「温石会(おんじゃくかい)」
入江亮子
【神奈川県横浜市】
今月の「料理」のコーナーでご紹介するのは、「温石会(おんじゃくかい)」を主宰する入江亮子さん。
電子レンジ活用術などいかに料理に手間ひまをかけないかということがテーマの特集を見かけることも多い昨今、入江さんご自身が江戸懐石や茶道を通して学んだことや、時間をかけて集められた食器をより多くの人に伝えたいという思いからお教室を始められました。
また実際に日本料理店でも働かれた経験もある入江さんのお教室では衛生面やプロ秘伝の技も学ぶことができます。
皆さんも季節の食材を活かした身も心も温まるお料理を学んでみませんか?
電子レンジ活用術などいかに料理に手間ひまをかけないかということがテーマの特集を見かけることも多い昨今、入江さんご自身が江戸懐石や茶道を通して学んだことや、時間をかけて集められた食器をより多くの人に伝えたいという思いからお教室を始められました。
また実際に日本料理店でも働かれた経験もある入江さんのお教室では衛生面やプロ秘伝の技も学ぶことができます。
皆さんも季節の食材を活かした身も心も温まるお料理を学んでみませんか?
1.教室名の由来を教えてください
温石とは僧侶が空腹と寒さをしのぐために懐に入れた温かい石のこと。
茶事では濃茶の前に”懐石”を出します。
温石のようにほっと心も体も温まる、季節の素材を生かしきった体に沁みいる料理をと「温石会」を立ち上げました。
茶事では濃茶の前に”懐石”を出します。
温石のようにほっと心も体も温まる、季節の素材を生かしきった体に沁みいる料理をと「温石会」を立ち上げました。
2.お教室の特徴やコンセプトを教えて下さい(教室で学べることなど)
デモンストレーション型のお教室が多い昨今ですが、少人数で実習を中心にした日本料理を教えています。
茹でて水にとるタイミングなどは、鮮度や種類によってかなり変わって来ます。
分数では計れない部分、”目で見たり、手で触ったりする感覚”を鍛えていただくためです。
しっかりとした日本料理の下ごしらえ、料理屋でないと知らないちょっとしたコツなど、私が各所で学んだすべてを盛り込んでいます。
年に数回、茶懐石の講座も行っています。
茹でて水にとるタイミングなどは、鮮度や種類によってかなり変わって来ます。
分数では計れない部分、”目で見たり、手で触ったりする感覚”を鍛えていただくためです。
しっかりとした日本料理の下ごしらえ、料理屋でないと知らないちょっとしたコツなど、私が各所で学んだすべてを盛り込んでいます。
年に数回、茶懐石の講座も行っています。
3.レッスン開催情報を教えてください(コース、頻度、料金など)
<温石会ワークショップ>
毎月1回。
旬を生かした日本料理の一汁三菜を皆さんで作って試食。終了後呈茶あります。
会費:5,000円。
入会金:5,000円。
<茶懐石実践講座>
不定期で年4回程度実施しております。
正午の茶事の献立で飯、汁、向付、煮物椀、焼き物、炊合せ、和え物、小吸い物、八寸、湯桶、漬物、主菓子まで作ります。
試食後、自身で作られた主菓子で一服します。
会費:9,000円。
入会金などはなし。
<旬を楽しむ精進料理>
第二水曜、10時~/14時~。
北鎌倉の浄智寺谷戸にある「たからの庭」にて旬の食材を使った一汁三菜を教えています。
同敷地内にある注文菓子屋「手毬」のおいしいお菓子で呈茶もあります。
会費:4,500円。
入会金などはなし。