宇田 祐理子(うだ ゆりこ)さん 第3回
「Bouquet of Y(ブーケ・オブ・ワイ) テーブル&ライフコーディネートサロン」
宇田 祐理子
【千葉県我孫子市】
今月の「料理」のコーナーでご紹介するのは、「洋菓子教室サロンドマリー」を主宰する横井満里代(マリー)さん。 幸せな気持ちになって帰ってもらえるようなサロンを目指し、心が豊かになる時間と空間の提供に努められている横井さんのサロンにはサロネーゼさんの生徒さんも多く、また色々な志を持った生徒さん達を多く輩出しています。 サロンを開かれて25年経った今でも初心を忘れず、日々勉強を続けられている横井さんの精力的なご活動を4週にわたってご紹介いたします。
9.教室を開いたきっかけをおしえてください
子供の頃から、母の影響で、お料理も、手芸もよくしていました。
自分で思いついた事を形にするのが大好きで。
短大ではデザインを専攻。
社会人になり、お稽古事をはじめたのが、元々得意だったお料理。
それが修了し、さて次に何をしようかと考えたのが、お料理もデザインも生かせるテーブルコーディネートでした。
その奥深さにどんどん魅了されたのですが、実際に結婚して家庭に入り、月1でおもてなしをしても、お呼ばれされる機会が殆ど無くて。
日本はまだまだ招き招かれることが少ない事に落胆してしまいました。
「それなら、私がテーブルコーディネートの底上げをしよう!」と思い立ったのがお教室を開いたきっかけです。
優雅な奥様だけは無く、気軽にオシャレに出来るおもてなしが広まったら楽しいと思いませんか?
10.教室を開いて良かったと思うことはなんでしょう?
お教室を開いたことによって、皆さんと出会い、語らい、学ぶ事ができることです。
色々な情報が飛び交いますし、そこから更に出会いが広まり、どんどん繋がっていき・・・
私自身が生徒様から得させていただく事も本当に多いのです。
これは宝物です!
そして、とにかく私自身が楽しいです!
それがきっと生徒様にも伝わると思いますし、「先生に出会って、人生が変わりました!」というお言葉も、何度かいただきました。
おこがましいのですが、こんな素敵な事って無いですよね。
11.教室運営の工夫があれば教えてください
家族の協力無しでは成し得ていないです。
なので、たまの孝行も必要(笑)。
また常に生徒様に喜んでいただくという事を念頭に、常にアンテナを張って面白い事、楽しい事、素敵な事に敏感になることです。
そして自分自身が吸収する場を他に持つこと。
今でも習い事を幾つかしています。
直接のかかわりがなくても、インスピレーションを得られたり、素敵な仲間に出会えます。
12.レッスンでもよく使う愛用品を教えてください(道具や食材など)
食器は本当にお気に入りだらけですが、Herendのティーセットはサロンのロゴマークの元にもなっている特別な存在。
中にはハンガリーのHerend工房に訪れた際購入した物もあります。
キャンドルは、もっぱらIKEA。
リーズナブルなので、気軽に使えるのが嬉しい!
キッチングッズも大好き。
結婚当初から、お鍋、フライパンはFisslerのプロコレクション。
美味しく見た目の美しさもお気に入りです。
包丁は日本のGLOBAL。
切れ味は勿論、柄と刃の継ぎ目が無いので、清潔でカッコイイ。
Cuisinartのフードプロセッサー、ハンドブレンダー、ブレンダー、ハンドミキサー。
ステンレス×白で。文句なしのパワー。
野田琺瑯のバット。
入れ子にもなるし、IHにも直接かけられて、とっても便利。
Peugeotの電動ミルも手放せないアイテム。
片手が空くので生肉を裏返しながらペッパーを振れて本当に楽。
2代目です。
木屋のまな板と飯台。木が美しい!