日々の元気の元になる、和やかで幸せなレッスンを

「Maison de sucre(メゾン・ド・シュクル)」主宰 安田美紀さん

インタビュー連載 第4回

今月のサロネーゼは、札幌市・宮の森のご自宅でお菓子、料理、パン、シュガーアートを学べるサロンスタイルの教室『Maison de sucre(メゾン・ド・シュクル)』を主宰する安田美紀さん。優雅な空間の中で、フランス伝統の本格的なレシピに安田さんならではの感性とオリジナルアイデアが融合したレッスンは評判を呼び、オープン1年強ですが既に多くの生徒さんで賑わいます。今回は3か月に1回・季節ごとに開催される「お料理プレミアムクラス」の模様とインタビューを4回にわたりご紹介します。
最終回は、お教室運営に込めている思いやこれからの夢などを伺ったインタビュー後半です。

掲載日:2012/11/19(月)

安田美紀さん

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年に1回はパリへ。現地の味と流行をチェック


──1年強で多くの生徒さんが通われるようになられました。いつもレッスンで、心がけていることはありますか?

安田さん 初心者の方から経験者の方まで、お一人お一人に合わせてどんな小さな質問でもわかりやすく丁寧にご指導させていただく事を心がけています。

また、生徒さんが教室に来て下さることで幸せな気持ちになっていただきたいと思っています。お忙しくてなかなかご自宅で習ったものを作れなくても、ここに来ている間は子育てやお仕事から離れて、貴重なお一人の時間を和やかで幸せな気持ちで過ごしていただいて、お家に帰ってまた頑張る、そんなお教室にしたいです。ですから、私の教室では生徒さんを名字ではなくお名前でお呼びしています。誰々さんの奥様でもお母様でもないご自分の時間を過ごしていただきたいという思いからです。


和やかな雰囲気の中しっかり学べ試食タイムは様々な情報交換とほっと幸せになれる時間


──今もパリに年に1回は行き、卒業校のプログラムにも参加するなど勉強を続けていらっしゃるんですね。今年も行かれたのですか?

安田さん はい、今年は9月から約1か月強行ってまいりました。

前半は、パリのパティシエが通う学校があるのですが、そちらで短期プログラムに参加しみっちりと授業をうけました。その後、学校からの推薦をいただき希望するパティスリーに入って実際に現場で学べるというチャンスを得、今回パリのピエール・エルメに行ってまいりました。

──それはすごいですね!

安田さん 朝6時に厨房に入って、一日みっちりと現場で学びました。
以前から流行の最先端であるパリのピエール・エルメに行ってみたいという思いが強くありましたので、実現して大変幸運でした。

パティシエの方々が戦場のように動かれる中で、マカロンの他数多くのお菓子制作を担当させていただき、特にイスパハンやタルト・オ・ヴァニーユの仕上げをまかされそれが実際に店頭に並んだ時は感動でした。

──貴重なご体験ですね!それがレッスンにも反映していかれるんですね。

安田さん はい、華やかなお菓子が作られる裏方である現場は、私たちサロネーゼが教室を開き、生徒の皆様をお迎えするまでの準備に似たところがあります。今回パリで体験した全てのことを早速今後のレッスンに取り入れていきたいと思っています。


外部講師としても活躍


──お教室の定期開催のほか、外部講師としても活躍していらっしゃるのですね。

安田さん そうなんです。親子教室などもさせていただいています。
食育インストラクターでもあり、その知識や子育ての経験を踏まえながらお伝えさせていただいています。
お仕事されていてお忙しいお母さま方も多いですが、お子さんには小さい時から、手作りの美味しさ、あたたかさを知って頂きたいという思いがあり、お忙しい中でも親子で食を楽しむ事をお伝えしていきたいと思っています。
婚活をテーマにしたお料理のレッスンもさせていていただくこともあります。
お料理を通じて出会いのきっかけのお手伝いができれば、社会貢献の一つになるのではないか、と思っています。

「手作りの良さ、食卓を囲む大切さを伝えることを通して、社会に貢献したいと思います」

──出会いのきっかけに一緒にお料理するのはとても良いことですよね。お料理と共にすると心の距離も縮まりますし、お人柄もわかると思います。

安田さん そうなんです。気配りやお人柄など、いろいろなことが自然に伝わるので、一番良い出会いのように思います。


「本物志向の手作りの楽しさを伝えたい」


──教室の開設や様々なご活動を、ご家族の方もおおいに応援してくださっているとか。

安田さん はい、家族の協力と理解がなければここまでやってこれなかったです、本当に感謝しています。

ご家族の応援でプロの道を追求。「これからも本物志向の手作りの楽しさを伝え続けたい」


──実際にお教室を続けていらして、主宰者にとって大切なことは何だと思われますか?

安田さん やはり、訪れる生徒さんにとって居心地の良い、幸せな気持ちになれる空間作りをする事だと思います。

──レシピを習うだけではなく、通うこと自体が大切な時間になるお教室作り、とても共感します。最後に、これからの夢やお教室の展望を教えてください。

安田さん レンジや便利グッズで作るようなお手軽な料理が流行っている時代ですが、伝統的なものを大切にしながら、トレンドと私の感性を加えて、大切な人を笑顔にする「幸せレシピ」をお伝えし、地域の方々に愛される教室にしていきたいというのが夢です。これからも、本物志向の手作りの楽しさをお伝えしていきたいです。

──生徒さんの日々の元気の元になる、和やかで幸せなレッスンと安田さんならではのご活躍、これからもとても楽しみです。今日はありがとうございました!

安田さん こちらこそありがとうございました。


手作りの楽しさ、大切さを伝えたい――そして、生徒さんの周りの方にも喜んでいただきたい、そんな思いを込めて本場で学んだ本格的なレシピをご家庭で作りやすいよう工夫し伝え続けている安田さん。旬の北海道産の食材を使い、食育・地産池消にも貢献したいという思いとともに、札幌を中心に多くの輪が広がりそうです。
レッスンも、空間も、全てが通いたくなる魅力のつまった素敵なお教室にぜひ一度参加してみて下さい。

インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=安田美紀(Maison de sucre主宰)、加藤幸雄

プロフィール

安田 美紀さん
『Maison de sucre メゾンドシュクル』主宰

今田美奈子食卓芸術サロンにて、製菓、シュガーデコレーション、テーブルセッティング等全てのデュプロムを取得。フランス、オーストリア、イギリス等ヨーロッパ各国で研鑽を積み、パリのリッツエスコフィエ、ベルエコンセイユ等で学ぶ。その後、ルコルドンブルーにて料理、菓子、パン全て卒業しグランデュプロムを取得する。フランス大使館でのスタージュを経て、札幌市宮の森にてお菓子・料理・パン教室「メゾンドシュクル札幌」を主宰。

・ル・コルドン・ブルー グランデュプロム取得
・仏政府公認 国際テーブルデコレーター
・オーストリア文部省公認 社交界認定書受領
・英シュガーデコレーションディレクター
・米ウィルトンシュガーライセンス
・ブルックボンドハウス ティーコーディネーター
・チーズプロフェッショナル協会 COC認定
・今田美奈子食卓芸術サロン分室
・国際食卓アカデミー協会会員

サロン情報

Maison de sucre メゾンドシュクル

< 自由に学べる4つのコース >
お菓子をはじめ、お料理、パン、シュガークラフト等自由に学べる。フランス伝統のレシピを基本に、旬の素材を大切にしながらパリや東京の情報をいち早く取り入れ、オリジナルのアイディアと感性を加えて新しい味わいやフォルムを作り出し発信。

ゆったりとしたサロン形式の教室で、初心者の方から、現在料理やお菓子に関わる職業の方でも学ぶことで、広がるバリエーション。新しいライフスタイルへのきっかけに。またウェディングコースもあり、花嫁さん自身がゲストをもてなすケーキと引菓子の制作やご指導も行っています。

ジャンル:

フレンチ、パン、洋菓子、チーズ、おもてなし、紅茶、テーブルコーディネート、ナプキンワーク、フラワーコーディネート、その他

サロン特長:

初心者歓迎、平日開催、土日開催、お友達同士歓迎、少人数制(6人以下)、体験教室あり、子供教室あり、予約制、駐車場あり、各種イベントあり、駅近(徒歩10分以内)

所在地:

北海道札幌市中央区宮の森3条11丁目

ホームページ、ブログ:

http://maisondesucre.com
http://ameblo.jp/maisondesucre

レッスン情報:

いつからでもご入会可能で各コースを毎月自由にお選びいただけます。単発レッスンもありますのでお気軽にお問い合わせください。

●入会金:10,500円(各コース共通)
●受講料:
 ・パティスリーコース     22,050円(3ヶ月前納)7,350円/1回
 ・キュイジーヌコース    22,050円(3ヶ月前納)7,350円/1回
 ・ブーランジュリーコース  22,050円(3ヶ月前納)7,350円/1回
 ・シュガーアートコース   22,050円(3ヶ月前納)7,350円/1回
  ※11回全納の方は1回分無料で受講することができます。
  ※2012年11月現在の受講料です。

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レシピ

かぼちゃのポタージュ
かぼちゃのポタージュ

材料
(4人分)
・かぼちゃ 400g
・レンコン 50g
・トマト 1個
・チキンスープ 600g
・無洗米 大さじ1
・バター 15g
・牛乳 200g~
・生クリーム 大さじ2
・ローズマリー 1枝
・ナツメグ 適量
・塩・胡椒 適量
作り方

  1. かぼちゃは種と皮を取り除き5mm厚さ位にカットする。
  2. レンコンは皮をむきかぼちゃと同じ位にカットする。
  3. トマトは湯むきをして皮と種を取り除き粗くカットする。
  4. 深めの鍋にバターを熱し、かぼちゃ、レンコン、トマトの順に炒め、チキンスープと無洗米、ローズマリーを加え煮立ったら中火で約30分程南瓜とレンコンが柔らかくなるまで加熱する。
  5. 火を止めてローズマリーを取り除きハンドブレンダーまたはミキサーでなめらかになるまでまわし、ピューレ状にする。
  6. 牛乳を加えてナツメグ、塩、胡椒で調味する。
  7. 仕上げに生クリームを加え、器に注ぐ。好みで引き立ての黒胡椒を適量のせる。