フランスを感じるアトリエで学べるお教室

「Atelier Dupleix」主宰 マダムエミコさん

インタビュー連載 第1回

今月ご登場いただくのは、横浜市・大倉山と東京・渋谷区松濤でフランス菓子、パン、お料理の教室「Atelier Dupleix」を主宰するマダムエミコさん。 フランスやアメリカへ料理留学をし、レストランでの研鑽を積み帰国後は「ル・コルドン・ブルー代官山校」の助手に。その後独立してお教室を開講されました。 プロ並みの菓子やお料理が初心者でもわかりやすく学べ、テーブルコーディネートや盛り付けのセンスも磨けると、長年通う方が多数です。 今回は、9月初旬に大倉山のお教室で開催されたレッスンの模様とインタビューを4週にわたりお届けします。 第1回目はお教室の紹介とレッスンレポート前半です。

掲載日:2017/10/2(月)

マダムエミコさん

マダムエミコさん

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センスが光るアトリエ


朝晩は秋の気配が感じられるようになってきた9月の初旬。
最寄り駅である東急東横線・大倉駅から閑静な住宅街を進んでいくと、徒歩5分ほどでお教室に到着しました。

お教室専用の空間ということで、どんなこだわりが詰まっているのか楽しみにしながら伺うと、マダムエミコさんが明るい笑顔で出迎えてくださいました。

マダムエミコさんは、学生時代に経験したテレビ局のグルメリポーターの仕事をきっかけに食へ興味を持つようになったそうです。
大学卒業後は商社勤務、そして料理教室勤務を経て渡仏。
数々の有名シェフやパティシエから本場の料理やお菓子を習得します。
その中の一人には、パリの老舗パティスリーであるラデュレ出身で、マカロンを大ヒットさせたピエール・エルメ氏もいらっしゃいます。

その後アメリカでも料理学校に通い、帰国後は「ル・コルドン・ブルー代官山校」に助手として勤務。その後独立してお教室を開講されました。


マダムエミコ先生1

お菓子の世界観とお教室の雰囲気が統一されている素敵なアトリエ。お花もテーマにあわせて。


お教室に一歩入ると、パリのアパルトマンのよう!
白を基調とした、天井の高いお部屋は天窓付き。
この日はあいにくのお天気でしたが、晴れた日の昼間は電気をつけなくてもいいぐらい明るいそうです。
白い木製の本棚には、ピエール・エルメ氏をはじめとした数々の三つ星シェフのレシピ本が並びます。
また蚤の市で見つけたチョコレートの型やマカロンタワーなど、ところどころにパリの雰囲気を漂わせる小物がセンス良く飾られていて、お教室の世界観に一気に引き込まれます。

そして、部屋の半分を占めるのがキッチンスペース。
作業台は広々としていて、一般家庭ではなかなか見ることがない業務用のオーブンが設置されています。細やかに指導できるようにと、定員は原則4名(グループレッスン等は別設定)なので、一人一台のケーキを一つのオーブンで同時に焼いて、同時に仕上げていくことが可能。
試食はマダムエミコさんが作ったものをいただくので、生徒さんがご自身で作られたケーキをそのまま持ち帰ることができます。

ご自宅に持ち帰って家族と召し上がる方、贈り物にする方など様々ですが、初心者の方でもまるでお店に並ぶケーキのような完成度の高い仕上がりにできるので、作った生徒さんも「私が作ったとは思えない!」と感激されるそうです。


お菓子作りが好きになる工夫がいっぱい


この日のレッスンメニューは、“Gateau Chiffon au Mont Blanc ~ガトー・シフォン・オ・モンブラン~”。
ヘルシーで軽い食感が大人気のシフォンケーキを、クレームシャンティとパリ仕込みのモンブランクリームでデコレーションした、まさに秋にぴったりのケーキです。

マダムエミコさんのお教室はフランス菓子がメイン。
シフォンケーキはアメリカ発祥のお菓子と言われていますが、生徒さんからの要望に応えて取り入れたそうです。
でもやっぱりフランス感を出したい!
・・・ということで、同じく生徒さんから要望はあるけれど、難易度も高いモンブランの要素を加えてアレンジしたのが今回のレシピです。

卵の別立てや、シフォンケーキの焼成、デコレーションなど、お菓子作りに欠かせないポイントやコツが盛りだくさん。どんなケーキが完成するのか早くもワクワクします!


マダムエミコ先生2

レッスンはとても和やか。定員4名なので作業スペースもゆったり。細かなこともしっかり学べます。


この日の生徒さんは定員の4名。3名が1年以上通われている方で、1名は2回目の参加です。
皆さん元々はお一人で参加されたそうですが、美味しいものや最新のお店の情報が飛び交い、和気あいあいとした雰囲気。
職業や年齢は異なっていても、食への興味という共通項が人と人とをつなぎます。

レッスンが始まりました。
生徒さんは作業台を囲んで今回のレシピの概要を聞きます。

まずは土台となるシフォンケーキについて。
どうしてしっとりとしたふわふわの生地に仕上がるのか、なぜあの独特の型を使うのか、歴史、材料、道具など様々な背景や角度から説明していきます。
細やかな説明で、作り方のポイントの背景が分かるので自然と身につきます。

実習がスタートしました。
ハンドミキサーやボウルなど必要な道具が各生徒さんの前に取り揃えられています。
材料は、ケーキ一台分が計量済み、粉もふるってあるので、生徒さんは作ることに集中できます。

お菓子作りのネックの一つが洗い物の多さ。
大小様々なボウル、ゴムべら、計量したカップなどなど。
ご自宅で夢中でお菓子を作り、ようやくオーブンに生地を入れた後ふと周りを見渡すと、キッチンがとんでもない状態に・・・という経験をされた方も少なくないのでは。

そんな多くの方の悩みを受けて、お菓子作りに気軽に挑戦できるよう、最小限の洗い物で済むような手順も教えてくださいます。
例えばミキサーの羽を度々洗わなくて済むように、まずは卵白から泡立ててメレンゲを作り、同じ羽を使って卵黄を混ぜるなど、出来上がりに違いがないのならば作る順番を入れ替えたりと、ちょっとした工夫が詰まっているのも嬉しい点です。


楽しみながらみるみる上達!


作業台では、マダムエミコさんと生徒さんが一斉に卵白を泡立てていきます。
同時に作業しながらも、生徒さん全員に目を配り、さらに通い始めたばかりの方へ細かくフォロー。
お菓子作りの用語の説明も、とてもわかりやすくて丁寧です。

例えば、「混ぜる」という行為一つとっても、“切るように”“さっくり”“リボン状になるまで”と表現は様々ですが、その違いや、今回のケーキの場合は「なぜこの手法なのか」を理由とともにしっかり説明されます。

先生と同時に作っていくことで生徒さんは効率的に理解することができ、みるみるうちに上達していくとか。マダムエミコさんも生徒さんの成長が見て取れることがとても嬉しく、やりがいにつながっているそうです。


マダムエミコ先生3

先生のお手本を見ながら全員で同時進行でき、とてもわかりやすいことも魅力です。


シフォンケーキの生地が完成したら型へ流し込んでいきます。
ここにもポイントは盛りだくさん。
生地も型への入れ方で焼き上がりに違いが出るようです。

ここでいよいよ業務用オーブンの出番!
4名の生徒さん全員分の型を入れて、同時に焼き上げていきます。
大手の料理学校でしかなかなか見ることができない光景です。

ケーキの焼き上がりを待つ間に、生徒さんは生地を作る時に使った道具を洗い、マダムエミコさんはこれから作るモンブランクリームの準備をします。
レッスンの流れが良く、無駄な時間が一切ないのもこちらのお教室の特徴です。

オーブンからいい香りが漂ってきてシフォンケーキが焼き上がりました。
すぐに食べたくなるけれど少し我慢。
しっかりと冷ましてからデコレーションし、さらに美味しいケーキに仕上げていきます。

気になるレッスンの続きは次回お届けします。
どうぞお楽しみに!

インタビュー・テキスト=阿部麻里子、窪田みゆき
写真=菊池友里

サロネーゼから皆さまへメッセージ

お教室にいらっしゃる生徒様は、 お菓子やパン、お料理を作るのが好きという方はもちろん、 食べることが好き、ワインが好き、チーズが好き、Parisが好き、 お洒落が好き、カメラが好き、おしゃべりが好きetc、、、 初心者の方から上級者の方まで、レベルを問わず楽しくお通い頂いております。どうぞお気軽にご参加くださいませ。


生徒さんの声 Voice

  • Aさん
    ル・コルドン・ブルー出身の先生に習いたくてネットで調べたところ、先生のブログを見て、「センスが良いな」と思い注目していました。なかなかタイミングが合わずにキャンセル待ちだったのですが、ようやく通えるようになり嬉しいです。魅力は、お菓子はもちろんですが、盛り付けや空間も含めて他にはないセンスの良さ。お教室はいろいろ通ったので、だからこそこのお教室の良さがわかります。
  • Bさん
    私も先生のブログに惹かれて申し込みました。子どもが小学校に入ったら習い始めようと思い、楽しみにしていました。まだ数回目ですが、プロ並みの素敵なお菓子作りが学べて嬉しいです。
  • Cさん
    お菓子作りはほんの少しのコツで上手に出来るとわかって感激です。毎回とても素敵なケーキを丁寧に教えてくださります。持ち帰っても本当に自分で作ったとは思えないくらいです!


プロフィール

マダムエミコさん

マダムエミコさん

「リッツ・エスコフィエ・パリ」卒業
「ICCカリフォルニア」卒業

「ピエール・エルメ」、「ルノートル」の他、
フランスやアメリカのレストランにて研鑽を積み帰国

「コルドンブルー代官山校」の助手を経て独立

フランス菓子、パン、お料理の教室を主宰
“マダムエミコ”の名で親しまれている

サロン情報

「Atelier Dupleix」

フランスのエスプリ溢れる空間で、初心者から上級者の方まで、本格的なフランス菓子やパン、旬の食材を用いたおもてなし料理、家庭料理を学んで頂いております。

ジャンル:

家庭料理、フレンチ、パン、洋菓子、おもてなし

サロン特長:

初心者歓迎、平日開催、土日開催、お友達同士歓迎、少人数制(6人以下)、予約制、駅近(徒歩10分以内)、お酒の提供あり

所在地:

神奈川県横浜市 / 渋谷区松濤

ホームページ、ブログ:

http://www.dupleix.jp

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