宇井 綾(うい あや)さん 第3回
「Suite Herb」
宇井 綾
【東京都江東区】
今月の「食関連」のコーナーでご紹介するのは、「Suite Herb」を主宰する宇井 綾さんです。 ご自身が大好きだったハーブの魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいという思いからお教室を始められた宇井さん。 実習では化粧品からお料理に活用できるハーブビネガーやオイル、また虫よけスプレーまで作ることができ、ハーブの奥深さを学ぶことができます。 お教室だけではなく、自宅に帰ってからでも実践できるハーブの活用術を学んで、皆さんも生活にハーブをとり入れてみませんか?
9.教室を開いたきっかけをおしえてください
私がハーブの魅力に気付いたきっかけは、学生時代、イギリスに短期留学した際、ホームステイ先のママさんが頭痛で困っている私にカモミールティーを淹れてくれたことです。
味こそ美味しくはなかったけれど、そのお茶のおかげですぐに眠りにつくことができ、翌朝には頭痛が無くなっていました。
こんな効果のあるお茶をもっと美味しく頂く方法があるのでは?
・・・と、ハーブに興味を持ちました。
その後、知れば知る程に奥深い「自然療法」のハーブと出会いました。
自分の大好きなハーブの魅力をもっと多くの方に知っていただきたいと思い、生活に解け込んだハーブの活用法をお伝えすることを始めました。
出産を機に長く勤めた会社生活から離れた今こそ、子育てしながら自分の出来ることを実践したい思い、講師としてスタート。
そんな時、タイミングよく素敵な出会いに恵まれ、アトリエをオープンする知り合いからハーブ教室を開いてほしいと依頼されたことが教室を開くきっかけでした。
周りの方々のたくさんのサポートのおかげでサロン開講が実現しました。
10.教室を開いて良かったと思うことはなんでしょう?
多くの方と思いを共感できたこと。
ご参加くださった方と仲良くなれたこと。
ハーブ達に囲まれることで、自分自身が癒されています。
私はアレルギー検査でバッチリと陽性反応が出る程の花粉症ですが、数年前から薬も飲まずに花粉の飛散する時期を快適に過ごし、周りの方からも花粉症とは思われない程に体調が良くなりました。
また、5歳の息子は生まれてからほとんど体調を崩しません。
これももしかするとハーブのおかげかもしれません。
ハーブの知識を身につけたおかげで、家にあるもので応急処置や予防が出来る、簡単で安全な「家族の薬箱」を作れています。
11.教室運営の工夫があれば教えてください
在庫品の所持は少なすぎず、多すぎずになるよう調整しています。
また保存方法にも気を配っております。
やはり新鮮な茶葉で淹れた方が美味しいと考えておりますので、茶葉はなるべく外気に当たらないように乾燥剤+しっかりと蓋の閉まる容器+冷暗所保管で保存管理しています。
教室を始めた当初は外部教室からのスタートでしたので、出張教室用に小さめの道具を用意しました。
今では保存も移動も楽で、それがとても良かったと思っています。
12.レッスンでもよく使う愛用品を教えてください(道具や食材など)
bodum のティーポットとダブルウォールグラス、横に倒して保管もできるカラフェ。