「子どものころから生活力を」
自身の離婚をきっかけに娘に生活力をつけてもらいたい事と、兄弟のように話ができる友たちができることを願って自宅教室を開きました。
15年前に学童クラブのような、今でいう子ども食堂を開きたく、子どもだけの食育教室をスタート。手仕事を中心にめしごと(目しごと、飯ごと)、はなしごと(鼻しごと、話ごと)で五感を楽しむ教室となりました。東日本の震災をきっかけに大人と子どもで楽しむ教室に変更。生活力をキーワードにアウトドア料理、保存食の在り方などに薬膳を融合させた「薬膳日和」を確立しました。薬膳ブレッドを提案し、ゆったりとした時間を過ごす場所となっています。
普段の料理にかわいさを追加したく「抜き型」に注目。今では抜き型作家の力をかりて「抜き型つくり」という手仕事をおすすめしています。

自宅を建てる際に「人が集まる場所」にしたいという目標を掲げ、それを達成できたことです。コロナ禍でも我が家を通して交流をする生徒さんがいることを嬉しく思っています。

新型コロナウイルス感染症については、オンラインレッスンを取り入れず、対策をしながらリアルにお会いすることを前提に教室運営を続けています。おうちで楽しむツールとしてお菓子やパンの生地の冷凍便や１回の作り切りセットを届けるオンラインショップを準備しています。