「来てよかった」期待以上の満足を提供するために

「料理教室 Aiko Cooking Salon」主宰 余吾愛子さん

インタビュー連載 第4回

今月のサロネーゼは、東京都品川区で「料理教室 Aiko Cooking Salon」を主宰する余吾愛子さん。 お料理初心者の方からおもてなしを楽しみたい方まで、アットホームな雰囲気のなか楽しく家庭料理を学べるレッスンは、開設2年目ながら早くも予約困難なほど人気です。 高層マンションの一室、見晴らしのよい天空の料理教室にお邪魔し、レッスンの模様と余吾さんのインタビューを4回にわたりご紹介します。 最終回は、お教室運営にこめている思いやこれからの夢をうかがったインタビュー後半です。

掲載日:2014/11/17(月)

余吾愛子さん

余吾愛子さん

  • プロフィール
  • サロン情報
  • レシピ

心地よさにも責任を


――とても楽しくてわかりやすいレッスンでしたが、レッスンやお教室運営で心がけていることはありますか?

余吾さん 生徒さんには時間と費用をかけて来ていただいていますので、できる限り心地よく過ごしていただき、知っている限りの情報をお伝えして、来て良かった!と思っていただけるように心がけています。

また、初めての方ばかりのクラスのときはどうしてもシーンとなってしまいがちですが、そうしますと居心地がよくない方もいらっしゃると思いますので、会話のきっかけを作ったり、いろいろな情報をお伝えするようにしています。
生徒さん同士も、情報交換して仲良くなっていく方が増えてきて、とても嬉しいです。

――生徒さん用のバッグ入れがあったり香りや空調に配慮したり・・と、入った瞬間から細かやな気遣いを感じました。

余吾さん ありがとうございます。香りは、梅雨や夏は特に気をつけています。料理教室ですのできついものではなく、玄関でふわっと香るナチュラルなものを選んでいて、タイのTHANNというブランドのアロマオイルをよく使っています。


余吾愛子先生1

細かいところまで配慮された心地よい空間。一歩入った時からおもてなしの心を感じます


――メニューでのこだわりはありますか?

余吾さん 身近で購入できる食材を使い作りやすいメニューにすることを第一にして、時々輸入食材や珍しい食材もご紹介するようにもしています。
レッスンでちょっとした驚きを感じていただくことも心がけています。

――メニューはそれぞれのコースで毎月変わるのですか?

余吾さん はい、毎月変わります。3コースでそれぞれ3~4品ご紹介していますから、1ヶ月で10品程考えています。ちょっと大変ですが、毎月来たいと言ってくださる生徒さんが多いので、皆さんに喜んでいただけるよう頑張って考えています。


よりよいレッスンのために


――今も勉強していることはありますか?

余吾さん 料理とお茶、お酒のマリアージュを勉強しています。ワイナリーを訪れたり、お茶の専門店めぐりをしたり、本を読んだり、と独学ですが興味のあるところには積極的に訪れるようにしています。

国内旅行もよく行くのですが、必ずその土地の料理を学んだり、レストランでは新しいアイデアを得て味の再現をしてみたり、味の体験もレッスンに反映しています。
そのほか、Dreamia Clubの講座にもよく参加しています。

――ありがとうございます。
料理とお茶のマリアージュ、おもしろいですね。


余吾さん 中2の頃から茶道を続けているので、少しでもお茶の文化を伝え、残していってほしいという思いがあります。
とはいえ抹茶をお出しすると皆さん敷居が高いと思われるかもしれないですし、普段おうちで飲むのは煎茶だと思いますので、レッスンでは煎茶の淹れ方などもお伝えしていきたいと思っています。


余吾愛子先生2

教室オリジナルのエプロンも製作。着心地よくておしゃれ。料理のモチベーションもあがります!


――フットワーク軽くいろいろな情報を取り入れて挑戦していらっしゃるのですね。
ところでお教室オリジナルのエプロンも製作中だとか。


余吾さん そうなんです。こちらなのですが、白をベースに柔らかなピンクで縁取っています。このエプロンが似合いそうな生徒さんがたくさんいらっしゃるので、その方々を思い浮かべながら考えました。これに、教室のロゴが薄く入る予定です。もう1種類、黒もあり、こちらは襟を立たせて着ていただくこともできます。

どちらもカシュクールで着たときのラインがとてもきれいなんですよ。スリットが入っていて動きやすいですし、生地も製造も日本で、細かいところまで丁寧に作ってあります。洗ってもしわになりにくいのでアイロンもいらず便利です。11月中旬に出来上がる予定です。
教室で生徒さんに無料貸出をしてご利用いただくほか、ご希望あれば販売もしようと思っています。

――お気に入りのエプロンだとお料理のモチベーションもあがりますよね!生徒さんもレッスンの楽しみが増えますね。


これからの夢


――もしこれからお教室を始めたい方にアドバイスするとしたら、教室主宰者に必要なことはどんなことだと思いますか?

余吾さん やると決めたからには中途半端ではなく、きちんと仕事だと思って取り組むことと、やりたい、やり続けたいという意思だと思います。

時間をあけて来てくださる生徒さんのために、自分が休むことは絶対にできません。スケジュール管理と健康管理もとても重要です。
私自身も、教室を始めてから風邪も引かなくなりました。


余吾愛子先生3

「生徒さんの期待に期待に応え、期待以上の満足を持ち帰ってもらいたい」


――そうですね、代わりがない仕事ですから自己管理はとても大事だと思います。
最後に、これからの夢を教えてください。

余吾さん 今来てくださっている方を大切にして、教室をずっと続けていきたいです。
キャンセル待ちをしてくださっている方もいらっしゃるので、土日を含めもう少し開催日数を増やしたいとも思っています。そのためにも、いつか専用のスタジオを持つのが夢です。

また、子供の頃から茶道を習っていて茶名もありますので、何か活かせればよいなと思っています。

――余吾さんならではのレッスン、これからも新しい展開がたくさんありそうで楽しみです。今日はありがとうございました!

余吾さん こちらこそありがとうございました!


==========================================

自然体で終始笑顔の余吾さん。お話から、やりたい仕事に取り組んでいる充実感と幸福感、そしてしっかりした責任感を感じます。生徒さんの期待に応え、期待以上の満足を持ち帰ってもらうために料理はもちろん、幅広く学び続けていらっしゃる姿勢が人気の秘訣なのかもしれません。
これからますますのご活躍が楽しみです。
初心者の方からお料理上級者まで、気負わず楽しく学べるレッスン。ぜひ訪れてみてください。

インタビュー・テキスト=窪田みゆき
写真=原田圭介



プロフィール

余吾愛子さん

余吾愛子さん
料理研究家
表千家茶道講師
食品衛生責任者

短期大学家政科卒業
中央大学法学部卒業

企業で人事部、役員秘書に従事した後
「Aiko Cooking Salon」を主宰

サロン情報

「Aiko Cooking Salon」

「Aiko Cooking Salon -アイコクッキングサロン-」は、大切な人が笑顔になるお料理を、短時間でおいしく、オシャレに、作れるようになることを目標にしたお料理教室です。
ご家族やご友人に喜ばれるお料理。おうちごはんが一番おいしい!って言われる幸せを感じられるお料理。
そんなお料理を作っていきたいと思っています。

<基本の家庭料理コース>
天然だしを基本とし野菜中心、塩分控えめで肉・魚・野菜のバランスがよく、体に優しいメニューを提案しています。料理がより美味しく見えるよう、盛付にも心がけています。短時間で作れておいしいお料理を作っていきます。

<カジュアルおもてなしコース>
ご友人とのホームパーティーやご家族との休日ディナーなど、少しオシャレなお料理を作りたい時に活躍する、カジュアルなおもてなし料理を簡単においしく作っていきます。

<お料理はじめてコース>
お料理入門、お料理はじめてさん向けのコースを不定期に開催しております。


ジャンル:

家庭料理、日本料理、イタリアン、フレンチ、中華、スペイン、おもてなし、テーブルコーディネート、フラワーコーディネート

サロン特長:

初心者歓迎、平日開催、夜間開催、土日開催、お友達同士歓迎、少人数制(6人以下)、体験教室あり、予約制、駐車場あり、駅近(徒歩10分以内)

所在地:

東京都品川区大崎

ホームページ、ブログ:

http://aiko-cookingsalon.jimdo.com/

マイサロンはこちら

レシピ

きのこと木の実、ハーブの秋サラダ ウォルナッツドレッシング
きのこと木の実、ハーブの秋サラダ ウォルナッツドレッシング

材料
材料 5人分
・しめじ 1袋
・椎茸 3個
・エリンギ 2本
・ニンニク 1片
・エシャロット 2本
・アンチョビ 1枚
・塩 小さじ1/3
・パセリ 少量
・アーモンド・胡桃・レーズン 各適量
・胡椒 少々

フレッシュハーブ(お好みの量)
・ベビーリーフ
・ルッコラ
・チャービル

ドレッシング
・ウォルナッツオイル 大さじ3
・白バルサミコ酢 大さじ1
・ペルルドセル(塩) 小さじ1/3

作り方
  1. フライパンにオリーブ油(大さじ1)をひき、みじん切りにしたエシャロット・ニンニク、粗みじんにしたアンチョビを炒める。
  2. 続いて、きのこ類を炒め、塩・胡椒をする。
  3. 茸がしんなりしたら、粗く砕いたナッツと、レーズン、胡椒を入れ炒め、最後にみじん切りにしたパセリを入れる。
  4. 茸が冷めた後、フレッシュハーブと合わせ、ドレッシングをかける。