森 ゆき子(モリ ユキコ)さん 第3回
「TEA&TABLE Caquetoire」
森ゆき子
【滋賀県栗東市】
今月の「料理」のコーナーでご紹介するのは、「TEA&TABLE Caquetoire」を主宰されている森ゆき子さん。
お教室では、「紅茶とテーブルコーディネートでおもてなし」をコンセプトにしたお教室では、趣味の方から資格を取得したい方まで様々な目的の方が通っていらっしゃいます。またレッスンでは、森さんのご趣味のアンティークのテーブルウェアを使って行われるのも特徴です。本物に囲まれたレッスンは大好評で、生徒さんにはサロネーゼさんも多いそうです。
日々の喧騒から離れてほっと一息、暮らしを彩るティーライフを提案されている森さんのご活動を4週にわたってご紹介いたします。
8.教室を開いたきっかけをおしえてください
何か新しいことを学びたくて始めたお稽古事がきっかけでした。素敵なお教室に通っているうち、だんだん「自分もこんなお教室を主宰したい!」と思うようになりました。
当時は興味のあることにすぐ飛びついてお稽古を始めていたのですが、結果的にバラバラだった学びの点が線で結ばれたのだと思います。そのことが自信になって教室を開くことにつながったのではないかと思います。
9.教室を開いて良かったと思うことはなんでしょう?
一番良かったと思うのは生徒様の皆さまにお出会いできたことです。
普通に生活していたらあり得ないくらいの多くの方に出会いました。そのおかげで自分自身の人生がとても豊かになりました。
そして自分の「好き」を突き詰めることが生徒様に支持され、喜ばれ、それがこんなにも自分の幸せにつながるのだとわかったことは教室を始めなければわからなかったことです。
本当にありがたく感謝しています。
10.教室運営の工夫があれば教えてください
1日1レッスンが基本ですが、フレックス制にして、違うクラスの方にも同じ時間帯でレッスンに入っていただけるように工夫しています。そうすることで空席ができにくく教室がフル稼働しているのだと思います。
11.レッスンでもよく使う愛用品を教えてください(道具や食材など)
アンティークのテーブルウェアたち
100年以上前の小物たちは、みんな自分史を持っていて高貴なオーラを放ち、テーブルに輝きを与えてくれます。
アンティークの勉強も少しずつしたいと思います。
ティーポット
特にイワキのジャンピングティーポットは美しく機能的で気に入っています。
ガラスの持ち手で、内蓋はメッシュになっていて茶葉が混じらずとても便利。
イワキのポットは出張レッスン用を含めて16個持っています。
お料理のジャンルに拘りなく展開しておりますので、それぞれに合わせた食器などを使っています。中でも和やアジアンのお料理には少し時代を遡った骨董を使って演出。現代モノの食器とのマリアージュも喜ばれます。