小泉武志(こいずみたけし)さん 第2回
パン教室 KoLaBo
小泉武志(こいずみたけし)
【神奈川県川崎市】
料理
今月の「料理」のコーナーでご紹介するのは、「パン教室 KoLaBo」を主宰する小泉武志さん。
こちらの教室の特徴は、都内有名店でパン一筋30年のプロからパン作りを学べること。アットホームな雰囲気の中、手に入りやすい材料や食材を使って本格的なパンが焼くことができます。
パン作りを心から楽しめるようになる小泉さんの教室を4週にわたってご紹介致します。
4.どんな生徒さんが多いですか?
時間に余裕のある40代、50代の女性が多いです。 パン作りをやってみたい人、仲良しのお友達同志で参加される方が多いです。全くの初心者の方から趣味でパンを作って新しい種類のパンを作りたい方など、様々な目的を持った方がいらっしゃいます。
5.人気のレッスンはなんですか?
バターロール
私が作るバターロールはホテルに朝食に出て来るような高級感のあるバターロールで、作っていただいた生徒さんはみんなリピートしてくれます。中には「今まで本などで習った中で一番好きな味と食感です」と言ってくれた生徒さんもいました。
ミルクハース
オンラインレッスンで20名が集まりました。普通のミルクハースは硬いイメージがあるのですが、フワフワのミルクハースを作ってみようと思い試作を重ねて完成しました。たくさんの生徒様から「今まで食べたことのないくらいふわふわでもっちりとして美味しい!!」と大絶賛でした。
6.レッスンで心がけていることはどんなことでしょう?
丁寧に、わかりやすく、難しい言葉は使わない。生徒様の立場に立って考えるようにしています。そしていかに楽しく過ごしてもらうか。「来てよかった、また来たい」と思ってもらえるように心がけています。
7.レッスンの楽しいエピソードを教えてください!
アメリカ在住の生徒さんとオンラインレッスンをしたときのことです。
日本と海外ではまずオーブンの大きさが違う。
海外ドラマや映画に出てくるような大きいオーブンで、バターロールなら50個くらい焼けるくらいのサイズ感。
また日本と海外では温度表示が違い、日本は〇〇℃ 海外は〇〇℉。
想定外のことで携帯電話を片手にネットで調べながら、
「日本の200℃は、392℉だね」と生徒さんと協力しながらパン作りをして、生徒さんも初めてアメリカでパンを作って大満足。
しかも日本からアメリカに引っ越したばかりで初めてオーブンを使って焼くのがこのバターロール。
これから何十年とオーブンを使って料理して行く中で思い出に残るレッスンとなりました。