大橋わか(おおはし わか)さん 第2回
「おうちデトックス」
大橋わか
【神奈川県横浜市】
今月の「整理収納」のコーナーでご紹介するのは、「おうちデトックス」を主宰する大橋わかさん。
元々は看護師をなさっていましたが、好きなことを仕事にしたいという思いからインテリアコーディネーターへと転職。
そのことがきっかけとなり整理収納の道へと進んでいきます。そのような行動的な大橋さんですが、講座は無理せず続けられることをモットーとしておりリピーターも続出!
気になるご活動内容を4週にわたってご紹介いたします。
4.どんな生徒・参加者が多いですか?
物は捨ててすっきりしたけれど、その先どうしたらよいか分からない! 使い易い収納にしたい、機能性もデザインも譲れない!
そんなお客様が多いです 。
また、一人暮らし、DINKS(※)、30~40代の働くママ。仕事も子育ても自分のことも楽しみたい!そんな感度の高い女性が多いです。
※DINKS:結婚後、子供を持たずに、共働きを選択した夫婦やライフスタイル。
5.どんな講座が人気ですか?
精神論ももちろん大事ですが、はやりノウハウも知りたいところ。
実際に使うグッズや家具、カーテン、リサイクル情報など、知識量の多さが好評です。
インテリアコーディネーター時代のノウハウが役立っています。
6.講座やお仕事で心がけていることはどんなことでしょう?
自宅を自分好みに時間をかけて作り上げることと、他人の家の収納システムを作り上げることは全く違います。
「限られた時間内で、お客さまが求める形を完成させ、お客さま自身がキープできるようになってもらうこと」が目標です。
7.講座やお仕事の楽しいエピソードを教えてください!
【捨てるなんてもったいない!】
ノーベル平和賞を受賞したワンガリーマータイさんが「MOTTAINAI」という日本語に感銘し、世界共通語とした話は有名ですね。
物を捨てることに強い抵抗をお持ちの奥様。
頂き物の紅茶を集めてみると段ボール1箱分以上ありました。
どうしたと思いますか?
期限が切れていない紅茶は全て寄付し期限が切れた紅茶を飲むことにしました。
ご自身は古い紅茶を飲まれ、大橋には期限が切れて間もない紅茶を出してくださいました。
結局色々合わせて万単位の送料がかかりました。
もったいないというと、物を大切にしている印象を受けますが実は自己中心。
まだ使えるのに捨てるなんてもったいない。
だけど、お金を出してまで処分は出来ないのが殆どです。
もったいないって本当はどういう意味なのだろう? 深く考えさせられたお客様でした。