おもてなし上手になれるサロン

『Salon de clover (サロン・ド・クローバー)』主宰 小川薫さん

インタビュー連載 第4回

今月のサロネーゼは、大阪・心斎橋のご自宅でおもてなし料理教室「Salon de clover (サロン・ド・クローバー)」を主宰する、おもてなしプランナー/フリーアナウンサーの小川薫さん。手軽で華やかで美味しい幅広いジャンルのお料理と、それに合わせたテーブルコーディネートが学べるレッスンは、トータルでおもてなし術が身につくと大人気です。満席が続くレッスンにお邪魔し、その模様とインタビューを4回に渡りご紹介します。
最終回は、サロン運営に込めている思いやこれからの夢を伺ったインタビュー後半です。

掲載日:2012/8/27(月)

小川薫さん

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大きな家族のような気持ちでお迎え


───サロンを運営する上で心がけていることはありますか?

小川さん はい、月に約30回近いレッスンを開催していますので、常に同じおもてなしができるよう準備や体調管理に努めています。

またレッスンでは、1回8名様の皆さんと必ずお話するようにしています。
そして、私より年上の方もいらっしゃいますので失礼のないように気をつけながらですが、生徒さんは下のお名前でお呼びするようにしています。ふだん外で下のお名前で呼ばれることってなかなかないと思うのですが、ここでは親しみをこめてお呼びしていて、喜んで下さる方が多いです。

───下のお名前でお呼びするとぐっと距離が縮まりますよね。

小川さん そう思います。ここでは皆さんに楽しんでいただきたくて、「いらっしゃいませ」というよりは、「おかえりなさい!」と、大きな家族のような気持ちでお迎えしていています。


サロンでは年齢や肩書、バックボーンなど関係なく、誰もが楽しい時間を共有


───サロンはとても人気でキャンセル待ちの方も多いようですが、「主婦感覚」を大切にされているのが大きな魅力だと感じました。

小川さん ありがとうございます、私自身も主婦ですし、それはとても大切にしています。 サロンでは幅広いジャンルのお料理をお伝えしていますが、どれも、身近な食材を使った作りやすいものを華やかに見せるということをポイントに置いています。
そういう”手の届く感”が喜んでいただけているのかな、と思います。


おもてなしは日々の暮らしから


───外部でも料理教室の講師をしたり、雑誌にもよくご登場されたりと、活躍の幅が広いですね。

小川さん はい、おかげさまで関西の雑誌や全国誌にも取材いただいています。
また、エルマガジン社がプロデュースするきれいで快適な暮らしを提案するWebサイト 「EEIE(ええ家)」のCOOKINGコーナーではナビゲーターや料理教室の講師を務めさせていただいています。

そのほか、長谷川工業様の「lucano(ルカーノ) 」という脚立のプロモーションのイメージに選んで頂き、私のルカーノ活用術をご紹介しています。
ルカーノはグッドデザイン賞も受賞しているおしゃれな脚立で、キッチンに一台あれば吊戸棚の出し入れはもちろん、お料理の下ごしらえや花を生けるときなどにちょっと腰をかけることもできてとても便利です。安定感があり機能性も高く、発売当初から私も愛用しています。

おもてなしと暮らしの達人でもある小川さんが選ぶものは、生徒さんにも評判です


───『おもてなしプランナー』の肩書でもご活躍ですが、小川さんの考える『おもてなし』とは?また、私たちが毎日の暮らしに取り入れるおもてなしのポイントを教えて下さい。

小川さん おもてなし、と言うと特別なこと、また、お客様をお迎えするためのこと、と思われがちですが、私が考えるおもてなしは、日常のことと言いますか特別なことではないと考えています。
おもてなしは相手を思う気持ちの表れであり、相手とのコミュニケーションを取るためのことだと思うのです。

日常から、相手や家族のことを思って食材を選んでお料理を作ったり、お花を飾ったりすることもおもてなし上手へのステップかなと思います。

───特別な時だけではなく、毎日がおもてなしなんですね。


小川さん そうですね。家族やお友達のことを思って何かをしたり、自分自身を大切にすることもおもてなし、毎日がおもてなしです。
そのためには、まずは自分自身が楽しむことが大切だと、よく生徒さんにもお伝えしています。


今の生徒さんを大切に、サロンから輪を広げたい


───今も勉強していることはありますか?

小川さん テーブルコーディネートの恩師 丸山洋子先生のテーブルコーディネートやパーティスタイルのセミナーを定期的に受講しています。海外でクッキングレッスンに参加することもあります。

───多くの生徒さんから支持されていらっしゃいますが、これからお教室を開きたい方へアドバイスをお願いします。

小川さん まずはご自分のウリやコンセプトをしっかり作ること。そのために、たくさん学ぶことが大切だと思います。学びながらいろいろ発見することで、自分のスタイルができてくると思います。

また、主宰者には素早い判断力やバランス感覚が求められると思うのですが、そういった力を磨くことも必要だと思います。

「今の生徒さんを大切に、作る人も食べる人も笑顔になるレッスンを続けたいです」



───最後に、これからのサロンの展望や夢を教えてください。

小川さん サロンを広げたい、大きくしたい、とは特に考えていなくて、おかげさまで今たくさんの生徒さんにお越しいただいていますので、今の生徒さん達を大切にしていきたいと思っています。

夢は、やはりいつか本を出したいですね。

───これからもサロンで広がる輪やご活動が楽しみです。今日はありがとうございました!

小川さん こちらこそありがとうございました!



主婦感覚を大切にして、「手軽で華やかで美味しい料理」を丁寧に伝え続けている小川さん。おもてなしと暮らしの達人としても注目されていらっしゃり、ますますご活動の幅が広がりそうです。作る人も食べる人も笑顔になる食卓を演出するおもてなし上手になれる魅力の詰まったサロン、ぜひおすすめです。

インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=伊藤裕司

プロフィール

小川薫さん
『Salon de clover』主宰

大学在学時よりフリーアナウンサーとしてテレビやラジオの報道や情報番組に多数出演。20代後半より大阪、東京の数々の料理教室で学び、フランスやイタリアでも研修を重ねる。
アナウンサーとしての活動を続けながら、2007年おもてなし料理教室「Salon de clover」を主宰。おもてなしプランナーとしての日々の暮らしぶりを紹介するブログは「おもてなし料理ランキング」の全国上位の人気です。雑誌や企業のレシピ開発やフードスタイリングをはじめ、パーティーのプロデュースやセミナー講師を務めるなど料理研究家として活躍中

サロン情報

Salon de clover

おもてなし料理教室「Salon de clover」 大阪・心斎橋にあるおもてなし料理教室。
「手軽に作れて、華やかで美味しい料理」と、洗練されたテーブルコーディネートのおもてなしが口コミで広がり、常に満席のサロンとして話題を集めています。大阪や神戸が一望できるタワーマンションの高層階にある、明るく開放感あふれるロケーションも魅力です。

「25ans」では人生を豊かにする幸せのお教室として紹介されており、パリ在住の料理研究家パスカル・アルマニ氏や、有名シェフ・アーティストとのコラボイベントも多数開催。
小川薫の親しみやすい人柄とアナウンサーとして培った企画力が支持を得ています。

ジャンル:

家庭料理、日本料理、イタリアン、フレンチ、中華、エスニック、ワイン、おもてなし、紅茶、テーブルコーディネート、ナプキンワーク

サロン特長:

初心者歓迎、平日開催、夜間開催、土日開催、お友達同士歓迎、体験教室あり、予約制、各種イベントあり、駅近(徒歩10分以内)、お酒の提供あり

所在地:

大阪府大阪市西区(心斎橋・四ツ橋駅から数分)

ホームページ、ブログ:

http://ameblo.jp/salondeclover

レッスン情報:

イタリアン・中華・和食など毎月テーマを決め、手軽で華やか&美味しいおもてなし料理をレッスンしています。お料理に合わせてテーブルコーディーネートや、お花もご提案させて頂いていますのでトータルでおもてなしを学ぶことができます。

平日昼11時~、平日夜18:30~、土曜クラスと月に約30回レッスンを開催。随時、体験レッスンも受け付けています。

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レシピ

プリプリ海老シュウマイ

材料
(4人分)
・海老(ブラックタイガー)8尾
・シュウマイの皮8枚
・レタス2枚
<具>海老75g(正味)、・豚ミンチ75g
<A>白菜30g、にんじん30g、玉ねぎ30g、長ネギ5センチ
<B>卵白30g、中華スープ(顆粒)小さじ1、酒小さじ1、ごま油小さじ1、しょうが(すりおろし)小さじ1/2、塩少々
<タレ>しょうゆ大さじ2、黒酢大さじ1
作り方

  1. 海老は殻をむき、分量外の塩と酒でもみ水で洗い水気をとっておく
  2. <具>の海老も 1. の処理をし、粗みじんする
  3. <A>をすべてみじん切りにし、分量外の塩少々をふり10分ほどおき、水気をしぼる
  4. 2. の海老と 3. の<A>と<B>をよく練り混ぜる
  5. 1. の海老の上に 4. をのせ、シュウマイの皮で包む
  6. レタスを敷いたセイロにのせて、10分蒸す
  7. タレの材料を混ぜ合わせ、お好みでからしを添える