子供の頃から好きだったことを仕事に

「(Tammy’s kitchen)」主宰 宇山民枝さん

インタビュー連載 第3回

今月のサロネーゼは、東京都国分寺市で、フランス料理教室「Tammy’s kitchen」を主宰する宇山民枝さん。宇山さんは、本格的なフランス料理を美味しく、おしゃれで、家庭でも作りやすいようにアレンジし、料理の初心者の方も得意な方もおもてなしの腕をアップできるレッスンを行っています。
今回取材したレッスンは、夏のおもてなしにもぴったりな人気メニューを取り入れたアンコールレッスン。そのレッスンの様子とインタビューを4回にわたりご紹介します。第3回目はインタビュー前半です。

掲載日:2018/8/20(月)

宇山民枝さん

宇山民枝さん

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段取り上手になれる教室


――ホームパーティーに招かれたような楽しいレッスンでした!
宇山さんの教室のコンセプトを教えてください。


宇山さん 「フレンチ=敷居が高い」という印象を持ってほしくないので、手に入りやすい食材と、高度な技術を必要としない調理法で作ることができる、見た目がきれいな料理を提案しています。

宇山民枝先生1

レッスンの細部にまで生徒さんのことを第一に考える宇山さんの想いが感じられる教室


私の教室では、なるべく生徒さんには何もしないで楽に楽しんで帰っていただきたいので、洗い物や片付けの必要もありません。

レッスンはデモンストレーション形式です。
実習形式だと、料理が得意な方はいいけれどそうではない方が来にくくなってしまうということもあるかなと思って、この形式にしました。

また、私が料理をするところを見ていてもらえれば、大事なポイントを全てお伝えできるかなと思っています。
写真撮影もOKですし、質問もその場でしていただいて構いません。

――どんな生徒さんが多いのでしょうか?

宇山さん 平日は主婦層の方、夜と週末はお仕事をされている方が多いです。

――夜レッスンをされている教室はなかなかないのでありがたいですね!

宇山さん いろいろな方に来ていただきたいですし、私自身も様々なお仕事をされている方にもお会いしたいなと思って。
中にはお医者さんもいらっしゃいますし、ご紹介もあってお医者さんグループにもご参加いただいております。
お医者さんは食べることがお好きな方が多いイメージはありましたが、食べるだけではなく料理をすることも好きで、皆さん復習もしてくださるんですよ。

――レッスンがある日はどのような一日の流れになりますか?

宇山さん レッスンの有り無しに関わらず、だいたい6時には起床しています。
レッスンの準備は、前日までできることは済ませておいて、当日はだいたい2時間ぐらいでしょうか。
レッスンの後の片づけは、1時間もあれば十分ですね。

――宇山さんのレッスンでは、生徒さんは洗い物や片付けはしなくていいようになっていますが、お一人での後片付けでもそれほど時間はかからないんですね!

宇山さん なるべく片付けながら作業を進めるようにしています。
これは生徒さんがご自分でホームパーティーをされる時も実践していただけたらいいなと思っています。

――ホームパーティーでは、料理以外にもこういう一つ一つの段取りが大切ですよね。

宇山さん そうですね。
その他にもおもてなしする時は、「これは事前にやっておいて保存しておきましょう」「ここは直前で大丈夫ですよ」というように、手順を細かくお伝えするようにしています。

人気教室ならではの悩み


――レッスンの案内はどのようなタイミングで行っていますか?

宇山さん 案内は、レッスンの月の2か月前の月末に、ブログ・HP・その他SNSで告知しています。
同時に既存の生徒さんにはメールもお送りして、優先的に日程をお選びいただけるようにしています。

宇山民枝先生2

レッスン後のフォローアップも欠かさない宇山さんの教室にはリピーター続出


――これだけ人気の教室になると、予約の問題をどう解決するか悩みますよね。

宇山さん 空いてる日もあるのですが、ずっと通ってくださっている方から「予約が取れなくなった」というお声をいただこともあって…。
予約システムなどを使って、予約を取りやすくしたり、キャンセルの情報をなるべくタイムリーに共有できるようにすることも考えるのですが、予約時のメールのやりとりはコミュニケーションの場でもあるんですよ。
例えば予約時のメールで、「前回のレッスンで習った料理をこんな風に作りました」といって写真を送ってくださったり、「ここがうまくできませんでした」というお声をいただいたり。
レッスンの場だけではなく、こういうやり取り含めて教室だと思うんですよね。

――それは生徒さんのやりがいにもつながりますよね。
宇山さんはSNSで積極的にご自身の活動を発信していらっしゃいますが、料理もスタイリングもとってもきれいな写真が目を引きました!
撮影技術はどこかで学ばれたのでしょうか?


宇山さん 2年ぐらい前にカメラ好きの生徒さんと一緒にカメラメーカーの教室に通い、一眼レフの使い方など基本的なことを学びました。
企業のお仕事もしておりますし、Instagramのフォロワー数も増やしたいので、料理写真にはこだわっています。
まだまだ勉強中ではありますが…。

――お花はどちらかで習ったのでしょうか?

宇山さん 習いに行ったこともありますが、基本的には庭の草花を自己流で生けることが多いですね。
6月は庭にいっぱい咲いていたアジサイを飾りました。

子供時代の食体験から海外での生活


――宇山さんはどんなお子さんだったのでしょうか?

宇山さん 元気で賑やかな子供でした。
私はこの場所で育ったのですが、まさにこの庭を駆け巡り、毎日傷だらけ泥だらけで遊んでいました。

宇山民枝先生3

ご生家は数十年の時を経て食を通じて多くの人をつなぐ場となりました


料理は中学・高校ぐらいから好きで、よくキッチンに立っていました。
お弁当だったのですが、基本は料理好きの母が作り、時々自分でも作っていました。
あとは調理実習で仕切ったり。

そうそう、バレンタインには友人からケーキ作りも委託されることも!

――子供の頃から食べることだけはなく、作ることもお好きだったんですね。

宇山さん 大学を出た後は輸入商社に就職しました。
食の業界ではなかったのではなかったのですが、料理教室をいつかやりたいなという夢は持ち続けていました。
主人の転勤を機に仕事を辞めて、オーストラリア・シドニーに一緒に行きました。

――海外生活は何年ぐらいでしたか?

宇山さん 3年ちょっといましたね。

――向こうではどのような食生活を送られていたのでしょう?

宇山さん 牛肉、ラム、BBQ…。

――オーストラリアのイメージ通りの肉食生活ですね!

宇山さん あとはワインですね。
日本にいる時からお酒は好きだったのですが、当時日本ではそれほど言われていなかった食事とワインのマッチングについて体験しました。
一皿ごとにワインのペアリングを行うレストランもたくさんあって、日本にもできればいいなと思っていたら最近増えてきましたね。
英語の勉強も兼ねて現地のオーストラリア料理教室や、レストランのシェフの講習会にも参加しました。

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海外での食体験も積まれた宇山さん、ご帰国後いよいよ長年の夢だった教室開設を叶えます。
次回は教室開設に至った経緯から、これからの夢までうかがったインタビュー後半です。
どうぞお楽しみに!

インタビュー・テキスト=阿部麻里子、窪田みゆき
写真=原田圭介

プロフィール

宇山民枝さん

宇山民枝さん

★ル・コルドンブルー料理ディプロム (首席卒業)を取得後、フランス大使館厨房にて研修

★2011年より自宅にてフランス料理教室「Tammy’s kitchen」を開始

自宅教室の他、外部講師・メーカー様へのレシピ提供・レシピ開発を行っております。

サロン情報

「Tammy’s kitchen」

自宅レッスンでは光あふれるオープンキッチンで 「美味しく、おしゃれで、作りやすい」お料理を紹介しています♪♪ ル・コルドンブルーで学んだフランス料理を家庭で作りやすいようにアレンジ。 手に入りやすい食材で、ご自宅で無理なく再現できるフランス料理を覚えて、おもてなしの腕をアップさせてみませんか!!
☆ レッスンはデモンストレーション形式
☆ レッスンメニューは月替わり・入会金なしですので、単発・長期・とびとびの受講とも可能です
☆ お片づけ・洗い物は不要でございます

生徒さんには、見て、覚えて、食べてと、楽しい時間をお過ごしいただきたいと思っております。 武蔵野の緑あふれる庭を眺めながら、ちょっぴり贅沢な時間をご一緒いたしましょう!!

ジャンル:

フレンチ、洋菓子、ワイン、おもてなし、テーブルコーディネート

サロン特長:

平日開催、夜間開催、土日開催、お友達同士歓迎、男性参加OK、少人数制(6人以下)、予約制、駐車場あり、お酒の提供あり

所在地:

東京都国分寺市

ホームページ、ブログ:

http://tammyskitchen.jimdo.com/

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