されている教室で新しいことを始めようとされている方もいらっしゃいます。

竹内さんは、まずは今日の流れを説明します。
レッスン構成は、

全体流れを説明→実践→試食→座学でパーティーグッズや室内装飾の作り方を学ぶ

第1回目で説明したことも復習しながらレッスンは進みます。

テーマは、キッズ向けホームパーティー。

女の子たちが集うパーティーを想定して、食器やナプキン、テーブルクロスやガーランド(紐にオブジェを取り付けた室内装飾)、またエディブルフラワーやアラザンなど装飾用の食材もピンク系の色でまとめていきます。
配布テキストには、全く同じ内容の料理をピンク系と、ブルー系にまとめた写真が並びます。
配色によってパーティーの趣ががらりと変わることが一目瞭然!
竹内さん自作の分かりやすいテキストは毎回大好評です。

続いて料理の説明。
今回学ぶのは以下の全10品。
・丸パン
・ミニバーガー
・ミニパンケーキ
・カップケーキ(プレーン)
・カップケーキ(チョコレート)
・チョップドサラダ
・季節のフルーツのタルト
・フライドチキン
・ギモーブ
・ドライフルーツ

一見すると、大変そうに感じる料理も、なるべく簡単作れるように考えられたレシピなので、作ってみるとあっという間に完成!
美味しく、見た目もパーティー映えする料理が次々と出来上がります。
全8回のこの講座では、毎回10品を学ぶことができるそう。
レパートリーが増えて、パーティー以外の場でも役立ちそうですね。

パーティーを身近なものに


料理の説明の合間には、食材の扱い方も丁寧に説明されていきます。
例えば、華やかなパーティー料理には欠かせない、ハーブやエディブルフラワー。
余ったものを買った時のパックに入れたままにしておくと、一日二日でしおれているということも…。
長持ちさせるポイントは、買ってきたパックの中に入れたままにしないこと。
竹内さんからパーティーの余った食材の保存方法や活用方法の説明を聞いていると、少しハードルが高く感じるパーティーも、自分でもやってみよう!と思えるようになります。

しめぎひとみ先生1

パーティーの準備には、日常の食卓にも使える技がいっぱい!



また、サラダや飾りにも使われる葉物類。
いざ使おうと思った時になんだか元気がない…という状態になっている時があります。
準備の間にちょっとした工夫をしておけば、食卓に並ぶ時には、シャッキ!と新鮮な状態で使うことができます。

このように竹内さんの講座には、パーティー以外の日常の食卓でも使える技が満載です。

料理がスタートする前に、一度休憩タイム。
竹内さんの教室では、途中数回の休憩タイムも設けることで、実習とメモを取る時間を分けたり、お手洗いに行く時間を取ることで、大事なポイントを見逃した!聞き逃した!ということもありません。

いよいよパーティーの準備が始まります。

気になるレッスンの様子は次回お届けします。どうぞお楽しみに!

インタビュー・テキスト=阿部麻里子、窪田みゆき
写真=原田圭介



生徒さんの声 Voice

  • Aさん
    ・外部のイベントで竹内先生を知り、こちらの教室に通い始めました。パンだけはなく、料理もしっかり学ぶことができるところがいいですね。普段の家族の食卓にもとても役立っています!私もパン教室を開きたいなと考えています。
  • Bさん
    ・小田原時代の「パン講師養成講座」から受講しています。自宅でも実践できる、分かりやすいパン作りをしっかりと学ぶことができました。今回の講座では、パンや料理に加えて、パーティーの準備の仕方や、パーティーグッズの作り方も学ぶことができ、毎回とても楽しいです。
  • Cさん
    ・クッキングスクールの特別講師として竹内先生を知りました。毎回新しいレシピが登場するので、自分のレパートリーも増えています。竹内先生はいつも新しいことに挑戦し続けていらっしゃる方です。私もおもてなしパーティーアドバイザーとして、竹内先生のように、生徒さんに夢を与えられるようになりたいです。


プロフィール

しめぎひとみさん

竹内絢香さん

・奈良県香芝市出身。
・関西外国語大学卒業後、リゾートトラスト㈱入社。会員制ホテル東京ベイコート倶楽部にてレストランやフロントでの接客を経験。
・就業中にABC Cooking Studio料理・パン・ケーキ・和菓子の講師資格取得し、結婚を機に退職。
・㈱ABC Cooking Studio東京ミッドタウンplus internationalにて英語レッスンも担当。
・元気な男の子を2012年1月に出産。友人向けに東雲キャナルコートにてパン教室を開く。 口コミでメンバーが広がり、場所をグランチャ東雲へ。2013年5月現在、サークルメンバーは150名に。
・2013年2月よりパパママ大学のパン講師として着任。 パン教室を開催中。
・他、雑誌『Mart』へのレシピ提供等、活動中。

サロン情報

「くらしとパン」

現在、作成中

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