季節とともに~節句のおもてなし~

皆様こんにちは。セントロアンバサダー、料理研究家&テーブルコーディネーターの磯部作喜子です。

私の主宰する教室「ル・サロン・ブラン」では料理・テーブルコーディネート、パン、ワイン講座と様々な講座がありますが、昨年開催した特別講座の「節句のおもてなし」が大変好評でしたので、今日はそのお話をさせて戴きます。

 

2020年には東京オリンピックも開催され、「お・も・て・な・し」という言葉がキーワードの一つになっていますが、日本人でありながら、知らない日本の風習やいわれがまだまだあることに気づき、若輩者ながら、何か生徒さんにお伝えできれば、と思い、「節句のおもてなし」講座を企画しました。

講座の流れは、節句の云われや風習などについて学んで戴いた後、節句にちなんだお花のアレンジをそれぞれ作っていただき、その後、節句のお料理を楽しんでいただくというスタイルでした。お料理のレシピも差し上げて、ご家庭でもまた節句のおもてなしを楽しんでいただけたらと願っています。

最初の写真は五月に開催の「端午の節句」で、菖蒲のアレンジを楽しんでいただき、篭盛りのお弁当を召しあがっていただきました。

七月は「七夕のおもてなし」。七夕の歴史はとても興味深く、和歌やお習字などの上達を願っていたことなど、目から鱗の内容が満載でした。

九月は「重陽の節句」。菊のアレンジと秋の和食が好評でした。季節とともにお花はもちろん、旬の材料を使ったバラエティ豊かな食事の美味しさを生徒さんとともに楽しませていただきました。

最後は「ひな祭りのおもてなし」。

結婚された生徒さんからいただいた高砂のフラワーアレンジと生徒さんのアレンジがリンクしてとても華やかな

テーブルができあがりました。

「節句のおもてなし」講座を通じて、私自身も学ばせていただいたことが山ほどありました。

これからもレッスンや日々の暮らしに役立てて、心豊かな暮らしを楽しんでいけたらなあと思います。

今日は大晦日。

一年間の全てに感謝して、新年を迎える厳粛な気持ちです。

皆様、今年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。