幸せな時間が流れるお菓子教室

「お菓子教室 幸せな時間」主宰 畦上洋子さん

インタビュー連載 第1回

今月のサロネーゼは、名古屋市内でフランス菓子・アイシングクッキーを学べる「お菓子教室 幸せな時間」を主宰する畦上洋子さん。 作る人も食べる人も幸せになるお菓子作りの楽しみを伝えるレッスンは、上限4名までの少人数制で、レベルに合わせたきめ細かい指導が大好評。 確実に腕があがるとあって、初心者からベテランまで、多くの生徒さんが通います。 今回は初級クラスにお邪魔し、その模様と畦上さんのインタビューを4回にわたりご紹介します。 第1回目は、お教室情報とレッスンレポート前半をお届けします。

掲載日:2015/3/2(月)

畦上洋子さん

畦上洋子さん

  • プロフィール
  • サロン情報
  • レシピ

初心者から本格的に学びたい人まで多彩なレッスン


名古屋駅から地下鉄で数駅、閑静な住宅街にある「お菓子教室 幸せな時間」。
主宰する畦上さんが1997年に開き、途中で引越しや出産などでお休みした時期もあり、今年で15年になるお教室です。

こちらで学べるのは、フランス菓子を中心とした多彩なお菓子と、アイシングクッキー。
基礎、初級、上級コースを軸に、キッズや男性向けレッスン、プライベートレッスンやブライダルレッスンも開催しています。

4人までの少人数制で、計量から仕上げまで全て生徒さんに行ってもらう実習形式で、デモ見学をしてから実習をするレッスンと、時間の短い実習のみのレッスンがあり、また、クラスが細かく分かれているので、レベルや都合に合わせて選択できいつからでも参加できるのも魅力。
長年通い続けている生徒さんが多数です。


畦上洋子先生1

初心者から本格的に学びたい方まで、丁寧に指導。アイシングクッキーも人気です


そして、生徒さんが「何より楽しみ!」とおっしゃる魅力がもうひとつ。
それは、試食のときに畦上さんお手製のランチもいただけること。

「お菓子作りは時間がかかるものもありますし、ちょうどお昼をはさむ時間設定なので、簡単なものですがランチもお出ししています」

と畦上さん。
実はこのランチが大好評で、お料理教室をしてほしい!とリクエストする生徒さんが後をたちません。
なんと畦上さんは、せっかくなら皆さんに喜んでもらえるようにと、ランチをお出しすることにしてから料理学校に2年間通ったそう。

いまのところ料理教室開催の予定はないそうですが、もしかしたらいつか特別に開催される日がくるかもしれませんね!


快適キッチンでまずはきめ細やかな実演から


お教室に入ってまず目に飛び込んでくるのは、ピカピカに磨き上げられた大きなステンレスのアイランドキッチン。窓際には3mもの長い作業台もあり、お菓子作りやお料理が好きなら、こんな広々したキッチンに立ちたい!と思う素敵な空間です。

約6年前、こちらに家を建てることが決まったとき、快適にレッスンができる設備と動線を熟考し、畦上さんのアイデアを反映して設計してもらったそう。

「生徒さんが余裕を持って作業できる作業台をまず重要視し、長さを決めてからキッチンを設計しました。もうひとつキーになったのはオーブンです。業務用のものを入れましたので、このオーブンをどこに配置するかも重要でした。
キッチンも作業台もステンレス製ですが、丈夫でにおいもつきにくく清潔なのが魅力です。プロの厨房がステンレスなのも納得ですよね」

と、キッチンのこだわりを教えてくださいました。
4人の生徒さんが十分に余裕を持って作業できるスペースが確保でき、好評だそう。


畦上洋子先生2

4人までの少人数制なので、一人ひとりのケアをしっかり。味見や状態確認も頻繁に


伺ったこの日は初級クラスのレッスン。チョコレートをテーマに、「パヴェ・ミルティーユ」「トリュフ・キャラメル」「シトロン」を学びます。

開始時間になり、生徒さんが集まっていらっしゃいました。
ウエルカムティーでお迎えし、手を洗ってエプロンを着用してもらったらキッチンの周りに着席していただき、早速実演のスタートです。

「こんにちは!よろしくお願いいたします。今日のウエルカムティーはラズベリージンジャーのハーブティーです。いかがですか?
それでは今日はまず、パヴェ・ミルティーユから作っていきますね。
今日作る3種類ともクーベルチュールチョコレートを使いますが、こちらではブランを使います。ブランはフランス語で白という意味です。あとはキャラメルとノワールです。ちょっと味見してみます?」

少し味見をして、「おいしい!」と皆さん感激。レッスンを通じてお菓子の本当のおいしさを知ってほしいと考える畦上さんは、なるべく妥協せず質の高い材料を選ぶようにしているそう。
プロも使う本格的な材料を学べるのも、嬉しい点です。

「では早速作っていきましょう。ミルティーユというのはブルベリーのことです。このピューレと生クリーム、水あめを鍋に入れて火にかけて沸かします。水あめってすくいにくいですよね。
小さい頃縁日などで水あめで手がベタベタになったりしましたよね。
スプーンを水で濡らしてからすくうとベタつかずに入れることができてラクなんですよ~。
このピューレですが・・・」

「へー!」

便利なコツや、材料の細かな説明に、生徒さんもびっくりしたりメモを取ったり。
家で作るときに役立つポイントや材料の入手情報も交えて、実にきめ細やかに伝えていかれます。


コツがたっぷり しっかりわかる実演


手際よくあっという間に完成し、型に流しいれて冷蔵庫へ。冷やし固めます。

「次に、トリュフ・キャラメルです。中に入れるガナッシュを作りますが、作り方はいろいろあります。最近私はチョコレートを溶かさないやり方にしています。それは・・・」

畦上さんは、定番のお菓子も生徒さんのニーズや流行を取り入れてレシピをアレンジしているそう。

「以前はフランス菓子はお砂糖をたっぷり使って甘いものでしたが、最近はフランスでも昔ながらの重いお料理ではなく、軽いお料理が好まれているのと同じく、お菓子も甘すぎないものが好まれています。
ヘルシー志向もあり、生徒さんたちもどっしり甘いものではなく、お子さんやご家族に安心して食べてもらえるものを希望されますので、伝統的な作り方は大切にしながらオリジナルレシピに工夫をしています」

時代や流行、年齢などで変わる好みになるべく対応していきたいと、と教えてくださいました。
こうした取り組みや見えないところでの努力が、「先生のレシピは本当においしい!家族にも安心て食べてもらえます」と、生徒さんにとても喜ばれ、支持されています。


畦上洋子先生3

生徒さんが「本当に作りたくなるお菓子」を伝えるために、レシピにも見えない工夫を


「ハイ、今日はこのトリュフボールを使います。これもこだわってヴァローナ社のものです。
中にガナッシュをパンパンに入れてほしいですが、外にはみ出さないように気をつけてくださいね。生クリームが入っているので、外に出てしまうと腐敗の元になってしまいます。
では混ぜていきますね。水と油のつながらない材料を乳化する作業ですが、必ず一点集中で混ぜてください。これを失敗すると分離してしまいます。
分離の失敗の経験も必要ではありますが、できればしたくないですよね。
つながったのわかりました?」

「あー、わかります!」

「ちょっと混ぜてみてください。もちっとした感じがして、ここに引き寄せられる感じです。見ているだけだとわからないですよね、ハイ、やってみてください」

生徒さんたちは身を乗り出して確認し、実際に体験してみます。ちょっとした変化を見逃さず体験を通じてしっかり記憶していきます。

「これがつながった状態です。覚えておいてくださいね。あとは流すだけです。簡単でしょ?おうちでやろうと思いますよね!」

リズミカルで細かいコツがいっぱいの説明に、思わずハイ!とうなずきたくなります。

ワクワクするような実演が続き、そのあとは実習になります。
この続きは次週ご紹介します。どうぞお楽しみに!

インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=水野由佳



サロネーゼから皆さまへメッセージ

お教室開設から15年、開設当初から通って頂いている方もいらっしゃいます。
お子様から、年代も色んな世代の方まで、通って頂いておりますので、安心してご参加頂けると思います。
デモンストレーション、実習、試食と、ゆっくりとした時間で、普段の時間の流れとは違った1日をお過ごし下さい。


生徒さんの声 Voice

  • Aさん
    友人に誘われて通うようになりました。それまで簡単なお菓子しか作ったことがなかったのですがきちんと丁寧に教えてくださるので、お店で売っているような素敵なお菓子が作れるようになったのが嬉しいです。 ご近所に方におすそ分けするととても喜んでいただけます。先生のおかげで、お菓子作りのうまい人、とまわりに思ってもらっています(笑)。
  • Bさん
    友人と一緒に1年半ほど通っています。魅力はとにかく「おいしい!」。 とても丁寧に教えてくださいますし、失敗しそうなところをわかりやすく伝えてくださるのも素晴らしいと思います。ランチもおいしくて、今度お料理教室もお願いしたいです。
  • Cさん
    先生はわかりやすい順番で教えてくださるので覚えやすくて、お菓子作りが楽しくなりました。 これまでわからなかったことも、先生にお聞きすると「なぜそうなるのか」がわかり、とても腑に落ちます。レッスンの予約変更なども気軽に対応してくださり、通いやすいのも大きな魅力です。


プロフィール

畦上洋子さん

畦上洋子さん
名古屋市八事で、フランス菓子を中心とした少人数制のお菓子教室とアイシングクッキーのお教室を主宰しています。
お菓子作り初心者から、上級者まで、レベルに合わせたクラスで、丁寧にレッスンしています。
プロフィールは、ル・コルドン・ブルー パティスリーコースで、菓子ディプロムを取得後、日本菓子専門学校卒業、製菓衛生士取得。
JSA認定アイシングクッキー講師、日本フードコディネーター3級、商業ラッピング3級。
東邦ガスクッキングサポーター、名古屋市青年の家にて、お菓子講座2期担当、企業レシピ開発、イベント講師、雑誌掲載、新聞掲載、オーダーケーキ販売を行なっています。

サロン情報

「お菓子教室 幸せな時間」

お菓子のレッスンでは、講師デモンストレーションを見学しながら、作り方を学び、その後実習を行います。
実習は計量から全て行い、各自仕上げていきます。ご自身で作られたたお菓子は、全てお持ち帰り頂きます。
実習後にはランチ、講師制作のお菓子試食もございます。
お時間が短い実習のみのクラスもございます。
お菓子は見ているだけでは、なかなかご自宅でで作るのが難しいので、実際に混ぜたり、焼いたりすることで、しっかりと身につくようになっています。
クラスは基礎クラス(全6回)、キッズクラス、初級クラス、、男性限定クラス、上級クラス、プライベートレッスンなど、レベルやご希望に合わせ、細かく設定しておりますので、初心者の方から、本格的に学びたい方まで、丁寧に指導しております。
毎月クラスは固定ではなく、その月のメニューやご希望のお日にちや時間などに合わせてお好きに選んで頂けます。
アイシングクッキーのレッスンは、毎月変わるテーマのデザインで1回完結型のレッスンになります。
その他に日本サロネーゼ協会認定講師の講座(全6回)もあり、当教室にて講師資格が取得できます。


ジャンル:

洋菓子、その他、スイーツデコレーション

サロン特長:

初心者歓迎、平日開催、土日開催、お友達同士歓迎、子連れOK、男性参加OK、少人数制(6人以下)、体験教室あり、子供教室あり、予約制、駐車場あり、各種イベントあり、駅近(徒歩10分以内)

所在地:

愛知県名古屋市昭和区広路町字石坂

ホームページ、ブログ:

http://siawasenajikan.com

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レシピ

パヴェ・ミルティーユ
パヴェ・ミルティーユ

材料
(2人分)
・ミルティーユ 60g
・生クリーム 35g
・水あめ 10g
・クーベルチュールチョコレート(ブラン) 200g

・粉砂糖 適宜
・ブルーベリーパウダー 適宜

作り方
  1. ミルティーユ、生クリーム、水あめを鍋に入れて火にかけ沸かす。
  2. 溶かしたチョコレートにミルティーユを入れて混ぜる。
  3. 型に流して固めて、カットしてブルーベリーパウダーをまぶす。